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2004年式

ダイハツ・コペン KM-Martin・コペン コンプリートカスタム

人を笑顔にするご職業のオーナー様が、足掛け10年楽しんで
こられたエンスージアジズム溢れる一台は、やはり人を笑顔にする
クルマだった・・・!自由度満載初期型L880K型
コペンベース・・・、アストンマーチンDB5をも彷彿とする
愛らしいマスクを纏ったKM-Martinコペンは、オーナー様のお人柄
と共に沢山の笑顔を作ってきた一台だった・・・!

小さなボディに大きな存在感・・・筆者も笑顔になった
「KM-Martin・コペン

取材の為のオーナー様との待ち合わせ時間まで、少し早めに到着した筆者が近隣コンビニエンスストアの駐車場に取材車を停めて時間調整していた時の事・・・。目の前の交差点に、見慣れない一台が現れ、コンパクトなサイズながら存在感溢れる風格満載で左折しようとしています・・・。

「このクルマだっ!」と瞬時に悟った筆者は思わず笑顔に・・・!すぐに取材車のエンジンをスタートして後を追いかけ・・・オーナー様にお会い致しました・・・。

筆者も思わず笑顔になった瞬間・・・そんな出会いから今回の取材は始まったのです・・・。

世界の名だたるマイクロ・カー・・・“ミニ・クーパー”や、“フィアット500”などと同様、「小さくても存在感のある国産K-Car」として、軽自動車初の電動油圧ポンプ式アクティブトップ・ルーフを纏い2002年にダイハツが軽自動車メーカーの威信をかけてリリースした初期型L880Kコペンは、それまでの国産軽自動車特有の“チープで安っぽいイメージ”を、ダイハツの「拘りの製造方法」含め、群を抜く異彩を放つ事で完全に払拭したクルマです・・・。

限られた台数のみ輸出される海外においても、イギリスBBC放送の国民的人気自動車番組「トップギア」では、「最高のオープンカーを見つけよう!」とした企画においてメルセデス・ベンツCLK500、アウディA4、シトロエンC3プルリエル、アルファロメオ147GTAと共に取り上げられ、「あの小さくて可愛いクルマは何?!」と英国内での人気に火をつけた程です・・・。

お椀を伏せた様なポルシェ356をも思わせる、愛くるしいティアドロップ・シルエットに丸いヘッドライト・・・、そして2シーター電動オープンという、現代のクルマの中では異彩を放つパッケージングで、スポーツカー好きの男性はもちろん、老若男女・性別を問わず多くのファンを獲得した初代L880Kコペンは、誕生から20年以上を経過した今でも、メーカー主体〜オフ会など愛好家の間で数多くのイベントが毎年開催され、「コペン・ライフ」という文化まで創造するなど、まさにモノ作りにおける現代風マーケティングのお手本とも言える存在まで昇華しています・・・!

その初代L880Kのみが持つデザイン的自由度満載のスタイルは、時にクリエイター達の想像力を大きく掻き立て、さらに別次元の存在へと変化・・・。当然一台ごとにオーナーの好みを反映させて作り上げられる初代L880Kベースのカスタム・コペンは、唯一無二の圧倒的存在感と、何処に行っても二つとして同じものが無い価値観へと姿を変え、オーナーのみならず、それを見る周りの人も笑顔にし続けるのです・・・。

本日は「思わず笑顔になるクルマ・・・」をテーマとして、その出会いから10年に及ぶ「KM-Martin・コペン」との蜜月を過ごされたオーナー様の物語をご紹介します・・・。

取材〜撮影中も、まるで我が子に寄せる目線で、終始愛情いっぱいのご様子を感じたオーナー様と「KM-Martin・コペン」・・・。

足の怪我から残念なことに乗り降りが困難になり・・・手放さざるを得ない状況から、まさに断腸の想いで取材〜掲載依頼へとなりました・・・。

オーナー様のお人柄・・・、取材中終始笑顔満面で愛車自慢をいただくのですが、オーナー様の心中は複雑模様そのもの・・・。

この原稿をじっくり最後までお読みいただき、想いの篭った一台を、やはり同じ想いで継承いただける、まだ見ぬ真摯な新オーナー様との出会いがあって初めて、「この人ならば・・・」と、本当に手放すことを決意される事と思います・・・。

その大変魅力的な唯一無二の存在価値「2004年式 KM-Martin・コペン」と、オーナー様の現在のお気持ちを、ここに精一杯表現いたしますので、是非最後までお読みください・・・。

筆者敬白・・・

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アストンマーチンDB5 を彷彿とさせるマスクデザイン・・・
ビンテージ・ブリティッシュ感が非常に似合う魅惑の
コペン・・・!著名専門店クモイ・モータースが手がけたKM-Martin・コペンは、様々な人々との素敵な出会いを産んで
くれた一台だった・・・!

さて・・・改めてオーナー様にご挨拶させて頂き、近くで存在感溢れるKM-Martin・コペンをじっくりと拝見させていただきました・・・。

この見事なまでのブレンド感・・・!

コペン・オリジナル・デザインの良さを十分に引き出し、ビンテージ・ブリティッシュ感を巧みに演出したイメージは、コペンの魅力をより一層引きだしたという感があり、巷に溢れる“元車に様々なパーツを貼り付けただけ”のカスタムでは全く無いことが、細部〜全体感のクルマが醸し出す雰囲気でビシビシと伝わってきます・・・!

一言で表現すると・・・「アストンマーチンDB5風のフロントマスクが絶妙にコペンにマッチ・・・!」しており、見る人を思わず笑顔にしてくれる不思議な魅力に溢れているのです・・・!

予めご本人様ご了解の元表現させて頂きますが、オーナー様は中学校教諭をされておられます・・・。若い頃より国産旧車〜英国のクラシック・カーに親しんでこられたエンスージアスト様でおられ、今は絶版となった名車の数々をライフスタイルに取り入れ、感性豊かに楽しんでこられました・・・。

オーナー様のクルマ選びの基準とは・・・、常に「見たときに人が笑顔になれる乗りがいのあるクルマ・・・」とされておられ、生徒達をはじめ見られた人が「これ何・・・?!」と会話が弾む事がとても楽しく、学生時代から親しんでこられたバスケット部の顧問を長年務めておられるのですが、近県など遠征先にもこのコペンで向かうなどすると、やはり皆様興味津々で色々と訪ねて来られるそうで、「気に入ったクルマに乗って、訪問した方々で出会う様々な人々との会話が弾み、新たな出会いを産み出してくれる事・・・」に最も重要な価値観をおいておられる先生です・・・。

その先生が・・・今から10年ほど前の事・・・。

「見た時に周囲の人が笑顔になれるクルマに乗りたい・・・」当時からそう願うオーナー様にとって、軽自動車でありながら電動油圧ポンプ式アクティブトップ・ルーフを持つ初期型L880Kコペンは、やはり乗ってみたいクルマの一つでした・・・。

「やはりコペンに乗ってみたい・・・」そんな気持ちでご覧になった、某コペン専門誌で三重県のクモイ・モータース様が「KM-Martin・コペン」をオリジナルで製作し販売されておられる記事を発見・・・!

「これこそ私が乗りたかった一台だっ・・・!」とばかり、すぐに三重県まで見に行かれたそうです・・・。

当時はまだクモイ・モータース様にとっても、様々なカスタム仕様含め、数台しかリリースしていなかった時代・・・。

前オーナーがこのMartin・コペン・スタイルへと数百万投資して製作し、完成後に日本中を旅して周り、数々の出会いと素敵な思い出をたくさん作られたヒストリーをお聞きになられ、さらに一台ごとに仕様が異なる・・・、同じものは二つとして存在しない・・・、完全にオンリーワン的コペンの存在価値にグッとこられたオーナー様、その場で購入を即決されます・・・。

前オーナーにより192000km程走行していたオリジナルのエンジン〜トランスミッションを、当時45000km程の物に換装する作業をクモイ・モータース様に依頼し、しばらく後にこれら機関を完全リフレッシュした状態で納車され、今日まで足掛け10年程楽しんでこられたのです・・・。

(※取材時メーター読みでの距離数積算計は219390km・・・。192000km時に走行45000kmのエンジン〜トランスミッションに交換されたという事は・・・およそ72000km走行のエンジン〜トランスミッション搭載車となります事お含み置きください・・・。)

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それでは・・・改めてこの“見ているだけでも笑顔に
なる・・・”KM-Martin・コペンじっくり
見ていきましょう・・・!

カラーリングはクルマの品格を表す重要な要素ですが、この個体はこの色も独特で素晴らしいものです・・・!

この独特の雰囲気を醸し出す外装色・・・実は「ポルシェ純正色M7W/9Qメテオ・グレー」で塗られた物・・・。数年前のカスタム実施時に前オーナーによって2度塗りを実施されたもので、ところによっては光沢を保つものの、さすがに経年からクリア剥げなどがあった為、エンジンフード〜トランクリッドは、この取材直前に現オーナー様が再塗装を実施したばかりとの事でした・・・。

よって全体的にとても綺麗で、艶も素晴らしく良いのですが、写真〜動画でも詳細表現している様に、左右リアホイールハウス後方〜フェンダー上部にやや塗装の荒れが出てきています・・・。

外装は大きな凹みや傷もなくとても良い状態で、オリジナル・コペンのティアドロップシェイプを活かしながら、クラシカルな雰囲気を上手くアレンジ・・・。「KM-Martin・コペン」の名の通りアストンマーチンDB5をモチーフに特徴的グリルやオーバーライダー付きクロームメッキバンパーなど、細部まで品質に拘りディテーリングされている様子に心が躍ります・・・!また雰囲気の良いクラシカルなミラーをフェンダー後方にセットしたのも絶妙なアレンジと感心するものでした・・・!

フロント同様、リヤフォルムもクラシカルなイメージでバランスよく統一・・・大きなテールライト・レンズがモダンに残るものの、この辺りが流石と思う部分です・・・。クロームメッキされたリヤバンパーはフロント同様・・・。マフラー周りの意匠もオリジナルとは全く異なり、ビンテージ感を上手く演出しているものです・・・!

トランクリッドには古き良き英国を感じさせる、50年代風トランク・キャリアをセット・・・、15インチ・ワイヤーホイールと合わせてメッキパーツ群が雰囲気を盛り上げてくれています・・・。

さらにインテリアに目をやると、こちらはオリジナルから一層のグレードアップが施され、上質なアイボリー・レザーでコーディネイトされたセミバケット・シートをはじめ、アルミ打ち出しによる3連追加メーターを収めるコンソール・・・、KM-Martinのロゴが入ったメーターパネルなど、ビンテージ・クラシック感溢れる演出が随所に見られ、目と心を大いに楽しませてくれています・・・。

初期型L880Kコペンのオリジナル・デザインの魅力を上手く引きだし、オンリーワンへと昇華させた一台・・・!もちろん今後のパーツ供給に関しても、安心してカスタムコペンを100%楽しめる事含めKM-Martin・コペンは大きな魅力と感じたのです・・・!

  • 参考リンク クモイモータースHP

http://www.km-copen.com

エンジン〜トランスミッションを載せ替えた恩恵もあり、過去10年間大きなトラブル〜不具合はなかったそうです・・・。まして12月から4月下旬の降雪シーズンは、ガレージから一歩も出さず、塩化カルシウムが雨で綺麗に流される春まで過去一切路上に出したことが無いとおっしゃっておられました・・・。エンジンや足回りに関してもカスタムされた際に手が入っているそうですが、余り詳しい

事は分からないとお笑いになります・・・。基本的なエンジンオイル交換などは定期的に実施されることは勿論ですが、手放す予定など全くなかったので記録簿・修理記録なども残っていません・・・。

それよりも・・・もっと大切な事は、やはり人を笑顔になさるご職業柄もあり、出会う人を笑顔にし、沢山の会話をされて来られた事に大きな喜びを感じておられるのが印象的な取材だったのです・・・!

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様々な出会いを産んでくれたクルマ・・・2004年式 ダイハツ・コペン
KM-Martin・コペン・コンプリートカスタム取材後記・・・

是非動画を一緒にご覧ください・・・。

冷たい風が吹く取材日でしたが、助手席に乗らせて頂き、アクティブトップをオープンにしてしばしドライブして頂きました・・・。シートヒーターが心地よくやはりオープンは冬場に限る・・・と思ったものです・・・。

ターボチャージャーのサウンドと共に加速するコンパクトなボディはコペンにして十分なもの・・・。まして雰囲気を味わいながら、コンパクトなクルマをオートマチックでゆったり乗るのも素晴らしい・・・!と心底感じた次第です・・・。

運転席の先生は・・・やはり運転中終始穏やかな笑顔でおられます・・・。

乗っていて笑顔になる・・・

周囲の人も声がかけやすい雰囲気が生まれる・・・

結果様々な出会いが生まれて来る・・・

そんな素敵なサイクルがあると感じたのです・・・。

とても大切にされておられるクルマです・・・。

取材は11月前半だったのですが、前述の通りこの後4月までクルマは冬眠に入るそうです・・・。

「もしも・・・ご縁があり、遠方からご見学に来られた際にクルマを見ていただくことは勿論可能ですが、塩化カルシウムが路上にあるかぎり・・・誠に申し訳ありませんが試乗はできませんのでご了承ください・・・。」とはオーナー様の願いであり・・・クルマに対する愛情表現と感じた筆者でした・・・。予めご理解の程お願い申し上げます・・・。

人を笑顔にするご職業のオーナー様が、足掛け10年楽しんでこられた
エンスージアジズム溢れる一台は、やはり人を笑顔にするクルマ
だった・・・!自由度満載初期型L880K型コペンベース・・・、アストン
マーチンDB5をも彷彿とする愛らしいマスクを纏ったKM-Martinコペンは、
オーナー様のお人柄と共に沢山の笑顔を作ってきた一台だった・・・!

探しても出ないクルマ・・・まさに出会いを待つしかないクルマ・・・

そして・・・その「出会い」が最も重要な、心の通う見学に是非長野市までお越しください・・・。

このとても魅力的な「2004年式 ダイハツ・コペン KM-Martin Copen
コンプリート」は現在長野県長野市にあります。

個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。

本車両購入に際しての、自動車税の月割り精算並びにリサイクル預託金はご購入者様にてご負担いただきます。また陸送等は同様に購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の法人業務でも、自社所有積載車でのクラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありましたら是非ご相談ください。

【お問い合わせに際して・・・】

このページの車両はクラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト「エステートセール・スプレマシー®︎」に掲載されたものです。

至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。

エステートセール・スプレマシー®︎は、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿と動画でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。

文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。

過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。

本記事内容は、2023年11月11日13時より、晴天の元、約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビュー〜助手席試乗体験したものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

車両の細かな状態は写真毎に説明があります

上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください
※画像外をクリックすればページが戻ります

スペック

車検

令和7年6月

走行

不明

備考

初期型L880Kコペンベース極希少車

クモイモータース製アストンマーチン・オマージュ

内外装カスタム車

ポルシェ純正色M7W/9Qメテオ・グレーにて全塗装済み

エンジン&トランスミッション載せ替え済み

形式 ABA-L880K

車体番号 L880K-0020327

原動機の形式 JB

長さ

3390mm

1470mm

高さ

1240mm

重量

840kg

出品地

長野県

280万円