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1992年式
モーガン 4/4 Ford CVH EFI
車両の細かな状態は写真毎に説明があります
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31年経過したとは信じ難い、内外装超極美車登場・・・!
92年式モーガン4/4 Ford CVH EFIは、ナローボディを纏った
モダン・クラシックの最高峰・・・!まさに“大人”が嗜む至高の
味わい満載のクルマだった・・・!
モーガン・モーター・カンパニーは、ヘンリー・フレデリック・スタンリー・モーガン卿によって、日本ではウスターソースでお馴染み、イギリスのウスターシャー州マルヴァーンで1909年に設立された英国の老舗自動車メーカーです・・・。
ニッチな生産を延々と続ける企業姿勢・・・、その唯一無二の特徴は、シャーシー工房〜木工によるフレームワーク工房〜アルミ叩き出しのボディワーク工房〜そして本革をふんだんに使ったインテリアワーク〜塗装に至るまで、昔から一切変わることのない職人によるハンドビルドであり、脈々と受け継がれた卓越したクラフトマンシップにより作り込まれた、それはまるで工芸品のような美しいラインと、細部までのこだわりを持つクルマを生み出す匠達の力であり、この深い味わいを一度知ってしまうと他に魅力を感じなくなる・・・そんな独特の凄みを持つ魅惑のメーカーです・・・。
自動車産業がロボットによるオートメーション化で大量生産へと移行していく中・・・、モーガンは、あくまでも顧客が心から望む“ものづくり”を延々と守り続けてきました・・・。その真髄は伝統的な技術や素材を使い、完全手作業で生み出された一台一台にはっきりと見る事ができます・・・。
その最も顕著な例として、モーガン車のシャシーには、100年以上前から馬車製造に使われてきたアッシュ材が今でも使われています。この木材を熟練した職人が厳選し、カットして形を整え、スチールやアルミのパネルをはめ込んで車体を作り上げて行きます・・・。
このモーガンのDNAとも言えるアッシュ材によるボディ構成は、軽量で俊敏さが特徴のモーガン車の個性を表現するのに不可欠なもので、軽量でありながら実に強力・・・、19世紀のカーボンファイバーと振り返られる素材と言われ、このアッシュ材の強度と軽さにより、モーガンは、路面からの振動を吸収しながら、しなり強度を利用した理想的な走りをする車体を作り上げたのです・・・!
80年以上・・・大きな変化はないものの、時代のニーズに合わせて微細に変化するデザイン・・・、その時代にマッチしたエンジニアリング・・・、変わらぬ素材・・・、そしてそれらを見事なレベルにまで昇華させる技術が、歴史とクラフトマンシップに裏付けされる・・・。それらが世界中のエンスージアストの心を掴んで離さないのです・・・!
「モーガンの味わいが理解できる大人になったら・・・ハンチングハットと革ジャン・革手袋をキメて、週末のワインディングを颯爽と走り、明日への英気を養う相棒にしよう・・・。」そう思わせてくれる唯一無二の存在が「モーガン」という響きなのでしょう・・・。
この深い味わいを一度知ってしまうと他に魅力を
感じなくなる・・・ほとんどスタイルを変えずに、進化し続けた
モーガン・モーター・カンパニーの名作・・・モーガン4/4
モーガン4/4は、1936年に登場したモーガンの最も古典的モデルです・・・。
3ホイーラーが開発の始まりであったモーガンにとって、初めて4つの車輪と4気筒エンジンを搭載したことから、4/4と呼ばれる様になりました・・・。当初より2人乗りのロードスターとして大成功を収めた後、4人乗りモデルやドロップヘッドクーペも長い歴史の中では生産された程です・・・。
1954年には、丸みを帯びた馬蹄形ラジエーターとヘッドライト周りのデザインが統合され、その後時代に合わせた様々なエンジンが搭載され続け今日に至ります・・・。最もシンプルなナロースタイルにアッシュ材のフレーム・・・軽量なアルミボディを架装するモーガン4/4のクラシックな外観は、1954年からほとんど変わっていないのが大きな魅力です・・・。
よく比較される“プラス4”とは似て非なるもの・・・。2.0リットルまたは2.2リットルのエンジンを搭載したプラス4は、車幅も1720mm(※)と、1500mmの車幅を持つ4/4と比較すると220mmも広く、ボディやシャシーの設計も異なるツアラーの性格を持ったクルマとなります・・・。
(※時代によって数値は若干異なります・・・)
最も重要な車重に関してナローボディを持つ4/4は、およそ800kg台とシリーズの中では最軽量!900kg台のプラス4比でおよそ80kg〜100kgも軽く、俊敏なフットワークに大きく貢献しています・・・。
まさに4/4は英国文化ライトウエイトの真骨頂・・・!1.6リッターのフォードCVHエンジンは出力的には115psと控えめなものの、800kg程の車重に搭載された感はライトウエイトスポーツそのもの・・・!この軽さが4/4はよりスポーティーであると言われる一番の所以なのです・・・!
モーガン4/4がガレージにあるエンスーライフはきっと冒険と喜びに満ちていることでしょう・・・。
モーガンはオープントップが基本・・・ソフトトップをかけた状態だと、スーパーセヴン同様アクロバティックな乗り方を余儀なくされる一面、オープンだと楽々・・・。とはいえ、足を投げ出し、ステアリングを抱えるドライビングポジションは、古典スタイルそのものです・・・!
だからこそこの車に乗ってみると、そのユニークなドライビングエクスペリエンスに圧倒されるのです・・・!
これぞまさにスポーツカー!モーガン4/4は軽量で、軽快なハンドリングとレスポンスの良いステアリングを持ち、ワインディングロードを涼しい顔をして走るのが楽しくなる車です・・・。ただし、ドライビングはスポーツそのもの・・・適度に重いアップライトなステアリングと格闘しながら、手慣れた操作と、涼しい顔を演出してドライブするのも、現代の車に無くなってしまった・・・「オーナーだけが知る大きな味わい」なのです・・・。
1992年式・・・ナローボディを纏ったモーガン4/4 CVH EFIは、
1936年に発表されたシリーズVIの最終型・・・31年経過したとは
信じ難い内外装・極美車・・・!
じっくり見ていきましょう・・・!
MG〜スーパーセヴン〜そしてロータス・・・と英国ライトウエイトを人生の傍らに置く筆者にとって、ライトウエイトのモダン・クラシックを体現するモーガン4/4は垂涎の存在・・・。春先の小春日和の中とても楽しみに取材に出かけました・・・。
オーナー様はかつてより大変お世話になっているお方様・・・。2輪〜4輪の国産〜輸入車まで、「乗って楽しまれるエンスージアスト様」でおられ、「いつかはモーガンに乗りたい・・・」という夢を近年叶えられたお方でした・・・。
状態の良い個体を長い年月かけてじっくりと探してこられ、「ディーラー正規輸入物・・・、走行2万キロ・・・ずっとガレージ保管され、綺麗に畳まれた幌は一度もかけたことが無い・・・」という個体を、現在も正規輸入元である「モーガン・カーズ東京」で見つけられ、「当時正規輸入された個体である事・・・、事故歴のない、整備記録などのメンテナンス履歴もしっかりした個体である事・・・、過去ガレージ保管で外装がとても綺麗である事・・・などから即決されたそうです・・・。
フォードのCVH EFIを搭載した1968年から続くシリーズVIの最終型・・・EFIを搭載したこの個体は全世界で187台しか存在しないモデルです・・・!
実際に近くでじっくり観させて頂いても、本当に綺麗な個体です・・・!陽の光で表情を刻々と変化させるブリティッシュグリーンは、フロントからエンドまで一切澱みなく・・・。ブラウンの革をふんだんに使った実にブリティッシュなインテリアも大変素晴らしく、内外装とも30超年経過したとは到底思えないコンディションは、所有欲をも十分に満たしてくれる物で、「幌を一度もかけたことが無い・・・」というエピソード含めて、心底素晴らしい・・・!と思った次第です・・・。
動画でご覧いただける様に、とても綺麗なエンジンルームに収まる1.6L Ford CVH EFIや、5速マニュアルトランスミッションなど機関も絶好調・・・!現在不具合も全く無い個体ですが、モーガンではお決まりと言われる、特徴的ヘッドライトのハウジングの付け根が、製造当時のパテ痩せが原因で若干ひび割れが見られます・・・。
購入されてからは、まさにジャケット〜グローブ〜ゴーグルなど「モーガン乗り」そのものをスタイリッシュに・・・、週末早朝のワインディング走行などを、季節を厭わず楽しんでおられ、取材の日も丁度週末ワインディング・ドライブから帰ってこられたタイミングだったとの事・・・。インタビュー〜写真撮影中終始目を細めて、おクルマをず〜っと眺めておられたのがとても印象的でした・・・。
「とっても大切にされておられる、こんなに状態の良い低走行の素晴らしい個体・・・、なぜ手放されるのですか・・・?」との筆者の問いに・・・「家族が一緒に乗ってくれないのが理由・・・」と心中お話しして下さったのです・・・。
こうして日々取材しておりますと、エンスージアストの皆様は様々なタイプの方がおられることに気が付きます・・・。
・貴重なクルマを収集し、手元でコレクションとして楽しまれるお方・・・
・手元で徹底して作り上げ、長年かけて作り込まれることを楽しまれるお方・・・
・貴重なクルマを乗って楽しまれるお方・・・
このオーナ様は3番目の「乗って楽しまれる」お方です・・・
過去にお持ちであった旧車でも、奥様と一緒に北海道旅行を楽しまれた事は伺っておりましたが、このモーガン購入後、奥様が隣に乗ってくれたのはたったの2回・・・女性心理で「恥ずかしい・・・」とのお気持ちがおありとの事、ゆえに念願の北海道旅行にこの車では一緒に行けない・・・という事が、断腸の思いで「手放すことを決意された理由・・・」との事です・・・
各部グリスアップから油脂類の交換、消耗品の交換などは過去の整備記録から、全てディーラーでしっかり対応されてきた個体である事がわかります。勿論、事故歴〜大きな修理歴〜オーバーホール履歴など無い個体です・・・。
また写真にはありませんが、車検用に必要なパーツとして・・・
「左右ヘッドレスト」・「スピナーの無いセンターロック」は付属いたします。
また巻末写真にあります「サイドウインドウ」はもちろん付属いたします・・・。
その他に、写真にはありませんが、「ボンネットの本革製ストラップバンド」・「予備ワイパー」・「ラッパーズモーガン専用ボディカバー」がオーナー様のご厚意で付属いただけるとの事です・・・。
走行僅か22700km・・・。程度極上のナロー4/4・・・。モーガンのラインナップでは貴重な、一切気難しさがないインジェクションモデル・・・。
夜な夜なガレージで眺めながらも、毎週末が楽しみになる・・・!まさに「乗って楽しむ」には最適なモダン・クラシックと思う次第です!
1992年式 モーガン4/4 Ford CVH EFI 取材後記・・・
取材〜撮影〜動画撮影まで終始ワクワクして対応させて頂けた、とっても綺麗なシリーズVI最終型の92年式モーガン4/4でした・・・。
オーナー様行きつけの「車の磨き屋」様がおありのようで、本格的な磨き作業は施工済みとの事、それにしても細部までまさに「ピッカピカ」の一台・・・。頭の中で考える経過年数と、目の前の事実に筆者の思考が追いつかない状態・・・を経験させて頂きました。
現在も新車で購入できるモーガンシリーズにおいて、モーガン4/4は、世界中のエンスージアストから惜しまれつつも2019年に生産終了したモデル・・・。状態の良い個体ともなれば、探しても出ない、出会いを待つしかないモデルとなっているのも現実です・・・。
「31年経過したとは信じ難い、内外装超極美車登場・・・!92年式モーガン4/4 Ford CVH EFIは、ナローボディを纏ったモダン・クラシックの最高峰・・・!まさに“大人”が嗜む至高の味わい満載のクルマだった・・・!」
モーガン4/4がガレージにあるエンスーライフはきっと冒険と喜びに満ちていることでしょう・・・!
是非モダン・クラシックの真骨頂が味わえる至高の見学に群馬県までお越しください。
このとても素晴らしい車両「1990年式 W124 AMG 300E 3.2コンプリート」は現在東京都近郊都市にあります。
個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。
本車両購入に際しては、車両代金の他に、自動車税月割計算、並びにリサイクル預託金のご負担をお願いいたします。
【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両は、クラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト、「エステートセール®︎スプレマシー」に掲載されたものです。
至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。
エステートセール®︎スプレマシーは、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿作成でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。
文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。
過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。
本記事内容は2023年3月12日13時より約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと、助手席試乗体験並びに頂いた記録簿等の資料を元に執筆作成したものです。
限られた時間内での確認につき、状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります事ご承知おき下さい。
また執筆内容に関しては、念入りな海外・国内リサーチを含めてオリジナルの原稿を執筆しておりますが、現地に赴くなどの裏づけを全て取ってはおりません。状態等のコメントもあくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。
掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込は、このページの一番下よりご連絡下さい。
尚、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。
何卒宜しくご検討下さい。