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1990年式
アルファロメオ スパイダー ヴェローチェ (レストア途中車)
車両の細かな状態は写真毎に説明があります
上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください
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クラシック的美しさをモダンに楽しめる、
貴重なシリーズ3・スパイダーをガレージで再生する喜び・・・!板金全塗装済みボディとオーバーホール済みエンジン・
トランスミッション・・・約7割レストア進行中の90年式
アルファロメオ・スパイダー・ヴェローチェは、完成間近にて
レストア引き継ぎ手を急募します・・・!
アルファロメオ・シリーズ3・スパイダーは、過ぎ去った時代を心地よく現代に呼び起こしてくれる貴重な一台です・・・。
1966年より30年以上もの間、イタリアンロードスターの真髄を提供してきたアルファロメオ・スパイダーシリーズ・・・。初期型はボートテール型の特徴的なスタイルで、若き日のダスティン・ホフマンが主演映画「卒業」の中で激走したことにより自動車史不滅の存在となった名車です・・・。
ピニンファリーナがデザインした中で最も美しく、ラテンの熱き血が明確に流れるスパイダー・シリーズは、唯一無二の美しさ・・・、適度にリラックスしたスポーティさ・・・、そして優雅さを時代を超えてシリーズ毎に表現し続けてきました・・・。
イタリアンカロッツェリア“ピニンファリーナ”による伝説的スタイリングやパッケージングは、1960年台のシリーズ1からほとんど変わらず、フェイスリフトを受けモダナイズ化がシリーズ毎に進んでも、その都度ピニンファリーナのデザイナー達は、このクラシックモデルを巧妙かつ効果的にデザインし直し、特にシリーズ3では、リアエンドが切り立った、コーダトロンカのデザイン手法が色濃く残ります・・・。
この熟成されたシリーズ3・・・、特に北米仕様においては、燃料供給スタイルもインジェクション化され、更に気軽に扱えるように進化・・・。1991年に時代の流れの中でデジタル化され、最終型となったシリーズ4ともその魅力は明らかに異なり、モダナイズされた中に1960年代の温もりを感じられる・・・大きな魅力を備えたネオ・クラシックとも言えます・・・。
ボッシュ製Lジェトロニック・フューエル・インジェクションでマネージメントされる、シリーズ3のDOHC4気筒エンジンは、ノーマルでは115psと少々大人しめのスペックながら、「流石ラテンの血統が脈々と流れるエンジン・・・!」と感動する味わい深い所が魅力であり、3000rpmから5800rpmのレッドラインまでの高回転域が実に面白く魂ゆさぶられる所なのです・・・!この豊かなエンジン・サウンドを聞きながらオープントップでスパイダーを楽しむ・・・言うならば「エンジン・サウンドを楽しむためのスパイダー・・・!」これこそがこの車でしか味わえない大きな醍醐味と言える事でしょう・・・。
レストア作業約7割・・・、エンジン、トランスミッションは
オーバーホール済み、30年経過したボディは板金塗装、下回り防錆処理済み・・・。ガレージの中でコツコツ仕上げる楽しみを存分に残した個体を断腸の思いで譲渡決意・・・!
欧州クラシックの名車がずらりと並ぶガレージ・・・。その総てはオーナー様が長い年月をかけてご趣味でコツコツレストアされて来た物ばかりです・・・。お仕事で世界各地を点在し、その地で出会ったクラシックカーを自らの手でレストアされるライフスタイルを楽しみ、現役引退後、日本に帰国された際に、思い出のコレクション全てを航路輸入され、ガレージの中でのメンテナンス作業を楽しみにされてこられたお方からの出品掲載依頼でした・・・。
この1990年式シリーズ3・アルファロメオ・スパイダー・ヴェローチェは、平成2年初年度国内登録の記載が書類にある事から、当時正規輸入ルートから日本に入ってきた北米仕様の個体であり、オーナー様のご友人が所有されておられた物を、レストア前提で現オーナー様が引き継がれた個体になります・・・。2016年頃からオーナー様の元でのレストア作業が始まり、現在までにエンジン、トランスミッションなど機関のオーバーホールは完了、足回りもショックアブソーバーなど新品交換すみ、ブレーキ関連オーバーホール済み、シャーシ〜ボディに関しても錆などがあった箇所も総てプロに依頼して板金塗装済み、シャーシの防腐処理も完了、現時点で必要と思われるパーツは、新品の幌を含めて購入済みの物もあり、今後は組み付け作業を残すのみとなり現在に至ります・・・。
イタリア語のマニュアルと向かい合い、必要な部品はイタリア本国よりも価格のこなれたドイツやアメリカから総て直接購入され、ガレージでコツコツ向かい合い、車体下部作業を効率的に行う為の車体を大きく傾ける治具なども自作(!)でされる程・・・。メカに向かい合う天性としての大きな情熱と、創意工夫を楽しみに素敵な時間を過ごしてこられました・・・。
しかしながら・・・。人生のライフステージの変化は誰にもやってくるもの・・・。
楽しみにしてきたエンジニアワークも大きな体力を必要とする事から、これ以上の作業を続けることを断腸の思いで断念・・・。どなたか体力と気力を存分に有される方に意思を引き継いで頂きたい・・・、その様な想いで、ご依頼に至った経緯です・・・。
現在のポイントとしては、この個体は北米仕様のインジェクションモデルですが、インジェクションへの電気系統の配線でレストア作業が止まってしまったとの事・・・。英語のマニュアルもしくは同様の個体が参考になれば解決するのではと仰っておられます・・・。またお渡しできるパーツは豊富に有るのに加え、パーツの供給自体は先述の様にドイツ・アメリカに豊富に有る為安心なのですが、これから先の組み上げ工程において、具体的にどのパーツが不足しているかは不明との事です・・・。この辺りの必要部品を、パーツリストを夜な夜な眺めながら一つ一つ海外に発注するのも新しいオーナー様の楽しみと言えることでしょう・・・。
現状の詳細状態については、巻末の添付写真や、説明付きで撮影しました紹介動画を是非ご覧ください。また車両見学時にオーナー様からじっくりとお話しを聞いて頂き、ご理解頂いた上で是非ともご意志を引き継いで頂き、新オーナー様には晴れてスタイリッシュなアルファ・サウンドを公道で楽しんで頂きたいと思います・・・。
1990年式 アルファロメオ・シリーズ3・スパイダー・ヴェローチェ
取材後書き・・・
レストア作業が約7割まで現在進行中・・・、エンジン、トランスミッションはオーバーホール済み、30年経過したボディはプロに依頼しての板金塗装、下回り防錆処理済み、足回りにおいてもブレーキのオーバーホールとダンパーは新品交換すみ・・・。6年の歳月に加えて、今までどの位の投資をされたのか計り知れないものがある個体とお見受けして来ました・・・。
以前からお知り合いのオーナー様なのですが、そのお人柄もとても素晴らしく、海外赴任地をダイナミックに開拓してこられたお話しなど伺っているととても勉強になり、このような体験談をお伺い出来ることがありがたい・・・そんな気持ちでいつもインタビューさせて頂いているのです・・・。
今回も価格的には、「惜しげもなく・・・」というキーワードがピッタリと感じる程・・・、ガレージの中でコツコツ仕上げる楽しみを存分に残した個体を、ご自身の体力的継続性の困難から断腸の思いで譲渡を決意されたのです。
「クラシック的美しさをモダンに楽しめる、貴重なシリーズ3・スパイダーをガレージで再生する喜び・・・!板金全塗装済みボディとオーバーホール済みエンジン・トランスミッション・・・約7割レストア進行中の90年式アルファロメオ・スパイダー・ヴェローチェは、完成間近にてレストア引き継ぎ手を急募します・・・!」
我こそは是非継続をと希望される方は、是非貴重なオーナー様のレストア体験談を聞きに、茨城県筑波山の麓までお越しください・・・。
このレストア途中の「1990年式アルファロメオ スパイダー ヴェローチェ」は現在茨城県にあります。
▲個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。
本車両は購入に際しては、ご購入者様にてお引き取りの手配段取りをお願いいたします。
【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両は、クラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト、「エステートセール®︎スプレマシー」に掲載されたものです。
至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは?!
エステートセール®︎スプレマシーは、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿作成でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。
文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。
過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。
本記事内容は2022年7月7日10時より約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと頂いた資料、また試乗体験したものを元に執筆作成したものです。
限られた時間内での確認につき、状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります事ご承知おき下さい。
また執筆内容に関しては、念入りな海外・国内リサーチを含めてオリジナルの原稿を執筆しておりますが、現地に赴くなどの裏づけを全て取ってはおりません。状態等のコメントもあくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。
掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込は、このページの一番下よりご連絡下さい。
尚、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。
何卒宜しくご検討下さい。