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1994年式

チェッカー マーコス ミニ 1275

↑↑↑上記アーカイブ動画、是非音声ありでご覧ください・・・。

往年のMk-IクーパーS復活をテーマに日本限定で100台のみ
リリースされたチェッカー・マーコス・ミニ・・・!ロングマン・
ステージIIIヘッド&ケント285カムでチューンされた怒涛の90HP
に軽量690kgボディは、快楽ミニの極みだった・・・!

林道に木霊する、明らかにチューンされたショート・ストローク・エンジン独特の甲高いサウンド・・・。

コーナーからバランス良い姿勢で飛び出してきた、クーパーS Mk-Iをオマージュした一台のクラシック・ミニは、エキゾースト・サウンドの木霊を聞くだけでも「やはり何かが違う・・・」と感じさせてくれるチューンド・カー独特のオーラを振り撒きながら、ワインディングロードを快走します・・・。

一見するだけでは気がつかない・・・、(そこが良い!)また本車両はエンブレムさえオーナー氏の好みで(そこもまた良い!)普通のエンブレムに交換されている、ナロースタイルが魅力のクーパーS MK-I を彷彿とさせるクラシック・ミニ・・・。

しかし・・・僅か6桁の車体番号(CM3058)が明確に物語るその中身は、「往年のクーパーSの復活」をテーマに、94年にチェッカーモータースが100台限定で英国に発注・販売した、今や非常に貴重な存在と完全昇華した「チェッカー・マーコス・ミニ1275」なのです・・・!

「チェッカーマーコス・ミニ・・・」の希少な存在価値について少々その詳細を紐解いてみましょう・・・。

日本のチェッカーモータースのオファーを受けてMk-Iオマージュ制作に賛同し、このエンジンをチューンしたのは、70年代英国レース界に、青天の霹靂の如く現れ、瞬く間に一世風靡したミニの名チューナーであり、78年のBTCC(ブリティッシュ・ツーリングカー・チャンピオンシップ)で、自らチューンしたクラブマン・ミニを駆り12戦11勝・・・その翌年も12戦10勝を飾り、2度総合タイトルを獲得したレーシング・ドライバー、リチャード・アーサー・ロングマン氏によるもの・・・。

当時日本からのオーダーに応えて特別に100台のみ英国でチューンが施されたこの1275ccエンジンの中身は、実際には60年代レーシング・チューンされた往年のMk-Iをはるかに凌ぐ内容で、ステージIII・ロングマン・チューニングヘッドにKENT285ハイカムを搭載・・・。さらに大口径ツインSU HS4キャブレターでマネージメントされたエンジンは、圧縮比10.25:1から MAX POWER 90hp/5500rpmを絞りだすという、非常にエキセントリックとも言える内容で、軽量ミニマムなミニの車体を元気に振りまわすには最高級のマッチング・・・!エンスージアストならずともクルマ好きならば間違いなく「乗ってみたい・・・!」という非常に魅力あふれる内容のものだったのです・・・!

・チェッカーマーコス・1275ccエンジン仕様は以下の通りです・・・。

・チェッカーマーコスミニ1275ccチューンドエンジン(オリジナル)

・リチャード・ロングマン・ステージIII・チューニングヘッド In36.5mm Ex29.0mmビッグバルブ

・KENT285ハイカム

・SU HS4ツインキャブ

・圧縮比10.25:1 MAX POWER 90hp/5500rpm

・ボア・ストローク:70.61mmX81.28mm

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往年のミニ・クーパーS Mk-I 1275を彷彿とさせる外観に
ドキドキ・・・!そしてエンジンをかけた瞬間、チューンナップ
された鼓動にワクワクその気にさせてくれる「94年式
チェッカーマーコス・ミニ」をじっくり観て行きましょう・・・!

長期にわたる外装レストレーションを実施するため、令和5年3月に一時抹消登録をされたオーナー氏・・・。少し前に仕上がったばかりという車両を公道で撮影するために当日は仮ナンバーをつけて郊外に広がる林道を走行していただきました・・・。

是非冒頭動画と併せてご覧ください・・・。

さて・・・、まず眼を惹かれるのが、60年代レースシーンにそのまま出てきそうな、往年のクーパーSを彷彿とさせる綺麗に仕上がったアウトルックです・・・!

非常に綺麗なホワイト&ブラックルーフの外装は、オリジナルと同色で全塗装が終わったばかり・・・。リアトランクの中までしっかり塗られているので非常にフレッシュな印象を受けます・・・。

オーナー様に伺った所、もともとガレージ保管の恩恵で錆の無い個体だったとのこと・・・。ミニ特有の雨水などが溜まり腐食が起きやすいドア下部〜リアホイールハウス後方〜ヘッドライト下部〜そして、ルーフから雨水を落とすレインガーターの四隅なども全く錆浮などは見当たりませんでした・・・。

内装はドライバー〜ナビ双方のシートが、少々経年変化がみられるラリーアート製のリクライニング機構付きセミ・バケットシートに交換されているのを除いては基本オリジナルが残っており、定番スミス製センターメーター〜水温計〜油圧計に加えて、これもスミス製のタコメーターが装着され、否が応でも気分を盛り立ててくれています・・・。

またクラシック・ミニの特徴・・・、潔いクリアーなガラス越しに映えるインテリアの印象は、相応の経年による味わいは感じられるものの、ブラックの内装カラーは、外装とのマッチングも素晴らしく、見ていても心躍るレーシーな仕様となっているのです・・・!

筆者のオピニオンに過ぎませんが、シートを含めた内装はこれから仕上げる楽しさを残しているとも言えるでしょう・・・。

またエンジンルーム〜足回り〜ボディ下回りシャーシなどをみてみても、基本94年当時のオリジナルが色こく残る一台・・・。世の中に膨大に存在するミニをブラッシュアップさせるパーツ類などをセレクトしての自分好みに仕上げる楽しみを大いに残している一台では無いでしょうか・・・。

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「1994年式チェッカーマーコス・ミニ1275ccシリアル#CM3058・・・
取材後記・・・」

この取材の少し前に・・・、本物65年式クーパーS Mk-I・・・しかもカリカリにレーシング・チューンされ、シャーシダイナモ計測でちょうど100HPを切るくらいのレーシング・ミニに乗る機会があった筆者ですが、コンパクトな車体がまさにレーシングカートの如くすっ飛んで走り、一切のロールを感じることなくダイレクトにコーナリングするという、チューンされたミニならではダイレクトな感覚を改めて堪能した反面・・・、半世紀を雄に超えクラシックカーとして希少価値の高まった昨今、周知の如くエンスー車支持論に反し価格は高沸・・・、さすがに日常的にどんなシチュエーションでも気兼ねなく「本物に乗る・・・」のは少し難しい時代となったと感じずにはいられませんでした・・・。

そんな時・・・

傍にいつでも引っ張り出せる「パーフェクト・オマージュ」な存在があったなら・・・

人生一度きり・・・というかけがえの無い「限られた時間」は、いつでも乗り物が本当に楽しかった“あの1960年代〜”にタイムスリップするのではないでしょうか・・・。

往年のMk-IクーパーS復活をテーマに日本限定で100台のみリリースされた
チェッカー・マーコス・ミニ・・・!ロングマン・ステージIIIヘッド&
ケント285カムでチューンされた怒涛の90HPに軽量690kgボディは、
快楽ミニの極みだった・・・!

時間を忘れていつまでも乗っていたい・・・そんなとても素敵な60年代を彷彿とさせる一台でした・・・

思いっきりワインディングを駆け抜ける“至高の試乗体験”に是非神奈川県までお越しください・・・。

この「1994年式チェッカー マーコス ミニ 1275」は現在神奈川県にあります。

個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。

本車両購入に際しての自動車税の月割り精算(一時抹消中の為無し)並びにリサイクル預託金精算(¥10,100)は購入者様にご負担お願いしております。

また陸送等は同様に購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の法人業務でも、自社所有積載車でのクラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありましたら是非ご相談ください。

 

【お問い合わせに際して・・・】

このページの車両はクラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト「エステートセール・スプレマシー®︎」に掲載されたものです。

至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。

エステートセール・スプレマシー®︎は、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿と動画でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。

文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。

過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。

本記事内容は、2025年2月3日(月)曇天下午後1時00分より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様インタビューしたものを元に執筆作成したものです。一時登録抹消中の個体ですが、当日は仮ナンバーで公道走行頂き、動画等の撮影を実施しております。

かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものでは無く状態等のコメントも、あくまで取材時の天候状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。

なお個人間での取引となりますので冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提として検討頂けるお客様のみ」とさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

車両の細かな状態は写真毎に説明があります

上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください
※画像外をクリックすればページが戻ります

スペック

車検

一時抹消登録中

走行

92122km取材時表示

備考

チェッカーマーコス1275cc

4MT

右ハンドル

ホワイト&ブラックルーフ全塗装済

バッジは通常のミニより移植

リチャード・ロングマン・チューニングヘッド(ステージⅢ)〜KENT285カム〜SU HS4ツインキャブ

圧縮比10.25:1 MAX POWER 90hp/5500rpm

車名 マーコス

原動機の形式 神[42]41神

車体番号 CM3058

型式 不明

記録簿等特に無し

長さ

3050mm

1450mm

高さ

1330mm

重量

690kg

排気量

1275cc