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1994年式 BMW E34 520i

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1994年式

BMW E34 520i

車両の細かな状態は写真毎に説明があります

上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください

「走行18000kmの極上車登場に驚愕する・・・!
絶滅危惧種・最後の丸目4灯・・・シリーズアイコンとなった
E34 BMW 520iは官能的な機械式シルキー・シックスの境地を
堪能できるネオ・クラシックとして完全昇華・・・!」

欧州でも・・・そしてここ日本でも、今非常に熱く注目されているのが、古のエンジンブランドBMWがこだわり続けた「シルキーシックス」と呼ばれた、かつての直6機械式エンジンを搭載した熟成期のBMW達です・・・。

丸目4灯の最後期、E30〜E34に関しても既に絶滅危惧種として、肥大し家電化した車が往来する現代社会の中で一際コンパクトでスマートに映える車体など、温かくも人間の感性に触れる手書きで描かれたかつてのデザインは、机上のPCで創造されたモノとは一線を画し、「これ・・・やっぱりいいよな・・・」と思わず口に出る程素晴らしく、それらが新しい価値観「ネオ・クラシック」として、それを選ぶオーナーの日常を大いに味わい深く豊潤な物にしてくれる存在となっています・・・。

バブル期からその終焉にかけて、あれ程街中を席巻したE34の5シリーズセダンも、状態の良いものはその殆どが目の肥えた欧州本国のバイヤー達に見染められ里帰りを果たした今日、国内で状態の良い個体を見つけるのは大変困難になりました・・・。今やファーストオーナーの元で潤沢に愛情と費用がかけられ大切にされてきたオリジナル個体など、「探しても出ない・・・出会いを待つしかない」様相を呈しており、今後エンジンカーそのものが絶滅危惧種となることが明確な国際的社会情勢含めて、今後数年間で価値が上がる末恐ろしいオーラをプンプンと漂わせる程です・・・。

機械式BMWの熟成期、1988年から1996年まで生産されたE34 520iは、「素のモデルでしか味わえない・・・」実に豊潤な魅力にあふれるモデルであり、スポーティ・ダイナミクスと高い快適性の高次元の融合などがクラシカルに味わえる・・・まさにエンスージアストにはたまらない逸品です・・・!

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「BMW車開発史上最大クラスのコスト投入・・・
120台のプロトタイプ車と500台にも及ぶテスト車両で
総走行距離700万kmを走破して開発されたE34、520iは、
最後の機械式で人間の感性に響くクルマとなって生き残った
稀有な存在・・・」

BMW E34は、歴代シリーズの中でも全世界的に評価の高い車で、今日まで脈々と続く5シリーズのアイコンとなった名車です・・・。

開発期間は1981年7月から1987年末まで及び、BMW車開発史上最大クラスのコスト投入・・・120台のプロトタイプ車と500台にも及ぶテスト車両を投じ、実に総走行距離700万kmを走破して開発されました・・・。

1988年から1995年まで販売された、BMWの伝統と現代の技術を融合が実った車として特に欧州では、これまでで最も優れた作りのBMWの一つとして評価されています。

空力を大きく意識した80年代のデザインもさることながら、すべてのインターフェイスに無理なく手が届くエルゴノミクスデザインが推し進められ、過剰な装飾が一切排除されたシンプルなインテリアは特に機能的で、今日見ても「古さ」を一切感じないのが秀逸です・・・。

また乗り心地の良さもさることながら、安全性を高める工夫も高次元で実現され、当時最先端のエアバッグシステム、4輪アンチロックブレーキ、高剛性のボディ構造など、当時最も安全性の高い車としてリリースされました・・・。

加えて当時としては先進的なエレクトロニクスを搭載したBMW E34には、センター・コンソールとダッシュ・クラスターに平均燃費、平均速度、航続距離、到着予定時刻、目的地までの残り距離を計算するように設定できるオンボード・コンピューターが搭載されたのも大きな話題にもなりました・・・。

後期型の520iで148hp・・・決して驚くパワーではありません・・・むしろ今日のハイスペックと比較するとおとなしい部類・・・。しかし、そう感じないのが「機械式で人間の感性に響くエンジンの味付け」であると信じて止みません・・・。

そう・・・!これが今日無くなってしまったのです・・・。

あのBMWらしいオルガン式アクセルペダルをじわっと踏み込む質感と、右足に司令した力の量に応じるタコメーターの素早い上昇と一糸乱れずシンクロして、7000回転レッドゾーンまで全くストレスなく滑らかに吹け上がるシルキーシックスの実に筋肉質なメカニカルサウンド・・・!そこから生まれる中低音の効いたエキゾーストノートの高揚感は、瞬時に脳天を突き抜け、ドライバーの右脳を「これでもか〜!」と刺激しまくるのです・・・!

一度味わってしまったら病みつきになる、心に響く魅力・・・・

スポーツカーの様にホールド性に優れたシートと、男の世界と言わんばかりの一切奇を衒わないシンプルなコックピットの雰囲気・・・。この高級ミドルクラス・セダンがスポーティにアウトバーンをかつてないスムーズさですっ飛んで行くのは、1990年代当時さぞかし仰天なイメージだったことでしょう・・・。

それが欧州のエンスージアストの心に今でも残り驚くほど大きく評価されているのです・・・。

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「まるで90年代へタイムスリップしたかの様な極上個体、
取材時走行18000km・・・!家族で大切にされる
後期型最終モデル1994年式 BMW E34 520i」

前期物の520iはM20・SOHCエンジンを搭載していましたが、今回ご紹介するのは1990年のモデルチェンジで従来のタイミングベルトからタイミングチェーンに変更され信頼性も向上、さらにインテーク・カムシャフトに可変バルブタイミング(VANOS)が追加された、BMW M50TU・DOHCエンジン搭載の後期型最終モデルとなります。

ネオ・クラシックなドイツ製名車を数台・・・お父様、ご兄弟とご家族全員で大切に共有され、普段の会話は車の話題が大半・・・もちろん通勤に普通に使いコンディション維持されるエンスージアスト・ファミリーでおられるオーナー様・・・。詳細動画でもご確認いただける様にこの1994年式BMW E34 520iの扱いは本当に丁寧でおられ大きな愛情を感じた程です・・・。

助手席試乗させて頂いた際にも実にジェントルにこのネオ・クラシックな520iをいたわる様に取り扱いになられ、トランスミッションに負担を掛けない様に、実に「ゆっくりと・・・」オートマチック・セレクターを操作され、じんわりとアクセルペダルを踏み込まれるのが印象的でした・・・。

そんなオーナー様ご家族がこの極上個体と巡り合われたのはしばらく前の事・・・。ずっと室内保管のコレクションカーとして、素晴らしいコンディションで残っていた個体を前に、驚愕〜感激され即決購入なさったとのことでした・・・。

まさにコレクション・カー的存在な個体でしたが、「クルマは乗ってこそ味が分かる物・・・」として、メンテナンスされ日々の通勤に使用されておられます・・・。

この驚愕のコンディション・・・!是非巻末の写真50枚と詳細動画でご覧ください・・・。

どこを撮影しても驚くほど美しい・・・まさに極上コンディションのE34 520iでした・・・。

気がつけば撮った写真は300枚以上・・・、じっくり観察してインタビューしましたが、不具合箇所は現在全くないとの事です・・・。

目の前にある極上コンディションのE34 520iを前に「こんなに素晴らしい状態の個体をなぜ手放されるのですか・・・?」との私愚問に、笑いながら一言、「ドイツ車が好きすぎて、気がついたらガレージにクルマが増えすぎてしまい、家族会議の結果手放すことにしました・・・。」とはオーナー様のお言葉でした・・・。

これを「大いなるチャンス!」と捉えられるかは、これをここまで読み進めていただけたエンスージアストの皆様のお心次第です・・・!

幸運の女神には前髪しかありません・・・!

過ぎ去った瞬間には後ろ髪を掴む事はできなくなります事

是非・・・!お知り置きください・・・。

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「取材後記・・・」

こうして日々希少なクルマを取材〜執筆活動していますと、いつも不思議に思うことがあります。

長年苦労して探してやっと見つけた個体・・・やむなく諸事情から手放す事を決意された筈なのに・・・、インタビューしていると本当にネオ・クラシックな絶版車をお好きでおられ、目をキラキラ輝かせて、手放す雰囲気など全く無く・・・、笑顔満面に愛車自慢頂くオーナー様達・・・。

貴重なクルマを探される事、手元に置かれる事を夢見て、ひたすら追求されプロセス其の物を楽しまれる・・・。

エンスージアストの皆様には思い当たる方も大勢いらっしゃる事と思います・・・。

一言「このクルマの価値が分かる方にお譲りしたい・・・」と仰ったオーナー様のお気持ちをふまえて、貴重な個体をご紹介できるのが、個人間売買の最大のメリットだと特に意義に感じた今回の取材でした・・・。

「走行18000kmの極上車登場に驚愕する・・・!絶滅危惧種・最後の丸目4灯・・・シリーズアイコンとなったE34 BMW 520iは官能的な機械式シルキー・シックスの境地を堪能できるネオクラシックとして完全昇華・・・!」

本当に素晴らしいクルマでした・・・。

探しても見つからない・・・出会いを待つしかない・・・、一度手に入れたら(今度こそ・・・)きっと手放すことは無い一生モノのネオ・クラシックは、これを読まれる新オーナー様のエンスーライフをきっと豊潤なものへと変えてくれる事でしょう・・・!

是非・・・至高の見学へ神奈川県までお越しください。

▲このとても素晴らしい「1994年式 BMW E34 520i」は現在神奈川県にあります。

個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。

本車両は購入に際しては、自動車税の月割り精算並びに、リサイクル預託金のご負担をお願いいたします。

【お問い合わせに際して・・・】

このページの車両は、クラシックカー・コレクタブルかーの越境ECサイト、「エステートセール®︎スプレマシー」に掲載されたものです。

至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは?!

エステートセール®︎スプレマシーは、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿作成でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。

文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。

本記事内容は2021年12月21日午前13時より約4時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと頂いた資料、また試乗体験したものを元に執筆作成したものです。

限られた時間内での確認につき、状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります事ご承知おき下さい。

また執筆内容に関しては、念入りな海外・国内リサーチを含めてオリジナルの原稿を執筆しておりますが、現地に赴くなどの裏づけを全て取ってはおりません。状態等のコメントもあくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込は、このページの一番下よりご連絡下さい。

尚、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

スペック

車検

令和5年3月

走行

令和5年4月 走行18000km 実走行(取材時)

備考

右ハンドル

正規輸入車 全記録簿あり オリジナルコンディション

型式 E-HB20 VIN#WBAHB62-0X0BCXXXXX

長さ​

4720mm

1750mm

高さ

1410mm

重量

1540kg

排気量

1990cc

出品地域

神奈川県