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1965年式

Austin Mini Cooper
1275S Mk-I

Racing Modified

車両の細かな状態は写真毎に説明があります

上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください

Chassis No. C-A2S7-676519 Original Engine No. 9F-SA-Y.36447 The most powerful and best way to enjoy...

余程の勇気が無いと今からは出来ない・・・
本物クラシックミニ・クーパー1275S、
最強で極上の楽しみ方・・・

ゴーカートライクなミニは、いつ乗っても楽しい、男心くすぐる素敵なクルマです・・・!それがどの年式であれ、ノーマルの個体から、個性的にカスタムされた個体まで、「走る・止まる・操る・・・」という基本的な「自動車に乗るという事」がこれほど「楽しい!」と思わせてくれるクルマの存在も稀有な事ではないでしょうか・・・。

数々のエンスー車を乗り継いで来られた百戦錬磨のエンスージアストの多くが、人生上がりの車にスペシャルな「ミニ」をチョイスされるのも頷ける事です・・・。

その「ミニ」の中でも最上級に位置する超希少車・・・1964年から1967年にジョン・クーパーが手がけた1275S Mk-Iを、当時のオリジナルパーツを全てストックしながらも、お気に入りの峠やワインディングを、壊れる心配を余所に思いっきり走れる・・・エンスージアストにとって夢のような提案が本日ご紹介する車両です・・・!

Simple and racy bumpers have been changed, original bumpers front and rear are included.

コレクターズアイテムと化してしまった、
1965年式 Austin Mini Cooper 1275S Mk-I・・・

すでに周知の通り、ミニは1959年の誕生以降ほぼ半世紀に渡り、世界中のエンスージアストの心を掴み続け、2000年にその生産が終了するまで実に5,387,862台が産み出された開発者サー・アレック・イシゴニスの傑作です。

モンテカルロラリー・チェルニ峠におけるポルシェとの伝説のバトルを制したクーパー1275S・・・。

小さなクルマが大排気量スーパースポーツを背後から迫り抜き去る「ジャイアント・キラー伝説」に熱狂し、世界中のエンスージアストが、まさに「崇拝の対象」とした、究極のミニクーパー“S” は、Mk-IからMk-IIIまでトータル27206台のみが存在し、1964年から1967年の僅か3年間に製造されたMK-Iに限ると、14313台・・・。すでに製造から54年経過した今日現在、その現存個体数の減少も含めて、希少性は全世界でうなぎ登りの程を表しており、その価格を含めまさにコレクターズアイテムとして憧憬の的となっています・・・。

Motolita Racing is chosen, valuable steering wheel included, including the original

まさに究極のコレクターズアイテムと化した
Mini Cooper 1275S Mk-I・・・

「フロントエンブレム上に“S”のバッジが付いたクラシックルックな「本物クーパー1275S Mk-I」を、ガレージの中で夜な夜な想いのままにモディファイし、週末のワインディングに峠に・・・究極はクラシックカーレースに参戦出来たらさぞかし痛快・・・!」

と思いを馳せるエンスージアストはきっと世界中に大勢いらっしゃる事でしょう・・・!

しかしながら・・・

すでにコレクターズアイテムと化した「貴重な個体」にあれこれ手を入れるのは相当勇気のいる

事・・・ではないでしょうか・・・。

Minis do rust, but with proper garage storage, there is no rust, no major dents or scratches. No major dents or scratches.

まさにプライスレスな価値、
前オーナーが25年向き合った個体・・・

さてお待たせいたしました・・・本日は、前オーナーが25年という長い年月をかけ、じっくり向き合い、理想に向けコツコツ仕上げたからこそ産まれた、エンスージアストの「人生の夢を現実に変えてくれる・・・楽しみ満載本物1965年式オースチン・クーパー1275S Mk-I」をご紹介します・・・。

まさに・・・時間の経過と共にあまりにも貴重になり、こうしたくても・・・出来なかった一台・・・!ちょっと普通じゃない“S”付き本物クーパーMk-Iで週末の峠を楽しみ、マッチング1275エンジンを含む貴重なオリジナルパーツの数々をガレージに配して鑑賞し、その気になればいつでもオリジナルのMK-Iに戻すこともできる・・・そんな究極仕上がったレーシング・クーパー1275S Mk-I・・・!なのです・・・!

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1965年式 Austin Mini Cooper 1275S
Mk-I Racing Modified・・・この車の概要

前オーナー様がこの「1965年式オースチンクーパー・1275S MK-I」を手に入れられたのは、今から25年前の事・・・。手に入れられた時は、オリジナルの状態でした。当時の雑誌を紐解いてみてもわかりますが、今ほどクラシックカーとして価格は高沸していた訳でもなく、手に入れやすかった時代だったのです。

手に入れてから10年間ほどこのオリジナルの状態で、趣味のドライブに、週末のワインディングに・・・と楽しまれた前オーナー様でしたが、15年程前に公道での走行では物足らず、サーキット走行へとその場を移します・・・。

目指されたのは・・・近郊のサーキットへ自走で向かい、目一杯走って楽しみながらも「壊れない」マシンを目指されたとの事・・・。

15年の歳月をかけて「じっくり楽しみ、作り込んで来られたマシン」は、筑波サーキットで開催されるクラシックカーレースに出走できる仕様に完全昇華しています・・・!(JCCA仕様)

エンジンは最も信頼のおける近年のローバー1300へスワップ(公認車検取得)、安心して回せる、そして壊れない内容に仕上がっています。

ストレートカットのギヤボックスも独特の異彩を放っており、普通で無い感満載なのです・・・!

キャブレターも当然極めたもので、45口径ウエーバーをツインで装着、しかもスプリット・・・!セッ

ティング含めてこだわった内容になっています。

ワイヤーを使わない、アクセルペダルからスプリットウエーバーのリンケージが見事な造形でリンクされ、右足親指のほんの僅かな動きにも瞬時に反応する・・・アクセルレスポンスが超絶素晴らしい・・・!と思わせる物です・・・!

ハイパワーなスターター、ダイナモ変更近年の国産オルタネーター化、そして同時点火システムはもちろん、冷却系も近年の物に変更済みです。

レースの安全性と軽量化の為に、スライド式サイドウインドウ、ラッチで開閉できるサイドウインドウともポリカーボネート製に交換してあります。

足回りもクスコ製リミテッドスリップデフ、強化スタビライザー、4ポッドディスクブレーキなど完全武装。程よくローダウンされた車体と、オーバーフェンダーいっぱいまで小気味よく納まるブラックアウトされたミニライトの10インチホイールに、165/70R10アドバン-032Rが素晴らしく戦闘的なイメージを醸し出しています。

そして・・・センターマフラーからはミッドレンジがブーストされた実に素晴らしいサウンドが・・・!

そのシャープなサウンドが、1万回転まで刻まれたスミス製タコメーターの針を踊らせながら、実に官能的なハイノートを奏でるのは、どんなに素晴らしい音楽さえも「いらない・・・!」と思う程、エンスーマインドに響くのです・・・!!!

これらが素敵な要素が、ノスタルジックでクラシックムードいっぱいのオリジナルMK-Iボディから表現出来るのは実に愉快・爽快・・・!見る物の眼を釘付けにするスーパーなオーラを周囲にプンプン漂わせながらパワフルに佇むのですから堪りません・・・!!!

そして気がついたのは・・・

今なら貴重な個体をここまで手を入れるのは精神的抵抗があれど・・・

前オーナー様が、このクルマに掛けた時間は、まさにプライスレス・・・

しっかり仕上がったクラシック・レーサーで非日常感を積極的に楽しみ・・・

「いつでも元に戻せる極上の価値・・・」を手元に置くことができる・・・!

まさに「クラシックミニ・クーパーS、最強で極上の楽しみ方・・・」と思った次第です・・・!

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このスペシャルな本物Mk-I・・・
乗らせて頂きました・・・!

素晴らしいクラシックカーを後世に脈々と伝えて行きたい・・・そんな想いで執筆活動させて頂いておりますが、「堀川さんに原稿書いてもらうのだから、十分に楽しんでインプレッション書いて・・・!」と言われるのがとても幸福な事です!

現オーナー様が、きっちり仕上げられた外装は、写真でご覧の通り素晴らしく美しい状態です。言うまでも無く、すでに製造から56年経過しており、修復され仕上げられたことは大前提ですが、前オーナー様から履歴では、完全密封ガレージ保管と言う事もあり、ミニ特有のサビも無く、凹み、傷等は見当たりません。下回りも同様で、スタビライザー、ダンパーも美しく、レースで酷使された

印象ではありませんでした。ブラックで塗装されたルーフも直近で仕上げられたとの事、緑の木々が美しく映り込む写真・動画で状態ご覧いただければと思います。

https://youtu.be/ABywcWnP_Mo (外観動画)

独特のヒンジが機能するドアを開け車内へ乗り込みます。雰囲気のよくあるクラシックなバケットシートに座ると、通常のミニより低くセッティングされたレーシーなポジションであることに瞬時に気がつきます。定番のステアリング・ハイトアジャスターでポジションはバッチリ・・・!左手をスッと落とした自然なポジションにシフターがあり、普通で無いミニに乗ったことに気がつきます・・・。

必須である後付けスミス製タコメータを除けば、クラシックMk-Iそのもののセンターメーターに落ち着きを感じるものの、イグニッション・オンで目覚めるエンジンサウンドでまたもや、普通でないミニに乗った事に気がつく次第です・・・!

エンジンの始動性は抜群によく、むずかることなくローバー1300改ユニットは目を覚まします・・・!

特筆すべきはそのピックアップのシャープな吹け上がりです・・・!

絶妙に・・・実に絶妙にアクセルに反応する45口径スプリット・ウエーバー・・・!高回転を好むセッティングですが、アイドリングもむずかる事なく安定した物でした・・・。

でも・・・やはり男心です、ブリッピングを十分に楽しみ(笑)、スッとクラッチをミートさせると、頭を持っていかれる痛快な加速で立ち上がって行きます・・・!

普通で無いのがやはり走行サウンド・・・!

ストレートカットのギヤボックスが独特のサウンドを奏でます・・・!

この「普通で無い感が素晴らしい・・・!」と陶酔できるのです・・・!

https://youtu.be/PwBolsTBUg0 (走行動画)

「速い・・・!軽い・・・!楽しい・・・!」などの言葉が、脳内で浮かんでいたと、後で想い出されました・・・。

現在はLSDのセッティングがサーキット向けとなっていることもあり、どこまでも真っ直ぐ・・・一直線に進む感じ・・・トラクションを加えた高速コーナーはめちゃくちゃ楽しいだろうな・・・!などもクルマを降りて感じたイメージ・・・(笑)実に集中してひとときのドライブを堪能させて頂きました。

「サーキットもともかく、LSDのセッティングをもうちょっとマイルドにして・・・、〇〇峠に持って行ったら・・・きっと最高に楽しいだろうな・・・!雰囲気は最高だなぁ・・・」などとぶつぶつ呟いていた筆者が明らかに居たのです・・・!

「超貴重価値・・・!全て当時物、付属するパーツの概要について・・・」

前オーナー様が25年かけて交換されてきた貴重なオリジナルパーツは全て保存してあります。全て「涙ものの貴重なパーツ類・・・」軽バンの荷台がいっぱいに成る程の量・・・

前オーナー様が、その時折収集なさった当時物パーツももちろん含まれます・・・

これだけの物を現在収集しようとすると、数百万はかかると思われます・・・!

これらの付属パーツ類について、この車の主治医である堀田自動車、堀田社長による説明動画で是非ご確認ください。

https://youtu.be/wbid33C3omU (付属部品説明動画)

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付属するオリジナルエンジン
No. 9F-SA-Y. 36447について・・・

英国資料によるとエンジンNo.32378以降の物で、Purolator社製フィルターを使用した閉回路式ブリージングオイルライトスイッチ付きの物であった事が分かります。

最強のクーパーのためのレーシングユニット、BMC A タイプOHV 4気筒1275cc・・・当時のレースカテゴリー1.3 リッタークラスを想定するには1275ccの実現は必要不可欠でした・・・。

しかし当時のA型エンジンは1071ccが限界とされており、そこにボア・ピッチをずらすことによって1,071 cc が限界と見られていたA型エンジンの排気量を1,275 cc まで拡大する手法を思いついたのは、ダウントンのダニエル・リッチモンドです。そして今尚語り継がれるイシゴニス、クーパー、リッチモンドの協議により誕生したのがこの名機「1275 クーパーS」です。BMC A タイプOHV 4気筒1275cc エンジンは、オリジナルでは、ツインSU キャブレターと9.7の圧縮比によって、76ps/5900r.p.m.と10.9kg-m/3000r.p.m.を発生、650kg とライトウエイトなミニを最高速度160km まで誘う純正レーシングユニットです・・・。

前オーナー様はこのユニットを15年前まで使用、レース等の酷使で壊してはいけい・・・という事で現在のローバー1300改ユニットにスワップ、オリジナルエンジンは専用の台車にのせて専用ガレージでディスプレイされておられました。このエンジン、ガレージに飾りますか・・・?それとも・・・載せ替えてオリジナルMk-Iを楽しみますか・・・?

この車には究極の楽しみが存在するのです・・・。

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取材後記

「ガレージにこんな子がいたら・・・夜な夜なさぞかし楽しい事に違いない・・・」

そう素直に感じる取材でした。

「人生の1/3をかけて存分に楽しんだクルマですが、魅力を十分に引き出して頂ける方にお譲りしたい・・・」との事で今回の掲載となりました。

非日常感満載・・・とはまさにこの事、ありきたりでは面白くない、そんな人と違った価値観をお持ちの御仁にはぴったりの人生プロジェクトではないでしょうか・・・?

人生上りのクルマとして、普通で無い「本物クラシックミニ・クーパー1275S」は彩り鮮やかに素敵な非日常を提供してくれるのです・・・。

「余程の勇気が無いと今からは出来ない・・・本物クラシックミニ・クーパー1275S、最強で極上の楽しみ方・・・」

取材後、すぐにこのタイトルが浮かんだのは言うまでもありません。

ぜひ「至福の見学」に群馬県までお越しください・・・。

 

▲この大変素晴らしい「1965年式  Austin Mini Cooper 1275S Mk-I Racing Modified」は現在、群馬県にあります。

現在検査切れですが、主治医の所で車検取得してお渡しも可能との事です、ぜひオーナー様へご相談ください。

個人間売買のため消費税・諸費用等はかかりませんが、リサイクル預託金のみご負担をお願い致します。また陸送等は購入者様の方でご手配をお願いいたします。

【お問い合わせに際して・・・】

このページの車両は、ヒストリック・カー、コレクタブル・カーの越境ECサイト、「エステートセール®︎スプレマシー」に掲載されたものです。

至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは、

エステートセール®︎スプレマシーは、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿作成でご紹介し、物・心を整理する、北米文化エステートセールの日本版です。

文化も、次の世代への引き継ぎも、何も残らない、二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は、心にしっかり残しながらも、確実に次の世代に引き継ぐ、ご案内・仲介をいたします。

記事内容は筆者が3時間程度の取材時間の中で、オーナー様のコメントと、見聞したものを元に作成したものです

非常に限られた時間内での確認につき、状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります事ご承知おき下さい。

また執筆内容に関しては、念入りな海外・国内リサーチを含めて、オリジナルの原稿を執筆しておりますが、現地に赴くなど、裏づけを全て取ってはおりません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候、状況及び、筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

スペック

車検

公認車検取取得(現在検査切れ)

走行

84751km取材時表示(不明)

レストア

ハンドル

バッテリ

長さ

3050mm

1420mm

高さ

1350mm

重量

680kg

排気量

1275cc

出品地域

群馬県