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1997年式

キャデラック コンコース

↑↑↑上記アーカイブ動画、是非音声ありでご覧ください・・・。

「人生を楽しむ上でクルマは欠かせない存在・・・」数多くの名車
を乗り継いだオーナー様の“クルマの概念”を変えた97年式
キャデラック・コンコース・・・!贅を尽くして細部まで作り
込まれた、乗る者を満足させる最後のキャデラックは豊かな
アメリカの象徴・成功者の為のクルマだった・・・!

取材時走行僅か25951km・・・、2オーナー目の97年式キャデラック・コンコースは新車時より室内保管の恩恵もあり、内外装一切澱みのない素晴らしいコンディションで、オーナー様の感性溢れる素晴らしいお仕事場兼室内ガレージに佇みます・・・。

英国のロールス・ロイスやドイツのメルセデス・ベンツなどと並び、世界の名だたる高級車ブランドであるキャデラック・・・。歴代アメリカ大統領専用車に恒久的に使われるのをはじめとして、世界各国の王侯貴族や政府指導者の専用車としても採用されるなど、豊かさの象徴を表現する独特の世界観に満ち溢れています・・・。

この唯一無二の世界観こそが「キャデラックに乗る」という醍醐味・・・!アメ車好きならずともこの世界に一歩足を踏み入れたならば・・・その味わい深い魅力に虜になりきっと抜け出せなくなることでしょう・・・。

アメリカでの正式名称は「キャデラック・ドゥヴィル・コンコース」・・・。

その名の通りキャデラックの伝統的なラグジュアリー・モデルである「De Ville・ドゥヴィル」(※フランス語で華やかな都会の意味)の11代目ハイエンド・グレードとして93年から99年までの6年間・・・、デトロイトの衰退にキャデラックが中国を生産拠点にするなど“世界戦略”と謳い、自動車づくりの方向性が変わる直前の・・・、紛れもなくデトロイトで生産され、実にキャデラックらしいアメリカン・イズムがプンプン漂う、豊かな国アメリカ純血「最後のキャデラック」なのです・・・!

完全室内保管の恩恵もあり、埃一つない鏡面の様な車体を見渡してみてまず気がつくのがリアからの実に芳醇な眺め・・・。

ショーファー・ドリブン・カーとして、後席エントリーを最大限配慮したバーティカルなイメージから、60年代を彷彿とさせる・・・、非常にスリムで特徴的なリア・テールランプ・デザインに至るまで、今日まで脈々と流れてきた“ザ・キャデラック”の普遍的イメージが素晴らしく継承されています・・・。

コンコースの開発テーマは「伝統の継承と刷新された新技術の融合・・・。」

従来のキャデラックのイメージを大きく刷新し、ラグジュアリーとパフォーマンスを融合した「ノーススターシステム」がこの車の真髄でしょう・・・。

このシステムは、パワー、経済性、洗練性、低メンテナンス性のバランスが優れた4.6リッター・4カム32バルブ・オールアルミ製V8エンジンと電子制御4速AT「4T80-E」を中心に、トラクション・コントロール〜ABSブレーキシステム〜路面感応型可変減衰サスペンション〜速度感応型パワーステアリング・アシストを統合マイクロ・プロセッサがマルチに制御するものです・・・。

また代名詞の「ノーススター・エンジン」は当時としては画期的な緊急対応用「リンプホーム・モード」を搭載しており、冷却水喪失時にはエンジンの過熱を防ぐため、8気筒のうち4気筒に燃料を供給し、残り4気筒は冷却空気を送るなどいかなる状況でも乗員を安全に帰還させる配慮がなされるなどエンジンは高い信頼性を提供しています・・・。

早速アメリカの匂いが残る最後のキャデラック・コンコースに乗り込んでみます・・・!

軽々とした実にアメ車らしいステアリングを操作し、最後のフルサイズ・キャデラックを自在に乗りこなすのもなんともダイナミックで魅力的な事・・・ですが、このクルマは紛れもなくショーファー・ドリブン・カーです・・・、まずはリアシートへのエントリーから試みてみましょう・・・。

このキャデラック・コンコースではインテリアも、伝統的なアメリカ製高級車のモチーフはしっかり残しつつも、デザイン全体は実にモダンで洗練されたイメージに刷新されています・・・。

“軽々と開く重厚なドア・・・”を開けるとまず魅了されるのが、インテリア空間に漂うレザーシートの「芳醇な香り・・・」この五感に響く素敵な匂いに癒されつつ、見晴らしの良い空間で後席ながらリクライニング機能付き高級ソファーそのものの柔らかいシートに座ると・・・、そこはもう極楽極上の世界・・・!高級欧州車のコノリーレザーなどとは一味も二味も異なる・・・これぞキャデラックの世界観が広がります・・・。

またこれは巻末写真や添付動画でも表現を試みていますが、ドライバーの頭上を超えてリアシートからの目線が前方を見据えることができる見晴らしの良さがショーファー・ドリブンならではの細やかな配慮・・・。この素晴らしい後部キャビンを演出している重要な要素は、リア・シートがフロントシートより一段高いポジションとなっているのです・・・!

“軽々と動く重厚なドア“を閉めるとそこには「静寂の世界」が存在するのも最上級モデル・コンコースならではの特徴・・・。

マルチ機能満載でこのモデル専用として搭載された「4564ccノーススターV型8気筒エンジン」のサウンドは静寂の中になりを潜め、素晴らしく味付けされたサスペンション性能と共に正にマジックカーペット・ライド如く、雲上を滑るように走る・・・。高速道路などもはやこの車のために作られたかと思うほど、柔軟な足回りでひたすらフラットにゆったりとトルクフルに走る・・・。そこには素晴らしいの一言では到底表現できない世界観が見事に存在するのです・・・。

そして・・・ドライバーシートに・・・。

「このクルマに乗ったら飛ばさずに・・・自然とゆっくり走りたくなる・・・。」オーナー様のそんなお言葉を聞きながら、肘置きを起こせば前席に3人乗れる今は無きベンチシートに感動し、後席同様ゆったり座れるソファー如くシートに身を任せます・・・。

全長5330mm〜全幅1940mmと究極のフルサイズ・アメリカン・ラグジュアリーながら、実際に乗ってみると・・・実に見切りの良い前方視界の恩恵で「フルサイズに乗っている・・・」という感覚は全くありません・・・。動画撮影後半では少し狭い路地を走行いただきましたが支障はなく、オーナー様曰く街中ではコインパーキングにも普通に停められるそうです・・・!

伝統的キャデラックを周到した軽い操舵感・・・最新技術による柔らかい希有な雲上ドライブは、まさに夢見心地・・・!これは・・・思わずショーファー(運転手)からステアリングを奪い、自ら運転したくなるのが独自の世界観を持つキャデラック・コンコースの醍醐味・・・!

愛着を持って大切に保管・・・、大切なお客さまの送迎には必ずこのキャデラック・コンコースを運転して出かけられるオーナー様の心が伝わる、素晴らしいドライバーズ・カーとも思えたのです・・・。

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「クルマはいつも自分自身をリセットしてくれる大切な
相棒・・・。」これはまさに“動く応接間”・・・。97年式
キャデラック・コンコースは忙しいオーナー様の心を癒す大切な
存在だった・・・!

「免許を取る前から大のクルマ好き・・・。」と、とても素敵に自己紹介頂いたオーナー様・・・。

免許取得後から半世紀に渡り「人生を心から楽しむ上でクルマは欠かせない存在・・・」と、ライフスタイルを一貫してこられ、取材当日も素敵なお仕事場兼室内ガレージに見事に飾られたおクルマ遍歴の写真を背景に、97年式キャデラック・コンコースと出会いから、足掛け3年に渡る「蜜月の日々」をユニークに語って頂きました・・・。

大学に通われていた頃すでに起業・・・、誰もが知る有名タレントを数多く召致してのイベント開催等で実益を得て、大学時代に買ったスピットファイアのお話しなど非常に楽しく、それ以降現在もクリエイター、プロデューサー、そして自らタレントとして芸能プロダクションを経営、地域の若者と一緒に行政主体の大規模イベントを実施〜社会貢献に大きく寄与するなど、素晴らしい人間味に溢れたお方です・・・。

若い頃から珍しいクルマに目が無かったオーナー様・・・。

クライスラーのオープンモデルやジープのロングホイールベース車・・・、ポンティアックGTOや70年代後半の希少なリンカーン・ベルサイユなど、トルクフルでゆったり走れるビッグサイズのアメ車を多数愛好されて来られ、お仕事で忙しい時も「クルマに乗るといつも心がリセットできる・・・」といつも傍にある愛車の存在を大切にされ眼を細めてお話しいただきます・・・。

その後、ポルシェ〜メルセデス・ベンツなど欧州の名車の数々もコレクションされましたが、その先に行き着いたのが、「やはりビッグトルクのアメ車の味わいが最高・・・。そうだ・・・!やっぱりキャデラックに乗りたい・・・!」と想いは原点回帰・・・。

それからというもの・・・、北海道から九州まで・・・、僅かな情報を頼りに日本全国に残存する、「GMによる世界戦略宣言前の時代に作られた、アメ車の香りがプンプン漂う時代のキャデラック」に限って、日本全国探し回られたそうです・・・。

「フルノーマルで残る走行の少ない極上個体・・・。」

一生懸命探しても・・・探せば探すほど出ないというのが、探している時の心情・・・。

ある日、ふとした情報から「真の出物」が東京にあるとお知りになられ、そのまま東京へ・・・。

この97年式「ワンオーナー(当時)、低走行の室内保管極上車・・・」と運命の出会いをされ一目惚れ・・・。その場で即決購入されたとのことでした・・・。

購入してからは・・・。

普段はお仕事のミーティング・スペースでもある、前述のとても感性豊かに装飾を楽しまれる室内に保管・・・。

雨天など悪天候下では当然乗らずに、いつもフローター充電器にバッテリーを接続して健康維持・・・。

好天時にはそのゆったりとしたドライブを心から楽しみ、時折お仕事でお迎えされる有名〜著名〜タレント様など、大切なお客様をこのキャデラック・コンコースで駅までお迎え・・・、現場まで後席に乗って頂いての「おもてなし送迎」にもお使いになられるそうです・・・。

とてもお話しの楽しいオーナー様・・・!

「このキャデラック・コンコースは本当に味のあるクルマ・・・。細部までの配慮と作り込みが素晴らしく、後席のお客様が一段高いところにゆったりと座って見晴らしを楽しまれるには最高のクルマです・・・!サスペンションなど本当に最高で、高速道路などドライブすると本当に素晴らしい・・・!」

と笑顔満面にお話しいただきました・・・。

もちろん無事故・無補修・無改造の完全オリジナル車・・・。

また購入してから現時点まで不具合は一切なし・・・。車検はこの原稿がアップされる令和6年12月までとなっていましたが、もちろん継続して取得されておられます・・・。

ヤナセ正規輸入車ですので当時物のオーナーズ・マニュアル〜過去の記録簿などブック類・・・、24KGPのゴールド・キー・セットを含めてオリジナル・スペアキー付属・・・。そしてもちろん歴代非喫煙車です・・・。

30年近く経過した1997年式とは到底思えない極上コンディションで奇跡的に残存するこの97年式キャデラック・コンコースは、次の未だ見ぬ新オーナー様の日常を芳醇に演出し、日々を素晴らしくリセットしてくれる存在になることでしょう・・・。

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「車内の芳醇な香りと静寂感・・・素晴らしいシートに感動・・・!」
1997年式キャデラック コンコース・・・筆者の取材後記・・・。

アメリカ人にとってもキャデラックは長い間、「富」と「成功」を象徴するステータスシンボルとして認識され、キャデラックを所有することは、社会的地位の高さを示す特別なものでした・・・。

今なお多くのアメリカ人にとってキャデラックは「夢の車」そのもの・・・。

かつてデトロイトを開拓したフランス貴族アントワーヌ・ロメ・ドゥ・ラ・モト・シュール・ドゥ・キャデラックの名が残された「キャデラック」とは、アメリカ人にとってただの自動車ブランドを超えた「アメリカの象徴」としての意味を持ち続けており、その伝統的なイメージと新たな革新性の融合によって生まれた、まさに時代を飾った名車は唯一無二の世界観を持ち、新たにキャデラックに乗る者をまた魅了するのです・・・。

あらゆる部分に最高ランク高級車として配慮がなされた90年代のGMを象徴するザ・キャデラック・・・それがこのコンコース・・・。

このキャデラック・コンコースは伝統的なアメリカンラグジュアリーの血統を引き継いだデザインに新進気鋭のノーススター・システムを搭載した一代限りの絶盤名車なのです・・・。

GMが世界戦略を公言し拠点を海外に移すなど、それまでのデトロイト基準からのモノづくりが大きく変化する直前・・・、アメリカのインターステート・ハイウエイをただひたすらゆったり、おおらかに、エレガントに走ることをイメージした、今は無きフルサイズ・アメリカン・ラグジュアリーは、まさに最後のアメリカらしいキャデラック・・・と言えることでしょう・・・。

「こんなに素晴らしい状態で現存するキャデラック・コンコース・・・、なぜ手放されるのですか・・・?」との筆者の質問にオーナー様は苦笑いしながら一言・・・、「誰にでもある人生ステージの変化でやむなく・・・、まさに断腸の想いで手放すことを決めました・・・。」とのこと・・・。

これをここまで読んで頂いたエンスージアストの皆様には、共感いただける方も大勢おられるのではないでしょうか・・・。

人生ステージの変化でやむなく・・・、まさに断腸の想いで大切にされて来た貴重な個体を手放される・・・。手放すことは決めたものの、きっと真摯な次のオーナー様との出会いで「この人ならば・・・」と心から手放すことを決断されることと思います・・・。

「人生を楽しむ上でクルマは欠かせない存在・・・」数多くの名車を乗り
継いだオーナー様の“クルマの概念”を変えた97年式キャデラック・
コンコース・・・!贅を尽くして細部まで作り込まれた、乗る者を満足
させる最後のキャデラックは豊かなアメリカの象徴・成功者の為のクルマ
だった・・・!

「大事にしてくれる人のところに行ってほしい・・・。」とおっしゃるオーナー様

是非想いの伝わる素敵な見学に愛知県までお越しください・・・。

この「1997年式 キャデラック コンコース」は現在愛知県にあります。

個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。

本車両購入に際しての自動車税の月割り精算(年額¥88,000)並びにリサイクル預託金(¥21,760)はご購入者様にてご負担いただきます。

また陸送等は同様に購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の法人業務でも、自社所有積載車でのクラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありましたら是非ご相談ください。

 

【お問い合わせに際して・・・】

このページの車両はクラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト「エステートセール・スプレマシー®︎」に掲載されたものです。

至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。

エステートセール・スプレマシー®︎は、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿と動画でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。

文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。

過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。

本記事内容は、2024年11月9日曇天下午前9時30分より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様インタビューしたものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものでは無く状態等のコメントも、あくまで取材時の天候状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。

なお個人間での取引となりますので冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提として検討頂けるお客様のみ」とさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

車両の細かな状態は写真毎に説明があります

上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください
※画像外をクリックすればページが戻ります

スペック

車検

令和8年12月まで

走行

25951 km取材時表示

備考

車検取得直後掲載

低走行車

内外装フルオリジナル2オーナー車

新車時より室内保管

左ハンドル4AT

ヤナセ正規輸入車〜ハンドブック・記録簿あり

形式 E-AK44K

原動機の型式 4K

車体番号 1G6KE52Y-1VU212970

ノーススターV型8気筒DOHC 4564cc 279HP/5600rpm・41.5kgm/4000rpm

長さ

5330mm

1940mm

高さ

1450mm

重量

1890kg

排気量

4564cc

205万円