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1995年式
Porsche 993 Carrera
車両の細かな状態は
写真毎に説明があります
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説明と共にご覧ください
ポルシェの傑作車、
貴重ファイナル空冷モデルを
心底楽しみきる!提案
-最後の空冷モデル911シリーズ第4世代の993-
歴史とともに空冷エンジンにこだわり開発を進めてきたポルシェが最後に世に送り出した空冷モデル、世界的にも貴重で「空冷バブル」というフレーズまで生み出した、常に最良を求め続けるポルシェエンジニアリングが過去に残した歴代傑作車の1つが、このファイナル空冷モデル993シリーズです。空冷フラット6ならではの5000回転を超えたあたりから発生する神秘的・官能的サウンドとともに剛性豊かでコンパクトなボディが「質量の二乗的マッシブ」に加速する「あの」感覚は良くも悪くもこのモデルまで、最後の911フォーマットとなった設計はDNAを承継しつつもルーフラインを除き全て設計変更刷新されたという、正に911デザインを昇華させたモデルとして世界中の空冷ファンから絶賛される名車です。
かつてのターボルックと見紛うまでに拡張された動物的フォルムは、空冷リアエンジンが進化した最終形です。リアヘビーで一部の愛好家しか100%本領発揮できなかったポルシェの挙動を、より深く味わえる様にマルチリンクサスペンションを、そして空冷ならではの「あのサウンド」を現代環境にマッチさせるべく大型のサイレンサーシステムをその「豊満」なリアフェンダー下飲み込んだ結果生まれた意匠です。 この車を素手で洗車すると良く理解できるのがボデイとフラットなガラス面、そしてポリエプソイドヘッドライトを採用して実施できたフラットなフェンダーのデザイン。このジャーマンメイドな工業製品はまさに芸術的美しさと作り込みの素晴らしさを感じる傑作品です。
この最後の空冷モデルがリリースされたのは今から27年前、1993年から98年の6年間ですが、後の水冷モデルにリリースが移行した後、皮肉にも世界的に人気を集めたモデルというのも、最後の空冷モデルとしてポルシェが威信をかけて世に送り出したクラフトマンシップ満載の工業製品である事がよくわかります。
スプレマシーマインドを満たす
「ティプトロニックSのポルシェ」
という選択肢
スプレマシーの取材でお伺いする喜びの一つに、個性豊かで素晴らしい「お車」に乗られている「素敵なオーナ様に出会える事」があります。皆様感性豊に素晴らしいエンスーライフを素敵な「お車」と過ごされておられますが、その反面普段使いは「A T国産車(外車)」という方が多いのも個人的なリサーチ結果です。重いクラッチが大変、渋滞などではエアコン・オートマでないと厳しい、歩道との段差など趣味車ではコンビニにも寄れないという実情があるのではないでしょうか。ポルシェはもともと万能的スポーツカーとして、ステアリングを握りアクセルを踏むといつの間にかその気にさせてくれ、コンビニ段差を物ともせず乗り越え、高速道路〜ワインディングそしてサーキットにも行ける!というイタリア産スーパーカーには到底できない事を懐深く許容してくれる万能プレイヤーです。そのポルシェのティプトロニックSという選択肢を、オーナー様から「是非」という言葉を頂戴し久しぶりにドライビングして感じたのはまさに、悩み多きスプレマシストの欲求を100%満たしてくれる、「コンビニにもふらっと寄れる万能スーパーカー」というフレーズだったのです。(是非後書お読みください!)
アート的鑑賞をされるオーナー様
ガレージの中には宝石の様に輝くジェム達を、まるで絵画鑑賞をされる様に楽しまれるオーナー様、歴代メルセデスなどのドイツ車を中心に、バリエーション広くコレクションされておられます。このRSルックが大変美しいのティプトロニックSの993も、その様なオーナー様の鑑賞的実用車両でした。前述の様に大変貴重なラスト空冷911モデルという事もあり、コレクションとして長きに渡り保管されたいとの事でしたが、諸般の事情でガレージ整理を余儀なくされ、誠に残念ながら手放される決断をなさいました。
現在機関・外観・インテリアに不具合は全く無く、写真でご覧いただける様に、フロントの誰もが避けられない飛び石痕とリアガーニッシュのアクリルの経年変化のみで事実上大変良いコンディションです。走行は10万kmを超えた所ですが、換算すると約6万マイルになり、海外市場などでは「これから」という状態の個体です。取材時時点でリリースから25年経過した計算になりますが、経年変化を殆ど感じないとてもクリーンなイメージが好印象な車両で、なんとも幸せな環境で愛されている個体であると感じた次第です。
取材後記
今回オーナー様のご好意で、撮影前にじっくりこの993を洗車させて頂き、その後撮影場所までドライブさせて頂きました。僅かな水量で傷がつかない様に表面を撫で、ウエットクロスでじっくり触り込ませて頂きましたが、フェンダーの造形やパネルの肉厚、前述のフラットなガラス面とボディの面の感触など、現行車両などとは比較にならない素晴らしい作り込みと製造精度の高さに感嘆の声を上げずにいられませんでした。キーを捻りアイドリング・・・ドライですがジェントルな993空冷サウンドは今まで聴いてきた過去の空冷サウンドとは明らかに異なり、現代マッチしたジェントルなイメージ、それでいてあの「素敵な空冷サウンド」である事には間違いありません。「カキーン」とドアを閉め、タイトなでクラシックなポルシェのインテリアに身を納め(実は大好き!)ドライブしたその感覚は・・・ちょっとだけ踏み込んだその感覚は・・・私の脳裏の50%程を占領し、取材後数日経過しても未だ離れない物になってしまったのです。これがポルシェ993マジックなのか?! いつかはナローにと思い続けて十数年の筆者でしたが、最後の空冷モデルを気軽にティプトロで乗る・・・これならA T限定の奥様説得できるだろうかと気がつけば考えている自分を見つけました。ティプトロニックSのラスト空冷モデル恐るべし・・・。
▲この素晴らしい車両は現在、東京都にあります。
個人のため諸費用等はかかりませんが、自動車税(月割り)とリサイクル料のご負担をお願いいたします。また陸送等は購入者様の方で手配をお願いいたします。
※掲載車両は個人所有の物でオーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。
※記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があり、記事内容に関しても当サイトで裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき下さい。
※掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで購入を前提として検討されている方のみとさせて頂きます。
※以上の記事内容は、オーナー様のコメントをもとに作成したものです。整備履歴、修復歴などに関しては、当サイトで裏づけを取ったものではありません。