エステートセールスプレマシー

1956年式 Volks Wagen Type-I オーバル・ウインドウ

トップ>ストックリスト>1956年式 Volks Wagen Type-I オーバル・ウインドウ

1956年式

Volks Wagen Type-I オーバル・ウインドウ

車両の細かな状態は写真毎に説明があります

上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「ポイントを絞ったレストアで機関絶好調・・・!
D型エンジン換装・12Vで不思議な程普通に乗れる・・・
毎日を味わいたっぷりにしてくれる
1956年式タイプ1・オーバル・ウインドウ登場・・・!」

半世紀以上経過したクラシックなディテールのクルマを普段の足に気兼ねなく使い、個性溢れるライフスタイルを感性豊かに表現する・・・。日本中どこを見渡しても同じ顔の車が往来する今日の環境下においてエンスージアストなら誰でも夢描く事ではないでしょうか・・・。

しかしながら・・・世界的にすっかり価値の上がったクラシックカーは、しばし普段使いのハードルを高くし、夢叶って手に入れたものの、ほとんど乗らずにガレージの中で休眠中・・・移動するのは修理の時と車検に出す時だけ・・・。そんなオーナー様達の悩みも頻繁に聞く今日この頃です・・・。 

内装はさておき機関はバッチリレストア済み!いつも身近に置いて、全く気兼ねなく乗れるクラシック・・・そんな魅力的な一台を本日はご紹介いたします!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「セマフォー腕木式方向指示器を出しながら街中を疾走・・・!
普通に使える、1956年式タイプ1・オーバルウインドウ・・・」

今日ご紹介するのは、街中をセマフォー腕木式方向指示器を出しながら普通に使う、クルマ好きには堪らない魅力の一台です・・・。

有難いことに、クラシックカー・コレクターのオーナー様から「堀川さんに原稿書いてもらうのだからじっくり乗ってきて・・・!」と鍵をお預かりし、仮ナンバー取り付け、まずは洗車から取り組み各部をじっくり観察〜確認します・・・。

このタイプ1のポイントは、ヤレた味わいを残しながらも、「要所を抑えた拘りレストア」が確り施された1956年式オーバルウインドウという事に尽きます・・・。雰囲気のある破れ方をした当時物と思わしきシートも、シャビー・シックな雰囲気が漂い、「安易に直さない」という選択をしたセンスの良さに、「気取らずこのまま普通に乗っていたい・・・!」と自然に思わせてくれるのです・・・!

ざっくばらんとした付き合いやすさ満点のリアルビンテージですが、流石にサクッと直されたホーンボタンだけは「探してあげたい」気持ちになりました・・・。世界中に愛好家がいるクラシックビートルならではの世界観があり、ebayなど海外サイトでも豊富に選べる楽しみを残しています・・・。

ホーンボタン参考提案 例1

https://vwispwest.com/wolfsburg-horn-button-p-span-data-scayt_word-bug-bus-ghia-data-scaytid-4-bug-bus-ghia-span-p-113951501b/

ホーンボタン参考提案 例2

https://www.justkampers.com.au/113-951-501-b-ivory-horn-push-vw-t2-split-1955-1967-vw-beetle-1956-1959.html

動画でご覧いただける始動性も良く快調なエンジンは、後年式62年以降のD型エンジンに数年前に換装済み、車検証の記載も「D」となっています。またフラット4エンジンに付き物のオイル漏れも見当たりません・・・。また12V仕様に変更されており、フロントフード下には丁寧に引き直されたハーネス類が整然と新しいヒューズボックスに繋がれており、安心して普通に使える雰囲気を物語ってくれています・・・。

数年前に全塗装が施され、錆や凹みがないボディ外装も、決してピカピカコンディションではなく、ヤレた感じをうまく残した味わいある仕上げが施されています。

フロントフェンダーやリアフェンダーは交換済み、下回りを見回しても確り仕上げてありますが、色艶など経年変化した味わいを残しています・・・。

丸い造形が素晴らしいアイアンバンパーも、時代と共に出来た傷などこのクルマの歴史の一部として残してあり、経年変化を積極的に楽しむ姿勢が窺える物で、古典的な1956年式のルックスに不思議な程馴染み、これまたシャビーな雰囲気バッチリと言った所が良いのです・・・!

そうかと思えば、特徴的なテールレンズはHella製に交換済みなど、安全に古典的クラシックカーを積極的に楽しむ・・・。この65年経過したとは到底思えない程、確りした走りが特徴の1956年式オーバル・ウインドウを持つタイプ1はそんな考え方が伝わってくるとても素敵な一台だったのです。

ドアを開け乗り込んでみます・・・。

軽く引くだけでカッチリと閉まるドア、窓を開けていないとキーンとなると言われ、仮に水没しても、しばらく浮かんでいられるとまで謳われたタイプ1の機密性の高さは健在です・・・。またこの年式ですからシートベルトはありません・・・。軽いクラッチを踏みエンジンスタート・・・!実にスムーズに数回のクランキングでD型フラット4エンジンは目覚め、軽やかなアイドリングへ移ります。

試しにウインカーレバーを操作すると・・・、セマフォー腕木式方向指示器が「カタン」という音とともにコミカルに動くのです・・・!もちろん安全性の為、バンパー上に後年式クリアレンズ・ウインカーが取り付けられており、交差点でも不安はありません・・・。

面白いほどカチカチ決まるミッションとノンアシスト(当然)ながらも軽いステアリングを操作し、ノンサーボだからブレーキには慣れる必要があるな・・・などと考えてそのブレーキに慣れた頃・・・。気がついたのは「既に65年経過した車に乗っている事実」を完全に意識していない事だったのです・・・!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「歴史の狭間で生まれた傑作・・・
フォルクス・ワーゲン(人民の車)タイプ1」

これを読まれる皆様には周知の事実ですが、21,529,464台が生産されたビートルは、単一プラットフォームの自動車としては、史上最も長く、最も多く生産された自動車です。

フォルクスワーゲンタイプ1は、世界中のVW愛好家や一般の自動車オーナーから支持され、また文化的にも大きな関心を集め、今日アイコンと化した車となっています。

今日世界中のフォルクス・ワーゲン=人民の車として根付いたタイプ1は、フェルディナンド・ポルシェ博士が流線形を知るため自然界の昆虫のデッサンからデザインした曲線的なフォルムと手頃な価格から、全世界で愛され、アメリカでは、「バグ」イギリスでは「ビートル」と愛称され、まさに不朽の名作となった車です。

タイプ1のアイデアは、1924年にドイツ連邦共和国の首都を襲った作戦が失敗に終わった後、獄中にいたアドルフ・ヒトラーが考案したものです。ヒトラーは、ドイツの失業問題を解決するために、政府が自動車専用道路(アウトバーン)を建設すること、そして当時のドイツの自動車産業はまだほとんどが高級車に限られており、自動車保有率はわずか2%だった時代に庶民が買えるような車を大量生産し国内経済立て直しを計画します。

それから9年後の1933年2月、ナチス党が政権を握ると、ヒトラーは温め続けた国家建設計画を最初の閣議で提起、アウトバーンの建設が開始されました。

そしてその直後1934年4月、フェルディナンド・ポルシェが経営するシュトゥットガルトのデザイン会社は、この特別な車を10ヶ月以内にデザインするという重要な任務を与えられたのです・・・。

ヒトラーが提示した開発条件とは・・・。

・大人2人と子供3人、荷物が積める小型車

・アウトバーンを時速100kmで走行出来ること。

・100kmあたり7リットル以上の燃料を使用しないこと。

・すべての部品が迅速かつ安価に交換できるように設計されていなければならないこと。

・空冷エンジンであること。

・販売価格が当時価格で1000マルク以下であること

ヒトラーの要求と優れた小型車を作りたいと願ったフェルデナント・ポルシェ博士の想いがリアに空冷エンジンを搭載したボディスタイルを実現、1939年初頭には、年間15万台の生産能力を持つヨーロッパ最大の自動車工場となり、1942年には年間150万台の生産能力を持つまでに拡張される予定でしたが第二次世界大戦勃発で休止・・・。民間用のVW車の大量生産が始まったのは、戦後の占領期に入ってからとなります。

工場の再開は、イギリス陸軍のイワン・ハースト少佐の先見性によるところが大きく、ドイツは雇用を必要とし、イギリス軍は車両を必要としていることからハースト少佐は、イギリス軍に2万台の車を発注するよう説得、1946年3月までに工場は月に1,000台の車を生産するまで回復します。 このイギリス人少佐の尽力で、車は元のフォルクスワーゲンという名前に戻り、町はウォルフスブルクと改称され1945年には最初の1,785台のタイプ1が製造されるまでに至ったのです・・・。

今回の車両は1956年式・・・。最も人気があると言われるオバールウインドウの個体です、65年経過した今日普通に乗れる素晴らしさ・・・。

まさに「歴史のサバイバー」と感じた取材だったのです・・・。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

取材後記

シャビーシックなブルーのタイプ1 オーバルウインドウ・・・

歴史の1ページを創造した実に魅力的なクルマでした・・・。

味わいを残し要所を抑えてレストア・・・。気を衒わずにガンガン乗って楽しめる、空冷フラット4の懐の深さを感じたのです。

そして・・・「これなら毎日乗れるぞ・・・」と湧いてきたのが最初の言葉でした・・・。

「ポイントを絞ったレストアで機関絶好調・・・!D型エンジン換装で不思議な程普通に乗れる・・・毎日を味わいたっぷりにしてくれる1956年式オーバルウインドウ登場・・・!」

興奮気味にタイトル思いついた筆者の心中お察しいただければ幸いです。

「毎日が電気自動車ではきっと右脳の働きが衰退する・・・」とお考えの御仁にはまさにぴったりの選択肢・・・。感性が迸るライフスタイルを大きく演出してくれる、そんなクルマであることは間違いありません。

是非普段乗りのクラシックタイプ1との出会いに群馬県までお越しください。

▲このとても素晴らしい「1956年式 VW Type-I オーバルウインドウ」は現在、群馬県にあります。

個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。

本車両は、一時登録抹消中の車両ですので自動車税の月割り負担はありません、リサイクル預託金(¥9420)のみ負担ください。

陸送等は購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の業務でも、クラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありましたらご相談ください。

【お問い合わせに際して・・・】

このページの車両は、車の越境ECサイト、「エステートセール®︎スプレマシー」に掲載されたものです。

至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは、

エステートセール®︎スプレマシーは、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿作成でご紹介し、物・心を整理する、北米文化エステートセールの日本版です。

文化も、次の世代への引き継ぎも、何も残らない、二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は、心にしっかり残しながらも、確実に次の世代に引き継ぐ、ご案内・仲介をいたします。

本記事内容は、2021年10月29日13時より、約4時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと、頂いた資料、接触体験したものを元に、執筆作成したものです。

非常に限られた時間内での確認につき、状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります事ご承知おき下さい。

また執筆内容に関しては、念入りな海外・国内リサーチを含めて、オリジナルの原稿を執筆しておりますが、現地に赴くなど、裏づけを全て取ってはおりません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候、状況及び、筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や、現車確認のお申込は、このページの一番下よりご連絡下さい。

尚、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。