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2007年式

キャデラック エスカレード ESV
(エスカレード・ストレッチ・ビークル)ロング

VORTECアルミブロックV8は実に409PSを発生・・・!大迫力の
最高級フルサイズ・アメリカンAWD・SUVに“この価格”で乗れる
衝撃・・・!米国富の象徴、最高級ラグジュアリーSUVである3代目
キャデラック・エスカレード・ESVは、究極存在感アリの
一台だった・・・!

ビッグ・トルクなアメリカンV8と最高級ラグジュアリーが融合した
唯一無二の世界観・・・キャデラック・エスカレードESV

佇むだけでも尋常では無い圧倒的存在感・・・。

エンジンフードの下には、この三代目から新たに開発〜採用された、オール・アルミブロックの6162cc VORTEC・V8エンジンが鎮座・・・、そのパワーたるや実に409PS(5700rpm)を叩き出し、57.6kgm(4300rpm)という超絶強大なトルクを、電子制御フルタイム4WDという洗練されたテクノロジーで、路面状況に応じバランス良く4輪に伝達・・・、3トンもある車体がフワリと動いたかと思うと・・・、巨大な車体が溢れんばかりのパワーでマッシブに加速する・・・!

「質量の二乗に比例する」この独特の加速感こそ、軽量な車体では絶対味わえない物・・・。

これこそが、一度味わってしまうと“病みつき”になる“ビッグトルク・シンドローム”そのもの・・・。

この“独特の感覚”は明らかに脳内に残り、それ以降小排気量車ではまったく面白くなく・・・、どんなに魅力的なクルマに乗っても物足りなくなってしまう・・・。

まさにこの“ビッグトルク・シンドローム”の世界観を見事に味わえてしまうのが、繊細に設計されたシャーシでこのビッグトルクを受け止め、大きな車体とは思えない程クレバーな乗り味をもつ“三代目キャデラック・エスカレード”の最大の魅力であり、アメリカの富の象徴「キャデラック」のフラッグシップとして、フルサイズ・最高級ラグジュアリーSUVに仕立て上げられた味わいは唯一無二の世界観を示すのです・・・!

キャデラック・エスカレードは、米国ゼネラルモーターズが製造し、高級車部門のキャデラックから販売された米国規格フルサイズの最高級SUVです・・・。

ミレニアム直前の1999年に、メルセデス・ベンツMクラス、レンジローバー、レクサスLX、そしてフォードが1998年にデビューさせたリンカーン・ナビゲーターなど、1990年代後半に始まった“高級SUV”の激戦化時代に、キャデラック・ブランドから鳴り物入りでSUV市場に投入されたモデルです・・・。

「エスカレード」とは、梯子などを使って防御壁や城壁をよじ登る攻城戦の戦術を指す言葉で、発表当時カー・デザイナー・オブ・ザ・センチュリーの候補者にもなった米国著名デザイナー、ウェイン・チェリー氏の最高級SUVとしての想いが表現された物になっています・・・。

2007年当時エスカレードの通常のボディ・レングス(ノーマルサイズ)は三井物産が正規輸入していましたが、ロングボディのエスカレードESV(エスカレード・ストレッチ・ビークル)は、国際市場において特別オーダーでのみ入手可能だったモデルで、日本へは新車並行として極限られた台数のみが輸入されました・・・。

競争激化だった当時の高級SUV市場において、GMによりキャデラック・ブランドの威信をかけ、相当な力を投入され開発されたエスカレードは、瞬く間に市場で最も売れたフルサイズのラグジュアリーSUVとなります・・・。

巨大な縦型ライトを個性的に配したフロント周りからボディエンドまで・・・、ウェイン・チェリー氏により総してマッシブに描かれた大胆なスタイリングと、このクラスを完全にリードした実に409馬力を誇る新開発アルミブロックV8エンジンが絞り出すパワーの組み合わせは、著名なアスリートやパワーを求めるエグゼクティブをキャデラックのディーラーに引き寄せ、キャデラックがここ数年で見たことのない様な若々しいユーザー層を獲得しました・・・。

その中でも、ダイナミックなロングボディがさらに魅力的なキャデラック・エスカレードESV(エスカレード・ストレッチ・ビークル)は、フルサイズのラグジュアリーSUVとしては最大級のパワーと乗車能力、積載能力、そして牽引能力を備え、エスカレードの魅力をさらに拡大したのです・・・。

エスカレードはそのダイナミックな外観デザインのみならず機能的にも秀でており、溢れるパワーを余すことなく4輪に伝える電子制御されたスタビリティ・コントロール・システム “スタビリトラック”が4WDバージョンには全て採用・・・、特徴的縦型ライトにはHIDロービーム・ヘッドライト・・・、ペダル位置が電動で前後に調整できるパワー・アジャスタブル・ペダル・・・、左右リアビューミラー鏡面にインジケーターが点滅するターン・シグナル・ミラーなどが装備され、ゴージャスの極めとしてウッドがあしらわれたセンターコンソール中央には、ブルガリ製のモダンなアナログ時計が凛として配置されます・・・。

またメーター・コンソールにはタイヤ空気圧モニタリング・システム(オリジナル・ホイールのみに対応)・・・、2列目には独立したキャプテン・シートが搭載・・・。シートヒーターのみならずシートクーラー・・・、ムーンルーフ・・・、2列目および3列目にはツインAVモニターを備えるなど、ハイエンド・ラグジュアリーSUVとしてさまざまな特徴を持つインテリア装備が高級感を盛り立てています・・・。

他にもラグジュアリーSUVならではの豪華機能は書き切れないほど・・・。

3ゾーン・クライメート・コントロール付きエアコン・システム・・・、レザー・トリムシート、オーディオ・コントロール付きウッド&革巻ステアリングホイール・・・、クルーズコントロール・・・、14ウェイ・パワーフロントシート・メモリーシステム・・・、BOSEプレミアム・サウンド・システム・・・、リア・AVコントロールユニット・・・、またこれはとても便利な電動開閉式パワー・リフトゲート・・・、電動格納式ランニング・ボードなど豪華装備満載の仕様となっています・・・。

そして何と言ってもの特徴・・・!

この2007年からの三代目エスカレードのパワートレインには、オールアルミ製6.2L Vortec V8エンジンが採用・・・。

これは吸気と排気のタイミングを2段階に調整する、可変バルブタイミングを備えた業界初の量産型プッシュロッド・エンジンで、最高出力403ps(!)、最大トルク57.6kgm(!!)という超絶パワーを発生・・・!トランスミッションには新開発の6速6L80オートマチック・トランスミッションが採用され、熟成した電子制御4WDシステムと相まって、溢れるパワーを走行状況により正確に4輪に伝達するのです・・・!

そして実際に乗ってみると・・・!

大柄のボディに反してエスカレードは非常に旋回性に優れ、日本の道路事情でも乗りやすく、運転中はあまり大きさを感じないことに気づかれるでしょう・・・。

これには2007年式から、捩れ剛性が49%アップした新しいフルボックス・フレームが採用されたことが大きく起因し、加えて従来のリサーキュレーティング・ボール・システムから刷新された新設計ラック&ピニオン・ステアリングが、ロングボディながら従来比で回転半径が120cm短い8.5mを実現・・・。ジャンボサイズながら狙ったラインを確実にトレースできる秀逸なハンドリング・ダイナミクスと、洗練された至高の乗り心地をエスカレードESVに与えているのです・・・。

全長5.64mのダイナミックなボディ・デザインに惚れ惚れし・・・、乗ってみると409馬力を操るのは豪快極まりなく・・・、高級インテリアは快適そのもの・・・。剛性感溢れるシャシーは、しっかりとした感触で、驚くほど反応がよく正確にコントロールできるラグジュアリーSUV・・・。

インパネには美しいブルーのゲージ類が輝き、素晴らしいBOSEの音響システムを楽しみながら、ジャンボな車体を巧みに旋回させ、まるで豪華クルーザーのように走らせる・・・。

まさにこの「揺るぎない乗り心地とゴージャス感」が味わえるのがエスカレードESV最大の魅力でしょう・・・!

発表当時から現代まで・・・歴代エスカレードが、プロ・スポーツ選手、Xゲーマー、ポップスターなど、さまざまな知名度の高いセレブリティに人気があるのは、この車格を超えた乗り味が示すもので、キャデラック・エスカレードが時代を追うとともに、さらに煌びやかさを増した存在へと昇華しているのも大きく頷けるポイントなのです・・・。

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誰も乗っていない最大サイズのSUVに乗りたい・・・!若き
オーナー氏の想いは2007年式・三代目エスカレードESVに
辿り着いた・・・!この価格で最高級ラグジュアリーSUVに乗れるなら、ビッグトルク・シンドローム覚悟で乗るしかないっ・・・!

ご家族皆様でエンスージアスト様・・・。

味わいあるクルマの数々に造詣が深いオーナー様ご一家で、クルマの味わい方を学ばれたご長男様・・・、その若きオーナー氏が積極的に楽しまれたのがこの2007年式キャデラック・エスカレードESVでした・・・。

ご趣味のアウトドア・ライフを楽しまれる中で、当然の様に4輪駆動車を好んで乗られ、ハイラックス・サーフなど国産SUVを数台乗り継いで来られました・・・。

それでも・・・「どうせ乗るならもっと大きな・・・誰も乗っていないアメリカン・フルサイズのSUVに乗りたい・・・!」との想いは拭い切れず、辿り着かれたのがこのキャデラック・エスカレード・・・、そして何と言っても譲れなかったのが、ロングボディが魅力のESVだったそうです・・・。

良い状態の個体を探し続け・・・、最終的にはお知り合いの車屋さんから紹介されたのがこの2007年式の個体・・・。

現在は18インチにハイトの高いスタッドレスを履いたマッシブなイメージですが、付属の24インチアルミ・ホイールにロープロファイル・タイヤを装着したイメージは、巻末最後の写真にあるように更にラグジュアリー感を増したイメージがとても素敵な一台となっています・・・。

約2年間で3万キロほど楽しまれて来られたそうですが、「実際に所有してみてどうでした・・・?」とお伺いしたところ、真っ先に返ってきたのが「いや〜実に楽しかった・・・!」とのお答え・・・。

やはりこのキャデラック・エスカレード・ESVが持つ、尋常では無い圧倒的存在感はどこに行っても注目を浴びたそうで、高級ラグジュアリーSUVの魅力を存分に楽しまれたご様子です・・・。

所有期間の中で特に大きな不具合発生は無く、マイナーなトラブルとして、左リア・ドアアウターハンドルが留め具の劣化で外れた事・・・、フロントマーカーのレンズを交換した事・・・、右ミラーを駐車場で当てられ修理した事・・・、また機関面では、フロント・ドライブシャフトのブーツが破れたため新品交換したなどとなっていますが全て対応済みとなっています・・・。

乗り降りの際にかえって不便なので、現在コンソールにあるスイッチをオフにして使用せず、あまり気にしておられませんが、左ドライバー側の電動格納式ランニング・ボードは動画にある様に稼働していますが、右側のランニング・ボードのモーターは動くものの、開かない状態になっているそうです・・・。

またマイナーなポイントですが、2列目右キャプテン・シートの肘置き回転部のグロメットが欠品・・・、その真上のエアコン吹き出し口のフィンが1つ欠品しているとの事でした、もちろん使用には全く問題ありません・・・。

加えて写真でも表現しています様に、フロント・ドア・サッシのクリアコートが剥がれる症状がみられます・・・。

現在は、税金面で維持しやすい1ナンバー(貨物車登録)とされておられ、車検時は3列目のシートを外して対応・・・その為、車検証上の乗車定員は4名となっています・・・。

さすがナショナル・フラッグシップのキャデラック車だけあり、エアコンは灼熱下でもとてもよく効き、シートクーラーも大変便利とのこと・・・、もちろん冬場のヒーターもシートヒーター含めて快適に効き、どんな環境下でも乗り味は最高・・・!最高級のラグジュアリー感を存分に味わえるそうです・・・。

取材撮影中〜オーナー様に協力頂いての走行動画撮影中も「いいクルマですよね〜」と連呼されておられた程・・・、オーナー様はこのエスカレードESVをとても気に入っておられ、保管環境含めて大切に維持されておられるご様子が伝わってくる一台でした・・・。

まるで豪華クルーザーの様に郊外を走り抜ける409PSの豪快な走りは、巻頭走行動画からも良くお分かりいただけると思いますので、是非合わせてご確認ください・・・。

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2007年式 キャデラック エスカレード ロング ESV 取材後記・・・

まさにミュージアム・ピースな1937年式デラージュD6-70・・・、当時としては破格の豪華さを誇った、現存するアールデコ期の遺産です・・・。

「最近の電気自動車よりもスムーズだよ〜本当に調子良いよね〜」とは動画撮影中のオーナー様の一言・・・。

青年期のモーリスマイナー1000に始まり、60年代のDKB・・・30年代のシトロエン・トラクシオン・アバン・・・30年代コード812・・・そしてロールスロイスに至っては40代で購入されたシルバー・シャドウに始まり、ゴースト、コーニッシュ、シルバークラウドなど14台を常に傍に・・・、最上の状態で乗り継がれて来られた素晴らしい人生経験をお持ちのオーナー様・・・。倒立ソレックス・キャブレターでマネージメントする、およそ80数馬力を発生する2729ccの6気筒エンジンを難なく始動し・・・、コタール製電磁式4速マニュアルトランスミッションを巧みに操り・・・、流麗荘厳な車体を美しくも鮮やかに・・・、現代の街中をまさに水を得た魚のように、見事にスピードに乗せて走り抜けられます・・・!

感性を豊かにしてくれるクラシックカーこそ、オーナー様のご趣味であると同時に「生き方そのものを表現できる道具」として大切にされるお方です・・・。

それだけに「これだけは、どうしても・・・」と取り付けられたルネ・ラリックのカーマスコットが、何よりもオーナー様の生き方を物語っていると感じた取材でした・・・。

「せっかく直接輸入までされて調子良く乗れるようになった一台をなぜ手放されるのですか・・・?」との筆者の問いに「嫌になったから、調子が悪いから手放すのでは無く、今がとても良い状態だからこそ、次の方に繋いで後世に残して欲しいんだよね・・・。」と大変穏やかにお話し頂きました・・・。

クラシックカーをコレクションし、乗って楽しむということを心底楽しまれて来られたお方が、大切にされて来られた一台だけに・・・、確信を持ってお繋ぎできる一台となっています・・・。

この「2007年式 キャデラック エスカレード ロング ESV」は現在、
石川県にあります。

個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。

本車両購入に際しての、自動車税の月割り精算並びにリサイクル預託金はご購入者様にてご負 担いただきます。また陸送等は同様に購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の法 人業務でも、自社所有積載車でのクラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありま したら是非ご相談ください。

【お問い合わせに際して・・・】

このページの車両はクラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト「エステートセール・スプレマシー®︎」に掲載されたものです。

至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。

エステートセール・スプレマシー®︎は、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿と動画でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。

文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。

過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。

本記事内容は、2024年2月16日曇天下13時より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビュー実施〜助手席試乗体験したものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。状態等のコメントも、あくまで取材時の天候、状況及び、筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

車両の細かな状態は写真毎に説明があります

上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください
※画像外をクリックすればページが戻ります

スペック

車検

令和6年6月

走行

79008km 取材時表示

備考

第三世代エスカレード・ロングボディ

VORTEC 6.2L V8 409PS

フルタイム4WD

左ハンドル

6AT

車体番号1GYFK66867R419880

型式 不明(GMT900)

原動機の型式 6.2L

用途 最大積載量500kg貨物1ナンバー登録

乗車定員4人乗り

Nox・PM適合

24インチ・サマータイヤ付ホイール付属

過去2年間のみ記録簿あり

長さ

5640mm

2030mm

高さ

1920mm

重量

2610kg

排気量

6162cc

出品地

石川県