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1984年式
Rover MINI Mayfair
Convertible
車両の細かな状態は
写真毎に説明があります
上部スライドには、
車両の魅力的な写真が５０枚ございます
写真をクリックして
説明と共にご覧ください
エンスージアストマインドを
ズンズン刺激！
希少英国製
コンバーチブルコンバージョン・・・
1984年式
ミニ・メイフェア・コンバーチブル登場に
涙腺大いに緩む・・・！
世界中で愛されるミニは、これをご覧になられるエンスージアストの皆様にとって、エンスー道の始まりのクルマであり、また奥深い魅力の存在故、「人生上がりの車・・・」として大変魅力的な車両です・・・。
サー・アレック・イシゴニスが現代に残した革命的発明品・・・。そのミニの伝説から約60年経過・・・。巷にはスイッチオンで動く、家電と化した車が溢れる現代において、クラシックミニは、その気になれば、普段のお気に入りのワインディングをチェルニ峠に変えてくれる・・・！まさにエンスージアストならずとも、老若男女・万人において、何にも変えられない唯一無似のアイコンへと昇華している存在では無いでしょうか・・・。
本日ご紹介する大変貴重な「このミニ」のオーナー様も、ミニの魅力にどっぷり浸透されたお一人様・・・。
始まりのクルマがミニ1000・・・その後の遍歴も、ミニ・バン・・・、そしてミニ・ピックアップ・・・など、途中英国ライトウエイトの代名詞的おクルマや、隣国の2シーターフラット4に乗られるも、片時離れずミニと人生過ごしてこられたお方です・・・。
現在も、ミニ乗りなら「成る程・・・！」と必ず頷かれる「超番外編・・・！？」まで所有される鉄壁ミニ・フリークのお方ですが、そのオーナー様が、30数年前の、とあるイベントで見かけたのが、本日紹介する大変貴重なデタッチャブルトップを持つ「ミニ・コンバーチブル」でした・・・。
「国内には数台輸入された・・・」
「ネット上の写真では。この他に一台しか見たことが無い・・・」
とは、オーナー様の談・・・
ミニに精通されるオーナー様のお話しに「成る程・・・」と頷く限りです・・・。
一見すると1991年から1996年に、ERAで正規ロットとして作られた「ローバー・ミニ・ガブリオレ」と見まごうかもしれませんが・・・こちらは、ソフトトップが車体後部へ収納され、畳んだ幌が大きく残る物・・・ピラーと前部ルーフが残る、このミニ特有のデザインとは大きく事なります・・・。
実は・・・その正規ロットがローバーから販売される以前の1980年代初頭に、英国の熱心なエンスージアスト集団「キースコンバージョン社」によって、極少数のミニ・メイフェアがコンバーチブルへとコンバージョンされ、世界へ輸出された事実がありました・・・。
貴重・・・！
今は無き、
キース・コンバージョン社による
コンバーテッド・
ミニ・メイフェア・・・
キース・コンバージョン社に関する情報は以下の通りです、誠に残念ながらキース氏は数年前に他界され、会社はクローズされたとの情報がありました・・・。
現在ウエブサイトはクローズされ、念の為直接電話もしてみましたが、これも残念な事に不通でした・・・。
Keith’s Convertibles
The Green
Mappowder
Sturminster
Dorset DT10 2EL ENGLAND
Phone: 0870 0660414
web: http://www.KeithsConvertibles.co.uk
（クローズしています・・・）
英国国内でも、この情報を探しておられる方は多く、ミニのフォーラムなどでも、こんなコメントが見つかった程です・・・
I have tried to contact Keith’s but it looks like he’s gone and shut up shop which is a really big shame!!! I need a new roof for my Keith’s convertible and everyone I’ve spoken to be said that they can’t get the quality from other roof makers.
Keith if you were out there start up again, please as we all NEED YOU!
https://www.theminiforum.co.uk/forums/topic/197723-keiths-convertible-mini/
より抜粋・・・
（和訳）
キースに連絡を取ろうとしましたが、どうやら彼は店を閉めてしまったようで本当に残念です。
Keith’sの作ったコンバーチブルミニに、新しいルーフが必要なのですが、誰に聞いても他のルーフメーカーではこの品質は得られないと言っていました。
キース、もしあなたがそこにいるのなら、もう一度会社を立ち上げてください、私たちはあなたを必要としています！
ミニ・エンスージアストの
オーナ様が30超年探した・・・
1984年式
ミニ・メイフェア・
コンバーチブル・・・
オーナー様が、この貴重なキース・コンバージョン社による、ミニ・メイフェア・コンバーチブルと出逢われたのは数年前、インターネットで他県にあった車両を偶然見つけ、「夢の実現へ」と即購入されます・・・。
それ以降、クーペスタイルのミニと比べて、明らかに違うこのミニ独特のスタイルに、
「どこに行っても必ず話し掛けられます・・・知らないミニ愛好家同士話が、自然と盛り上がるのが実に楽しかった・・・！」
と実におおらかにお話し頂きました・・・。
早速、目の前の1984年式ミニ・メイフェア・コンバーチブルじっくり見ていきましょう・・・！
写真50枚・・・詳細動画・走行動画と合わせて、是非この臨場感味わってください・・・！
夏の強い日差しに負けない位、イングリッシュ・ホワイトのボディが眩しいミニは・・・確かに「他には無い・・・」オーラを纏っています。
VINナンバーは、SAXXL2S1N21232597
SAX ローバー製
X 意味なし記号
L 998cc
2S 2ドア
1 ラウンドノーズ
N メイフェア
2 1984年式
- 左ハンドル
232597 最後にAが無い為、英国生産の海外向けモデル
上記から、通常のメイフェアとしてローバーにて作られた事が分かります・・・。
車検証上の初年度登録が、昭和61年となっていますので、英国で改造を施された左ハンドルモデル・・・その後2年程経過した後、国内へ並行輸入された事など想像されます・・・。
センターピラーが残り、ルーフと結合する事で、全体の車体剛性を確保している様子を見て取れます・・・。
残念ながら幌は、経年変化による劣化が進み、国内の幌専門業者様などに依頼するなどして、作り替えが必要ですが、レールから外すことができる、アルミニウム製幌骨は形状・輝き含めて確り健在で、リア・シートなどのレストア含めて、往年の輝きを取り戻す事と思います・・・。
オーナー様がDIYで製作された、リア・ハードカバーを載せると・・・ちょっと風変わりなピックアップ風・・・！とも見て取れる外観が、なんともファニールックで、これはこれで、とても魅力的・・・！と思う程です・・・！
その他に・・・、ミニにお決まりの、ドア内側に水抜きがない事から起きるサビ浮きは見られますが、年式を考えると自然な事・・・、ルーフ前方、幌のフックを引っ掛ける為のホールがある辺りなどにも、塗装のクラックなどが見られますが、それ以前に「よくぞ生き残っていてくれた・・・」と感涙する物で、貴重なミニをレストアする喜び・・・！と昇華できるものではないでしょうか・・・！
現在は、ミニライトの8スポーク・12インチホイールにブリザックを履いていますが、10インチホイールに対応出来る様、10インチキット・ディスクが奢られています。
またミニ定番のハイローキットに、マフラーは新品のR40センター出しスポーツマフラーがセッティング・・・。メイフェアのオリジナルメーター周りから、これもミニ・フリークなら必ず施したい、クラシカルなセンターメーターへとコンバージョンされ、追加のスミス製タコメーター、ステアリングハイトアジャスターと相まって、魅力的なクラシック・ミニ・モディファイが進みそうな予感満載の仕様が嬉しいポイントです・・・！
短編ですが、是非走行動画をご覧ください・・・！
ルーフが取り除かれ、さらに軽量化した恩恵か、実に軽快に・・・そしておおらかにテイクオフする様子がご覧いただけます・・・。
オーナー様によれば、機関は全て良好との事。
幌や内装・外装のレストア実施で、夜な夜なガレージで「終わらない楽しみ」を追いかけるも良し、このままの具合を楽しみ、「果てないレストアへの夢・・・」をじっくり追いかけるのも、奥深いミニ・ライフそのもの・・・と感じた、暑い夏の日の、実に思い出に残る私の取材記でした・・・。
取材後記
前述の通り、取材日はとても暑い夏の日でしたが、実におおらかな表現で、ミニの魅力いっぱいにお話しくださったオーナー様が大変印象的でした・・・。
様々なミニ遍歴をお持ちのオーナー様・・・、30数年脳裏にお持ちだったイメージが、数年前に叶ったものの・・・その後お仕事がお忙しく、頭の中でのレストア・イメージ想像を膨らませ、ようやく手元の存在となった「夢のミニ」との生活を楽しんでこられました・・・。
大変お忙しい日々の中で、「叶わぬレストアの夢」とは、クルマを愛するが故、なかなかジレンマになる物・・・。
「何方かミニを愛する方に、この「想い」を引き継いでもらいたい・・・。」
そんな気持ちで今回の出品となりました・・・。
浮かんだタイトルは実直に・・・
「希少英国製コンバーチブルコンバージョン・・・1984年式 ミニ・メイフェア・コンバーチブル登場に涙腺大いに緩む・・・！」
おおらかなオーナー様の想いと一緒に、この貴重なキース・コンバージョン・コンバーチブル・ミニの「レストアの夢」是非膨らませてください・・・！
▲この大変素晴らしい「1984年式 ミニ・メイフェア・コンバーチブル」は現在、群馬県にあります。
個人間売買のため消費税・諸費用等はかかりません。現在一時抹消登録ですので、自動車税月割り精算はありません。 またリサイクル預託金は、オーナー様のご好意で不要との事です。
陸送等は購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、クラシックカー専門陸送サービスも筆者は行っております、是非ご相談ください。
【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両は、ヒストリック・カー、コレクタブル・カーの越境ECサイト、「エステートセール®︎スプレマシー」に掲載されたものです。
至高・最高（スプレマシー）なエステートセール・・・とは、
エステートセール®︎スプレマシーは、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿作成でご紹介し、物・心を整理する、北米文化エステートセールの日本版です。
文化も、次の世代への引き継ぎも、何も残らない、二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は、心にしっかり残しながらも、確実に次の世代に引き継ぐ、ご案内・仲介をいたします。
記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものです。
非常に限られた時間内での確認につき、状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります事ご承知おき下さい。
また執筆内容に関しては、念入りな海外・国内リサーチを含めて、オリジナルの原稿を執筆しておりますが、現地に赴くなど、裏づけを全て取ってはおりません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候、状況及び、筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。
掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。
何卒宜しくご検討下さい。
スペック
車検
一時抹消登録中
走行
42900km取材時表示（不明）
レストア
ハンドル
左ハンドル
バッテリ
長さ
3090mm
幅
1480mm
高さ
1300mm
重量
660kg
排気量
990cc
出品地域
群馬県