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1937年式
ドラージュD6-70
流麗荘厳なオートクチュールボディが、完全機能のコタール製
エレクトロ・マグネティック・ギアボックスで優雅に街中を走り
抜ける・・・!ポール・ニューマン・コレクションから直接輸入
された1937年式ドラージュD6-70は英国〜国内で入念なレストアを
受け、完全動体コレクションとして観る者を惹きつける
一台だった・・・!
ルネ・ラリックのガラス・オブジェ“Victoire=勝利の女神”を手に「これだけはどうしても取り付けたかったんだよね・・・」とはこのドラージュ輸入直後のオーナー様の談・・・。
現代の様にクルマが移動のための道具である以前・・・1900年代初頭において自動車は所有する人も当然限られ、特にフランスにおいてはフランス革命以後も明確に残る一部貴族階級や役人・商人がファッショナブルに自己表現をする道具であった時代でした・・・。
欧州で作られる高級車はそれまでの馬車の文化を引き継ぎ、ボディはオートクチュールで顧客の好みによりコーチビルダーによって製作され、エンジンが搭載されたシャーシに架装される形で提供されました・・・。
当時のクルマ文化とは、まさにおしゃれな貴族階層の最も贅沢な遊び方であり、その更なる自己表現の方法の一旦を担ったのが20世紀初頭モダンアートの巨匠ルネ・ラリックによるアール・デコのガラス・オブジェ「カー・マスコット」だったのです・・・。
モダンアートにも大変造詣の深いオーナー様・・・。過去の大変豊富な経験値をもとに、生涯乗りたいクルマに対して常にアンテナを張り巡らし、海外著名コレクターにより動体管理されている「1937年式ドラージュD6-70」が売りに出されている情報をいち早くキャッチされ、日本国内で公道走行ができる個体は現在まず無い、紛れもないミュージアム・ピースであることから、現地代理人への直接交渉〜直接輸入を敢行されました・・・。
交渉が成立し輸入手続きが始まるまさにそのタイミングで、真っ先に購入されたのが時代考察もピッタリな1928年製ルネ・ラリック作の“Victoire”(勝利の女神)のガラス工芸オブジェ・・・。万が一の事を考えもちろんレプリカなのですが、「これだけはどうしても取り付けたかったんだよね・・・」と願いを叶えられた瞬間だったのです・・・。
ラジエーターキャップに取り付けられた“勝利の女神”が道先案内人の如く、淀みなく輝くラジエーターグリル頂上に鎮座するのは、「荘厳」の一言・・・。当時の車体の製造(コーチワーク)はすべて専門業者に依頼して、顧客はその容姿を競いあったのですが、完全オートクチュールで仕上げられたこのD6-70も1930年代当時イギリス東岸リンカンシャー・ボストンの街にあったコーチクラフト社により架装されたもので、ドラージュでは大変珍しく4枚ドアで架装されたボディは、内外装とも英国でフルレストアされたこともあり87年前の個体であることを一切感じさせない、まさに「アール・デコの象徴的イメージ・・・」を観る者全てに投げかけています・・・。
逆観音開きに開くドアを開けて室内に乗り込むと、そこには見事な空間美が存在・・・。フレンチ・ミニマリズム・デザインのマスタークラスに我を忘れるのです・・・!
上質なマホガニーとウオルナットのコンビネーションで装飾された室内はルージュカラーのレザーシートと共に、シンプルな中にもゴージャスなイメージ・・・。
SELBORNEという当時やはりロンドンにあった、フランス製ドラージュの特約店からリリースされた右ハンドルの個体のリア・シートは、肘掛け付きのソファーの如く非常にゆったりと座れ、さらに後席天井部分がくり抜かれ、シルクハット着用紳士がそのままくつろげたであろう室内を非常にイメージ良く現存しているのです・・・!
それではエンジンを始動してみましょう・・・!
パネル正面にあるメインスイッチを押し“オン”の位置に・・・。国内輸入後の整備時に、オリジナルの手動式燃料ポンプを残したまま、吐出量の適正な電磁燃料ポンプを新たに追加していますので、しばらく待った後にスターターボタンを押すと、コールド時からでも2729cc直列6気筒エンジンはあっけなくスタートし、古典的な雰囲気ながらも驚くほどスムーズで安定したアイドリングを始めます・・・。
これもアールデコの象徴的・・・!フランス語で記載された英国イエーガー製のビンテージ計器類は、唯一時計を除いてしっかり機能しており、何より驚きなのは水温が非常に安定している事が、この個体の特徴として見受けられます・・・。
フロアから生えたレバーは、前進・後退を決めるもの・・・、スリーペダルですので現在の車同様にクラッチを踏み込み前進にギアを入れます・・・。発進準備ができたなら・・・、もう一度クラッチを踏み込み、今度は左手親指で操れる「コタール製電磁式4速ギアボックス」を操作しながら操るのです・・・!
スタートしてしまえば変速時にクラッチを踏む必要も無い、ドラージュをはじめとした当時の高級車のみに搭載されたセミオートマチック式とも言える電磁式4速マニュアルを操作し、このクラシックなドラージュD6-70を驚くほどスムーズに走らせる感覚は「流麗荘厳」の一言・・・!
この1930年代にドラージュ、デラヘイ、ブガッティなどの高級車の高価なオプションとして提供されていたコタール製電磁式4速トランスミッションは、当時ノンシンクロが当たり前の時代、ほとんどの車がダブル・クラッチを必要とし、クラッチの耐久性もなかった時代において、絹のように滑らかな操作性を持つ最高級の変速システムだったのです・・・!
これにより非常に滑らかに走るドラージュD6-70を操作する感覚は素晴らしいもので、まさに1930年代にタイムスリップした感覚を覚えるのです・・・!
パワーステアリングなど当然無くとも、操作しやすいクラシックカーならではの大経ステアリングを操り・・・、左親指でコタール変速システムを操作し・・・、鼻先のラリック・マスコットを眺めつつ独特のオーラを振り撒きながらドラージュD6-70を操るのは「快感」の一言でしょう・・・。勿論、振り向き様に羨望の眼差しとして送られる、多くの視線に耐えられれば・・・のお話しです・・・。
その美しさは当時"愛人に送るならドラージュ"といわれるほど優雅
にして華やかなものばかり・・・、当時としては破格の豪華さと
プライスを誇ったドラージュのヒストリーとは・・・。
DELAGE(フランス語読みでドラージュ)は1905年、夢おおく若き企業家ルイ・ドラージュによってパリ近郊のルヴァロワ・ペレに設立された、フランスの高級自動車およびレーシングカー製作会社です・・・。
創業期は2台の旋盤と3人の従業員のみであった会社は、当時のブガッティやメルセデス・ベンツが参戦するGPレースへの積極的な参加と好成績で販売業績を伸ばし、創業から僅か7年後の1912年には350人の従業員が年間1000台以上の車を生産する会社にまで急成長を遂げました・・・。
第一次世界大戦が終結すると、デラージュは初期の小型車から脱却し、豪華絢爛な大型高級車製造で一気に名声を高め、パリの紳士たちから「愛人に送るならドラージュ」といわれるほど優雅にして華やかな名車の数々を生み出したのです・・・。
必死に新たな挑戦を続けた1920年代初頭は、まさにドラージュにとっての「黄金時代」でした・・・。1923年には、DIシャシー、大型ホイールとタイヤ、ゼニス製キャブレター3基を備えたV12気筒10,688ccという当時230.52kmという陸上速度記録を樹立したヒルクライムカーが作られ、ガヨン峠のヒルクライムでコースレコードを更新するなどの実績を残し、その評判がヨーロッパ中に響き渡る程大きな話題を呼び、その後開発された新世代の6気筒車「D6」が登場すると、一気に主力商品に成長・・・!ドラージュ史上ベストセラーとなり大成功を収めたのです・・・!
この「ドラージュD6シリーズ」は、当時としては破格の豪華さと内容を誇ったモデルでした・・・。
パリの顧客達はこぞってデザイナーに個別デザインを依頼・・・、名のあるコーチビルダー達によって生まれたおよそ1160台と言われるスタイリッシュな特注ボディの数々は、アールデコ期のフランスの街中を大いに彩ったのです・・・。
そしてこのD6誕生の7年後・・・。その進化版である「D6-70」が登場・・・。ライバル達が成し得なかったメカニカルな進化の数々として、近代的で軽量なシャシーに搭載された、実に生き生きとしたレスポンスの2.729cc直列6気筒エンジン・・・、スムーズなコタール社製電磁ギアボックス・・・、そしてベンディックス社製油圧ブレーキにより、D6-70はその美貌だけにとどまらず、当時としては卓越したドライバビリティを持つ車となりました・・・。
順風満帆な成長を遂げたドラージュでしたが、1929年の世界恐慌の煽りを受けた経済危機の反動が訪れ、世界中の高級車メーカーが販売不振に苦しんだ中ではドラージュも例外では無く、会社の商業的、財政的状況は大きく揺らぐことになってしまいます・・・。
1932年春、ルイ・ドラージュは新型車D6の生産に必要な金型を調達するために、当時の貨幣価値2,500万フランの融資を受ける為に東奔西走・・・。会社はドライエへの譲渡を余儀なくされますが、ウォルター・ワトニーという英国人実業家の協力を得て、ドラージュ車を継続販売するために、「ソシエテ・ヌーベル・デ・オートモビル・デラージュ(SAFAD)」を新たに設立し、新型車の販売を継続したのでした・・・。
数奇な運命を辿ったドラージュでしたが、第二次対戦後の1948年には、2リッターを超えるエンジンを搭載した車をターゲットにした自動車税が引き上げられ、戦後のフランス国内不況と相まって、高級車メーカーにとっては非常に厳しい市場となり、ドラージュは1954年にドライエと共にオチキスに吸収され、自動車製造に幕を降ろしたのでした・・・。
しかしながら・・・、「レースフィールドで得た技術を取り入れた、素晴らしくパワフルで魅力的なクルマ・・・」というDNAは決して消失してしまうことなく、65年後の2019年には企業家ローラン・タピー氏により「ドラージュ・オートモービル社」が再始動され、「ドラージュD12」が発表されました・・・。
新たにドラージュが自社生産する7.6リッターのV型12気筒エンジンにエレクトリック・モーターを組み合わせ、最高出力は実に1100馬力・・・、一台3億2400万円という価格において、世界限定30台の販売が発表され、世界中のエンスージアストを驚かせたのですが、その価格・・・時代を先読みした風貌容姿含めて、この現代のハイパーマシン「ドラージュD12」の姿を見て思うのは・・・、およそ90年前の1930年代当時、発表された「ドラージュD6-70」を見た当時の人々が感じた印象とは、自動車が当たり前の時代では無かった背景を想像し、きっとこれ以上にセンセーショナルな事だったのではないか・・・という事です・・・。
1937年英国アールズコート・モーターショー出品車・・・、
1938年「ザ・モーター」誌に掲載車両・・・!記録と共に
ヒストリーが明確に残る一台は英国で入念なレストアを終えた一台
だった・・・!シリアル#51277 車体#135の魅惑のスポーツ
サルーンに迫る・・・!
1930年代アールデコ・デザインの最高峰こそまさにドラージュ・・・。この「D6-70」はまさにその代表的な一台です・・・。
1937年当時、とある英国紳士によってオーダーされたこの一台は、当時ロンドンにあったコーチクラフト社によって、本国フランスでは珍しい4枚ドアに架装されたもので、この非常にスタイリッシュなコーチワークは、その後の英国人コレクターの元1997年に素晴らしい外装ペイント・スキーム(ルージュ・レッド&グリス・アキシナイト)と、これも非常にマッチするルージュ・カラーのレザーインテリアによってフルレストアされたものです・・・。
この当時イギリスからオーダーが入った特別な一台は、1937年英国でのお披露目の際にアールズコート・モーターショーでドラージュのブースに展示された一台でもあり、フランスの“Les Grandes Routières – France’s Classic Grand Tourers”という本の題材にもなった一台です・・・。また車両に当時のコピーが付属しますが、1938年には英国著名自動車誌「ザ・モーター」誌のレビュー対象車にもなった経緯があります・・・。
2729cc OHV直列6気筒エンジンを搭載したこのD6-70は、英国レストア時の計測で80hpの出力を計測しており、入念なレストアが実施されたコタール社製電磁ギアボックスと相待って、その流麗荘厳なルックスに十分見合うパフォーマンスを備えています・・・。
英国でレストアされたインテリアは、アールデコ期のフレンチ・ミニマリズム・デザインをイメージし入念に当時らしさを復元・・・。気を衒う派手さを一切感じさせないまでも、極限までスタイリッシュなインテリアに、アールデコ期のゴージャス感を感じ取ることができる空間に仕立て上げてあります・・・!
この時空を超えた空間に身を置くのは、アート好きであれば至高のひと時・・・!全体に張り替えが実施されたルージュ・レザーのシートは、軽いシワがある程度で使用感はほとんどなく、素晴らしいコンディションを保っています・・・。インナードアにもレザーが施され、収納ポケットまでが再現され・・・、フロントは前後調整が可能なゆったり座れる独立シート、リアはソファの如くゆったりとしたベンチシートで、特別なパッセンジャーのためのスペースは、フロントもリアも十分に確保されています・・・。
これも張り替えられたカーペットはルージュ・レザーと品良くマッチしており、とても良い状態で残っています・・・。また、天井内張もレストア済みとなっており、87年前のクルマとはイメージがつかない程とても清潔感があるものです・・・。メーターパネルにはイエーガー製・メーターを備えたマホガニー材による木目の細かいダッシュボードが貼られています・・・。1930年代のオリジナルであるこのアール・デコ期のビンテージ計器類は、当時に使われたフォントが美しく、見ているだけで魅了されるものです・・・!
リアには広々としたトランクが存在・・・。アッパーセクションを持ち上げてアクセスすることも・・・、また必要に応じてスペアホイールを含むロアパネルを開けてさらに深くアクセスする事も可能です・・・。またトランク内上部には当時物のオリジナル車載工具がしっかりと積まれており、飴色に染まったスチールのパティーナ(古色)がなんとも美しいのです・・・!
このドラージュD6-70ほどエレガントなクラシック・スポーツ・サルーンは存在しない事でしょう・・・!
1920〜30年代の10年間は、フランスのコーチビルドにおける最盛期であり、非常に洗練されたスタイリッシュなボディをまとった高級車が数多く製造された年代でもあります・・・。
大きく膨らんだ左右のウイング・・・、4枚ドアを感じさせない優雅に傾斜したリアセクション・・・、威風堂々としたラジエーターを中心としたフロントフェイス・・・、これらすべてが見事に融合し、実に魅力的なデザインに仕上っています・・・。
1997年に英国で再塗装されたエクステリアは全体的に素晴らしいコンディションで、傷はほとんど見当りません・・・。クロームメッキも同様に素晴らしく、バンパー、ランプ類、トリム、ラジエターまわりなどすべて非常に良い状態です・・・。ランプ類のガラスレンズもクリアで明るく、大きなグリルの上部には七宝焼による鮮やかなブルーのデラージュ・バッジがそのまま残っています・・・!
また2023年国内輸入車検取得時〜現在までに、4輪油圧式ドラムブレーキのオーバーホール・・・、スターターモーターのブラシ交換〜リビルト・・・、それまで始動時に手動式であった燃料ポンプの電磁ポンプ化・・・、電圧を安定させて十分な充電を可能とする為のダイナモ改めオルタネーター化・・・、万が一の際に外出先から帰還できるように12Vバッテリーのツイン化・・・、ウインカー制作・・・、日本の車検用光軸確保の為のヘッドライト交換などを行なっており、現時点では当時物オリジナルのライトが取り付けられていますが、別途付属の車検用ライトに交換して光軸調整すれば難なく車検をパスできる様になっています・・・。また当時物オリジナルのセマフォー式ウインカーは、国内車検に適応しない為、現時点で動作はしないようになっています・・・。
英国からの輸入時に添付された膨大な量のヒストリー・ファイルには、1990年代以降のパーツ交換履歴や整備請求書が豊富に含まれており、この個体がどのような経緯を歩んできたかが明確に判明する様になっています・・・。
またレストア作業の写真、オリジナルの配線図、英国登録書などが含まれており、英国登録書には前所有者が「ポール・ニューマン・コレクション」であることも明記されています・・・。
この内外装ともに素晴らしく、非常に興味深い初期の歴史を抱合した、まさにミュージアム・ピースである1937年式ドラージュD6-70は、「実走できるアールデコの象徴」としてオーナー様の感性を常に刺激し、至高のドライバビリティを与え、どこへ行っても賞賛のまなざしを集めずにはおかれないことでしょう・・・。
1937年式 ドラージュD6-70 取材後書き・・・
まさにミュージアム・ピースな1937年式デラージュD6-70・・・、当時としては破格の豪華さを誇った、現存するアールデコ期の遺産です・・・。
「最近の電気自動車よりもスムーズだよ〜本当に調子良いよね〜」とは動画撮影中のオーナー様の一言・・・。
青年期のモーリスマイナー1000に始まり、60年代のDKB・・・30年代のシトロエン・トラクシオン・アバン・・・30年代コード812・・・そしてロールスロイスに至っては40代で購入されたシルバー・シャドウに始まり、ゴースト、コーニッシュ、シルバークラウドなど14台を常に傍に・・・、最上の状態で乗り継がれて来られた素晴らしい人生経験をお持ちのオーナー様・・・。倒立ソレックス・キャブレターでマネージメントする、およそ80数馬力を発生する2729ccの6気筒エンジンを難なく始動し・・・、コタール製電磁式4速マニュアルトランスミッションを巧みに操り・・・、流麗荘厳な車体を美しくも鮮やかに・・・、現代の街中をまさに水を得た魚のように、見事にスピードに乗せて走り抜けられます・・・!
感性を豊かにしてくれるクラシックカーこそ、オーナー様のご趣味であると同時に「生き方そのものを表現できる道具」として大切にされるお方です・・・。
それだけに「これだけは、どうしても・・・」と取り付けられたルネ・ラリックのカーマスコットが、何よりもオーナー様の生き方を物語っていると感じた取材でした・・・。
「せっかく直接輸入までされて調子良く乗れるようになった一台をなぜ手放されるのですか・・・?」との筆者の問いに「嫌になったから、調子が悪いから手放すのでは無く、今がとても良い状態だからこそ、次の方に繋いで後世に残して欲しいんだよね・・・。」と大変穏やかにお話し頂きました・・・。
クラシックカーをコレクションし、乗って楽しむということを心底楽しまれて来られたお方が、大切にされて来られた一台だけに・・・、確信を持ってお繋ぎできる一台となっています・・・。
流麗荘厳なオートクチュールボディが、完全機能のコタール製エレクトロ・
マグネティック・ギアボックスで優雅に街中を走り抜ける・・・!
ポール・ニューマン・コレクションから直接輸入された1937年式ドラージュ
D6-70は英国〜国内で入念なレストアを受け、完全動体コレクションとし
て観る者を惹きつける一台だった・・・!
是非至高のアールデコ実走車見学に愛知県名古屋市までお越しください。
この大変素晴らしく希少な「1937年式 ドラージュ D6-70」は現在愛知県に
あります。
個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。
本車両購入に際しての、自動車税の月割り精算並びにリサイクル預託金はご購入者様にてご負担いただきます。また陸送等は同様に購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の法人業務でも、自社所有積載車でのクラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありましたら是非ご相談ください。
【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両はクラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト「エステートセール・スプレマシー®︎」に掲載されたものです。
至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。
エステートセール・スプレマシー®︎は、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿と動画でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。
文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。
本車両はオーナー様のご意向により、弊社法人業務である「クラシックカー直接輸入業務」により筆者が現地コレクター様代理人と交渉を進め、コンテナ手配〜海上保険加入〜通関〜デバンニング〜陸送〜提携工場にて車検取得〜オーナー様への納品業務を進めた個体です・・・。
過去の整備記録や修理歴など含めて前&現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております・・・。分かり得ている情報は見学時にも可能な限りお伝えし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫をいたします。
よって本記事内容は、2024年1月18日木曜日午前10時より、晴天の元、約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと、弊社にて輸入時の情報〜提携工場で整備〜群馬県陸運局にて車検取得時試乗体験したものを元に執筆作成したものです。状態等のコメントについてはクラシックカー〜アート好き筆者の主観によるものが大きいという事もご承知おき下さい。
掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。
何卒宜しくご検討下さい。