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1977年式

MG MGB Roadster

車両の細かな状態は
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世界中の人々から最も愛された
スポーツカーの原点・・・
44年経過して尚潔い、
77年式ウレタンバンパーのベーシックで
美しい立ち姿に感激する・・・。

1962年に誕生してから実に18年間・・・1980年に最終モデルがアビンドンの工場から出荷されるまで、実に世界に52万台が出荷されたMGB・・・。実に8割近くが輸出される程メインマーケットであったアメリカの厳しい安全規制に対応するために、苦肉の策で車高を上げ、ウレタン製バンパーを追加した後もMGBは売れ続け、この小さなロードスターの生産台数が過去最高になったのは、僅か生産終了の3年前、1977年のことでした・・・。

大西洋を挟んだ両側の老若男女を魅了し続け、売れに売れたMGB・・・。1980年の生産終了から9年後の1989年にそのコンセプトを真似て登場したマツダ製ロードスターがその座を奪うまで、MGBは世界中で最も愛されたスポーツカーだったのです・・・。

どこも変えようのないベーシックな美しさ・・・素直さという魅力・・・機械的なシンプルさ・・・、そして手頃な価格はもちろんの事、世界中の人々がこのクルマに求めたのは「風を切ってドライブする純粋な楽しさ」でした・・・。そして、その「楽しさ」は生産終了から44年経過した今も全く色褪せる事なく「ベーシックなクラシックカーエントリーモデル」・・・あるいは其のベーシックさ故に、「人生上がりのクルマ」として脈々と受け継がれているのです・・・。

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18年間アビンドン工場をフル稼働させた
MGBの魅力の根本とは・・・

当時を振り返り、MGBが大成功を収めた理由を理解するのは難しいことではありません・・・。

1962年、戦後の緊縮財政から脱却しつつあった世界は、手頃な価格のライトウェイト・コンバーチブル・スポーツカーを求めていました。MGBの前身であるMGAは、10万台以上が生産され、そのうち約8万台が米国で販売されるという大成功をすでに収めていたのですが、戦前からの古典的スタイル満載・・・ドアハンドルもサイドウインドウも持たない・・・雨がふれば、ずぶ濡れになる事を我慢しながら乗るMGAは、当時実用的では無かったのです・・・。

1962年に発売されたMGBは、MGAのボディ・オン・フレームを廃止し、モノコック・シャーシを採用することで、広いキャビンとラゲッジスペースをユーザーに提供します。またこのシャーシの大幅な剛性アップからハンドリングを大幅に向上させることで、運転する本来の楽しさを格段にアップさせたのです。

ロールアップできるサイドウインドウが付いている・・・!

MGAの様に幌骨を抜く必要なく、ロックを外すだけて簡単にオープントップに出来る・・・!

今となっては当たり前の事も、当時は革新的な事でした。

この新世代が求めていた、「晴れた日には幌を開けて景色を楽しみ、雨の日には幌を閉めて雨をシャットアウト出来る・・・!誰もが気軽に、オープンエアモータリングを存分に楽しめるスポーツカー」となったのがMGBの革新的進化だったのです・・・!

この様な実用面での改良が世界中の顧客の心を掴み、その後アビンドンの工場ではフル稼働生産が行われるようになり、実に52万台ものMGBが産まれたのです・・・。

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オーナー様とこの77年式MGB・・・

北アルプスの麓、大自然に囲まれた環境で、羨ましい程素敵なライフスタイルを送っておられるオーナー様と、日中でも涼しさを感じる環境で77年式MGBを取材させて頂きました。

スプレマシーの取材では、皆様大変な強者・・・!でいらっしゃる事を良く感じるのですが、このオーナー様の武勇伝も錚々たるもの・・・国産車ではギャランGTOに始まり、ハンドメイド117クーペ、そしてベレットGTまで・・・!時間軸を同じくしてフラット4の魅力にどっぷり浸透され、生涯乗られたビートルだけでも15台・・・!その後、フラット6に昇華されたのは言うまでもなく、80年代の911SからカレラCS・・・そして911ターボへと・・・クルマの魅力の真髄を酸いも甘いも知り尽くされた、その生き方からとても人間力溢れる大変魅力的なオーナー様です・・・!

そんなオーナー様が英国ライトウエイトMGミジェットに乗っておられたのは今から35年ほど前、時代の流れの中で手放されてしまいましたが、あの「シンプルな楽しさ・・・」に憧憬の念を長年お持ちでおられ、「次は状態の良いMGBを・・・」と長年探し求めて来られました・・・。

近年ひょんな事からそのご縁が巡って、本日ご紹介するレッドとオレンジの中間色的「バーミリオン」に近年塗り替えられたばかりのMGBを手元に置かれる事になります・・・。

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70年台MGBらしい
ビンテージなカラーリング・・・!
バーミリオンも鮮やかな
77年式MGBロードスター
じっくり観察していきましょう・・・!

冒頭にも触れましたが、この車両はMGBの生産台数が過去最高を記録した1977年のモデルです。初年度登録昭和53年、検査証車体番号が18GH-XXX-LJという事から、日本レイランドが当時正規輸入した車両である事が観て取れます。

まずなんといっても眼を引くのが、実に潔いウレタンバンパーのオリジナル車両である事でした。アメリカの安全基準によって装着を余儀なくされた5マイルバンパーは、そのボリューム感から発売された当時、1950年台の英国のとてもグラマーな女優ノーマ・アン・サイクスのニックネーム「サブリナ」と揶揄された程の物でしたが、44年経過した現在では、その希少性からオリジナル度満載の出立ちはあえて「潔い・・・!」と思える程・・・。このサブリナバンパーを取り払ってのバンパーレスや、メッキコンバージョンが流行った時代を経過して、今や「よくぞ残っていてくれた・・・!」と感慨深く思う程です。

次に眼を引くのはバーミリオンに再塗装されたボデイの状態・・・。エンジンベイやトランク内に枯れた元色のマスタードイエローが確認出来るものの、外観は仕上がった状態で錆・傷・凹みなど無く44年経過したクルマとは思えないフレッシュなオーラを漂わせています。

キビキビとしたオリジナルのハンドリングを生み出す、水平にセッティングされたフロントロアアームからも、このサブリナモデルの特徴である1インチハイトの上がったオリジナルスタイルが見て取れ、当時物のオリジナル「ロスタイルホイール」とのオーバービューなど正に時代のサバイバー感満載の車両なのです・・・!

劣化が非常に少ないオリジナルの幌も、透明部分のクリア感も素晴らしく残っており、実に希少

感満載・・・!また付属するトノカバーなど、使用する機会が少なく、劣化して収縮し留め金に届かない・・・という経験をなさった方も大勢おられると思いますが、撮影中のトノカバー装着も大変スムーズに行う事が出来、状態よく残っている事に感激を覚える程です・・・。

ステアリングが定番の英国モトリタ製に交換されている事を除けば、インテリアもオリジナル状態が色濃く残っており、ビニールシートカバーが装着されていた恩恵から、ドライバーズシート・ナビシートとも、オリジナルのオートミールカラーのシートが驚くほど良い状態で残っており、正にサバイバーといった感を見る者に与えているのです・・・!

さて・・・エンジンスタートです!是非動画でご確認下さい・・・!キーオンで電磁ポンプの音が静かに・・・そして躍動的に響き渡ります・・・。アクセルをパーシャルの位置でイグナイトすると・・・!BMC-Bタイプエンジンに火が入ります!オーナー様のブリッピングにレスポンス良く反応し、軽快なエキゾーストサウンドを辺りに響かせるもそのはず・・・!この車両の特徴としてサイドドラフト式ウエーバーコンバージョン、そしてステンレス製エキゾーストパイプへの変更が行われており、オリジナルのSU3/4では味わえないピックアップの良さをこのクルマに与えているのです・・・!

オーナー様と談笑交えて約3時間、様々な観点からヒアリング〜確認いたしましたが、現在機関・外観・インテリアに不具合なく、車検を取得すれば直ぐ走り出す事が出来、この時代のクルマ特有の「車との会話を楽しみながらオープンエアモータリングを満喫する・・・」という、深く味わいある時間が楽しめる貴重な個体であると拝見いたしました・・・。

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取材後記

MGB・・・最も売れた英国製スポーツカーへの変わらぬ愛・・・

実は筆者もその内の一人・・・アメリカにいた頃、街中を時折オープントップで颯爽と走り去るMGに大いに憧れ、学生の分際でしたが個人売買でついに格安ミジェットを購入、夜な夜なレストアしたりドライブしたりと、今思い起こせば、それから延々続く人生ライトウエイトスポーツ乗りの始まりでした・・・。帰国後迷わず普段使いの車として購入したのが、この車両と同じ78年製ウレタンバンパーをもつMGB・・・ストレートに楽しいMGの魅力に当然の流れだったと思います・・・。

このMGBも、普段の通勤からサンデードライブへと徹底して乗り込みましたが、多くの人々が

感じるMGBの魅力とは・・・パワーやハンドリング、快適さを求めてではなく、全くシンプルな「走って楽しい魅力・・・とクラシックな味わい・・・」であり、現代のクルマから比較すると「不便さの極みを楽しむ」という感性に響く部分でもあり、「小さな事などどうでも良い・・・!」と思える程、懐深い魅力があったからなのだと思う限りです。

今日、英国内だけでも4万台近くが生き残っているという事実は、豊富で安価なパーツの供給を実現しており、ボルト一本からボディ全体まで、リプロダクション・アイテムふくめて豊富に存在します、この辺りを知ることで、実に深い英国クラシックカー文化に触れる事が簡単に出来るのもMGBの大きな魅力であると思います・・・。

オーナー様はこのMGBを大変気に入っておられ、趣味のガレージライフをコツコツ楽しみながら行く行くは車検を取得して普段乗られる事を計画なさっておられます・・・。

ただ・・・もしこの「貴重なサバイバー」を気に入って頂き、大切に引き継ぎたい・・・・という思いのある、未だ見ぬ新オーナー様との良縁があったならば・・・「是非とも後世に引き継いでいただきたい・・・」と願っておられるのです・・・。

とても前向きな人生の心の整理・・・

これがオーナー様のお心内と感じた、私の取材記でした。

44年の時間を経て、貴重なオリジナルスタイルで生き残った、「時代のサバイバー」は次のオーナー様の元、普段の移動の手段として大活用する事できっと輝きを増し、共に過ごすオーナー様のライフスタイルを味わいある物へと変化させることでしょう・・・!

「世界中の人々から最も愛されたスポーツカーの原点・・・44年経過して尚潔い、77年式ウレタンバンパーのベーシックで美しい立ち姿に感激する・・・。」

きっとクルマがもっと好きになるかもしれません・・・。

 

▲この大変素晴らしい「1977年式 MG MGB」は現在、長野県にあります。

個人間売買のため消費税・諸費用等はかかりません。また現在一時抹消登録中車両ですので月割り自動車税負担もありません、併せてリサイクル預託金はオーナー様がご負担頂けるとの事です。陸送等は購入者様の方でご手配をお願いいたします。

※掲載車両は個人所有の物でオーナー様の依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

※記事内容は筆者が3時間程度の取材時間の中で、オーナー様のコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があり、記事内容に関しても全て当サイトで裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき下さい。

※掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで購入を前提として検討されている方のみとさせて頂きます。

※以上の記事内容は、オーナー様のコメントをもとに作成したものです。整備履歴、修復歴などに関しては、当サイトで裏づけを取ったものではありません。

スペック

車検

一時抹消登録

走行

83200km
取材時表示(不明)

レストア

ハンドル

左ハンドル

バッテリ

長さ

4020mm

1520mm

高さ

1300mm

重量

1050kg

排気量

1790cc

出品地域

長野県