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1993年式 ホンダ ビート

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1993年式

ホンダ ビート

車両の細かな状態は写真毎に説明があります

上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください
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若きエンジニアが精魂込めてブラッシュアップして来た
個体・・・。発売から30年経過して尚魅力を発揮する
JDM Keiスポーツの超傑作は、エンスージアストのガレージライフを最高に素晴らしく演出する個性的一台・・・!

エンスーの杜で取材活動しておりますと様々なご年齢・ご職業の方と出会います・・・。その出会いこそが実に魅力的で、筆者を動かす大きなエネルギーとなっているのも事実です・・・。

今回は、その中でもとびっきり若い、レーシングカート経験豊富なエンジニアの方がご依頼者様です・・・。

若きエンジニア様・・・されど・・・豊富なカート経験から自動車に対する見極めは一級品・・・。

幼少の頃からレーシングカートに没頭し、各地のレースで賞を獲得してきた腕前の持ち主・・・。今をときめく有名レーサーとも同じフィールドで競っていた程の腕前で、自動車に関する見立てと見識は、その一言一句から、「なんと素晴らしい・・・!」と感嘆することの連続・・・。また、旧車ならではの現時点で存在しない欠品パーツなど、3Dプリンターで自作して修理してしまう程の感性の持ち主・・・。古典的エンスー道だけではないぞ!と明るい未来を思わせてくれる若きエンスージアスト様なのでした・・・。

自分でメンテナンスしながら、唯一無似の走りを存分に楽しむ・・・その上でのホンダビートの選択は成程・・・!と頷くもので、購入にあたっては事故歴の無い、走りのしっかりした個体を、じっくり時間をかけて探し出し、ご自身の納得いく所まで走り込んで修正していく・・・。その様な作業を繰り返して来られました。

その恩恵あって、後半で様々なポイントを紹介いたしますが、実によく手が入ったビートへと昇華している事が見受けられた個体となっています・・・。

走りに関してが、選択の際の最も重要な要素であった為、購入時外装はそれなりのヤレ感があったとの事・・・、これに関しても細やかにバフ掛けを行い、現時点で50%の満足度・・・という所まで持って来れたとの事でした・・・。遠目では綺麗に見えますが、確かに寄りで見ると荒い所は散見されます・・・。ここはすでに30年経過した車両ということもあり次期オーナー様の楽しみとして頂ければと思う所です・・・。

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軽量・高剛性な車体によるハンドリングや高回転まで吹け上がる
エンジン、エキゾーストサウンドを楽しむ為の車・・・
JDM Keiスポーツの超傑作は、若きエンジニアによってここまで
煮詰められた・・・!

ここからオーナー様に頂いた手記を元にこの個体の詳細を記載いたします・・・。

  • 外装に関して

・ 前オーナーがオリジナル色で自家塗装された物を、細やかにバフがけ等して仕上げてきましたが、今後全塗装するなり仕上げて行きたい所です・・・。

・ サイドシルに若干の錆があります。

・ 車体下部・足回りにワコーズの塩害防止塗料クリアを2021年9月に吹き付け処理してあります。

・ あまり塗膜は厚くないと思うので今後の磨き上げは注意してください。

・ 写真でも表現していますが、フロントバンパー下部に小さな穴があります。

・ 動画でも表現しているようにリアスポイラーの塗装が荒れています。

・ マッドガードは元々ボディ同色で塗装されていましたが、現在は塗装を落としてあります。

・ 塗装を落とした際の細かい傷が所々にあります。

・ ライセンスランプカバーは2021年8月に交換済みです。

・ ドアウェッジをOPENCAFE GARAGE製の物に2021年4月新品交換済みです。

・ エアインテークはカーボン製に2021年7月に交換しています。

・ スカイビート製エンジンルームへのFRP導風板を2021年7月新品で装着しました。

・ パワーサービスイマズ製FRPハードトップを2021年4月中古で購入し黒に塗装して装着しています。

・ ハードトップ装着に従い、ソフトトップ用のパーツは外してあります。(部品なし)

・ Aピラーウェザーストリップを2021年4月に新品交換済み。雨漏りは基本的にありませんが、雨水が窓内側を時々伝う事があります。

・ 助手席側の窓が上がり過ぎる事があります。何度か調整はしているのですが、要調整です。

・ 両側ドアガラス・スタビライザーを2021年8月に新品交換済みです。

・ フロントガラスをAGCクールベールプレミアムに2021年8月新品交換済み。

・ 特徴的工夫としてAピラーを黒に塗装しています。

・ カウルトップにRSマッハカウルトップ再生取付キットを装着。

・ カウルトップモールに少しめくれがあります。

・ ボンネット内のスペアタイヤを撤去し、ツールボックスに置き換え、パンク修理キット、シガーソケットコンプレッサーを装備しています・

  • 簡易マスターシリンダーストッパー付き。

 

  • 内装に関して

 

・ 運転席にエスケレートタイプ1、Mサイズ、助手席に春木屋製シートカバー装着。

・ ハンドルをOMP Velocitaに交換、OMPのスペーサー付き。

・ シフトノブをSpoonジュラコンシフトノブに交換。

・ メーターをボディショップカミムラ(H2工房)にて2021年6月フルO/H実施済み。

・ アクセルペダルがたつき軽減加工済み。

・ プロ・サービス製クラッチペダルストッパー装着。

・ ハザードスイッチが気温が低い時に戻りが悪くなる事があります。

・ ダッシュスピーカーO/H済み

・ ドアスピーカーをパイオニア製TS-F1640に2021年4月新品交換済み。

・ シートベルトを赤色の物に交換。巻き取り良好でジャラジャラする音はありません。

・ ルームミラー2021年4月に新品交換済み。

・ メンテナンスリッドをスカイビート製FRP分割式の物に2021年4月新品交換済み。

・ メンテナンスリッド周りと助手席裏のECU付近の内張り・吸音材は取り外しています。

・ ECU周り遮熱シートで簡易的な熱対策処理済み。

・ トランク前方の内張り無し、ラゲッジマット社外品にて2021年4月新品交換済み。

  • フロアマット社外品に交換済み。

 

  • 駆動系・冷却系・点火系に関して・・・

・ エンジンは吹け上がり良好ですが、オイル消費が1500Km/1L程あります。特にエンジンブレーキを長時間使用した後にアクセルを踏むと白煙が出る事があります。今後O/Hが必要になる可能性があります。

・ タイミングベルト・ウォーターポンプ2021年3月に新品交換済み。            

・ 2021年10月にバルブクリアランス調整済み。

・ ディストリビュータ2021年10月新品交換済み。

・ ディストリビュータコンデンサ2022年5月新品交換済み。

・ ミッションケースにクラックがあり、オイル滲みが少々あります。現在走行距離8万Km程度の物を装着していますが、今後載せ替えは必要になります。

・ 冷却水が減りやすいので時々チェックが必要です。

・ ラジエターキャップ2か所交換済み

・ エアコンの効きは真夏日の全開で20℃程度です。

・ 冷媒がCOLD12になっています。

・ プラグコードを永井電子ブルーポイントパワープラグコードに2021年6月新品交換済み。

・ プラグをNGK IRIWAY7に交換済み

・ イグニッションコイルを和光テクニカル製ブラックコイル Mk-Ⅱ C-90に2021年6月新品交換済み。

・ エアクリーナーをプロ・サービス製スポーツエアクリシステムPに2021年7月新品交換済み。

・ みつファンネル35mmを2021年4月に新品装着済み。

・ エキマニ、触媒をプロ・サービス製EXマニホールドinスーパーキャタライザーに2021年7月新品交換済み。

・ エキマニ付近のバルクヘッドを遮熱シートで簡易的な熱対策処理済み。

・ 触媒〜フランジ間を耐熱バンテージ巻処理済み

・ O2センサー2021年12月新品交換済み。

・ 排気温度センサーは現在外して短絡してあります。

・ キャタライザーステー2021年7月新品交換済み。

・ エキマニ固定ボルト交換済み

・ ガスケット2021年7月新品交換済み

・ マフラーをSSI製C-B2フルステンレスマフラーに2021年7月新品交換済み。

・ 強化マフラーゴム2021年7月新品交換済み。

・ ガスケット・ボルト・ナット交換済み。

・ 純正の遮熱板は撤去。

  • エンジンマウントをプロ・サービス製エンジンマウントセットAに2021年9月新品交換済み

 

  • 足回り関連

・ 無限スポーツサスペンションキット装着。最終型15年10月製造品。

ショック下部にある金文字の「SUSPENSION」表記の無限ステッカーが最終型の目印です。

・ ホイールはRSワタナベ RBFを2021年4月中古にて装着。(前後同径14x6J+38 PCD100)

・ ガリ傷少々ありますがタッチアップ済みです。

・ タイヤはDUNLOP DIREZZA Z3を装着。(21年9週目製造品)サイズは165/55R14です。

・ Z3は新品で溝が6mm程ですが、現在は4mm程残っていたと思います。

・ 左リアのリムガード部分に一部めくれがありますが、エア漏れは現在ありません。

・ 右リアブレーキがちょっと前に引きずりを起こしたので4輪共にスライドピン清掃、グリスアップ。以降引きずりは無いですが、ダストシールに破れがある場所があったので今後O/Hをお勧めします。

・ スタビマウントブッシュ、スタビリンクブッシュ2022年5月新品交換済み。

・ 「ワッシャーB」が変形していたので今後交換をお勧めいたします。

  • スタビリンク片側のセルフロックナットがついていません。

 

  • 電装系について・・・

・ ハイオクROM、ダイアグLED付きECU後期型熱対策品を搭載。後期型ECUはマットグレーのメッキ仕上げのフタが目印です。

・ ハイオクROMは基盤上のスイッチでレギュラーROMに切り替え可能です。

・ ダイアグLEDはサービスチェックカプラーを短絡させて行う自己診断と同じ機能を持ちます。ECUのフタに穴を開け、覗き窓を作れば運転席からでも自己診断結果を確認できるかと思います。

・ 電子機器組み立て1級技能士の方に製作していただいた物になります。

・ 正常なECUとハイオク仕様なのが相まって、巡行の燃費は21Km/L程度とかなり良い方かと思います。

・ メインリレーをCR-V、シビック等の物に2021年6月新品交換済み。

・ 運転席下ヒューズ、トランク部ヒューズ2022年5月新品全交換済み。

・ イグニッションスイッチハーネス2021年6月新品交換済み。

・ スカイサウンドデッキフルO/H 、近代化AUX&Bluetooth5.0対応。イルミネーショングリーンLED化済み、(代わりにカセットは使えなくなっております)。

・ エアコンパネル照明をぶーぶーマテリアル製電球色LEDに2021年5月新品交換済み。

・ ヘッドライトランプを日本ライティング製電球色LEDコンバージョンキットに2021年5月新品交換済み。

・ ポジションランプをぶーぶーマテリアル製電球色LEDに2021年5月新品交換済み。

・ テールランプ/ブレーキランプをぶーぶーマテリアル製赤色LEDに同時期交換。

・ バックランプをぶーぶーマテリアル製白色LEDに2021年11月新品交換済み。

・ バッテリーをSHORAI製LFX18A1-BS12ドライバッテリーに2021年8月新品交換。

  • バッテリーステーも形状に合わせて軽量化済み。

 

  • 付属品一覧・・・

・ スペアタイヤ 1本

・ 交換前の全ヒューズ

・ 702Kハロゲンランプ

・ Aピラーソフトトップ固定用金具

・ ボディカラーのタッチアップペイント

・ ボディカラーのスプレー

  • 各製品の保証書

以上となります・・・。

ここまで手を入れて自動車のことを勉強し楽しまれて来られましたが、もう一度レーシングカートに 集中したい・・・との夢をお持ちでおられ、その資金にと手塩にかけた愛車を手放すことを決意されました・・・。 しっかりと手が入りながらも今後さらにブラッシュアップする楽しみを残したビートと言える車両です。詳細は是非動画でもご確認ください・・・。

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取材後書き・・・

ホンダビートは数々の「初」が詰め込まれた画期的な軽スポーツとして1991年から96年まで販売され、僅か5年間程の間に決して多くない3万3892台が生み出されたのみ・・・あれから30年経過し、25年ルール解禁と共に、Kei規格のない欧米諸国に熱烈なJDM愛で渡った車両も数多く、国内では絶滅危惧種の一途を辿る一方、すでにその大半が30年という月日を超えた現在も、海外のJDMエンスージアスト含めて熱狂的に愛好される平成期の名車です・・・。

自然吸気の軽自動車用エンジンとしては唯一、自主規制値であった64psをマークしたエンジンで、しかもその最高出力は8100rpmというきわめて高い回転域で発生します・・・。

そのホンダのお家芸のような高回転エンジンをミッドシップにレイアウト・・・。剛性感高いオープンモノコックボディにナチュラルで鋭いレスポンスを持つ小型軽量エンジンがミッドシップに乗るのです!これはもう面白く無いはずありません・・・。

回せば回すだけ炸裂するパワー感はまさに快楽の世界に乗り手を誘います・・・。それが一般公道でも安全に全開出来、ワインディングなど自在に振り回し、限界を引き出した走りが堪能できる・・・。エンスージアストなら傍に置いておきたい車両ではないでしょうか・・・。

若きエンジニアが精魂込めてブラッシュアップして来た個体・・・
発売から30年経過して尚魅力を発揮するJDM Keiスポーツの超傑作は、
エンスージアストのガレージライフを最高に素晴らしく演出する
個性的一台・・・!

是非、若きエンジニアが手塩にかけた一台・・・。お楽しみの見学に長野県までお越しください。

このメンテナンスの行き届いた「1993年式 ホンダ・ビート
ライトチューン」は現在長野県にあります。

▲個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。

本車両は購入に際しては、自動車税の月割り精算並びに、リサイクル預託金のご負担をお願いいたします。

【個人間売買特有の取材方法〜お問い合わせに際して・・・】

このページの車両は、クラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト、「エステートセール®︎スプレマシー」に掲載されたものです。

至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは?!

エステートセール®︎スプレマシーは、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿作成でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。

文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。

過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。

本記事内容は2022年5月28日10時より約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと頂いた資料、また試乗体験したものを元に執筆作成したものです。

限られた時間内での確認につき、状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります事ご承知おき下さい。

また執筆内容に関しては、念入りな海外・国内リサーチを含めてオリジナルの原稿を執筆しておりますが、現地に赴くなどの裏づけを全て取ってはおりません。状態等のコメントもあくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込は、このページの一番下よりご連絡下さい。

尚、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

スペック

車検

令和5年3月

走行

251189Km取材時表示

備考

VIN# PP1-1020XXX

型式 E-PP1 原動機 E07A

ハードトップ付き

ライトチューン車

詳細整備記録あり

修復歴無し確認済み

長さ

3290mm

1390mm

高さ

1170mm

重量

760kg

排気量

650cc

出品地

長野県