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2000年式

ローバー ミニ クーパー 1300 40thアニバーサリー LTD

↑↑↑上記アーカイブ動画、是非音声ありでご覧ください・・・。

これぞ人生上がりの一台・・・!フルオリジナル内外装〜走りも
含めて実にフレッシュな2000年式ザ・ラスト・ミニ・クーパー
1300・40thアニバーサリーLTDは、後世に残していきたい
最後のミニ・クーパーだった・・・!

若い頃から大の車好き・・・。

学生時代の箱スカに始まって以降、膨大な愛車遍歴を持つ大変紳士なオーナー様・・・。

「クルマとは人生を豊かにしてくれるパートナー・・・」と、一台一台真摯に向き合い、更に積極的に人生の楽しみへと1957年式MGAで国内〜海外著名ラリーに毎年の様にチャレンジ・・・!最近では68年式ジャガーEタイプ・Sr1-1/2 DHCを次のラリー参戦用へと、ご自身色に染まるまで入念にレストアを進行させておられるエンスージアスト様です・・・。

かつてより大変お世話になっている、そんなオーナー様からの今回の取材依頼・・・。

筆者の目の前に現れたのはブルックランズ・グリーンにホワイトのボンネットストライプが眩しく映え、サイドのダブルストライプに“クーパー”のロゴが燦然と・・見事に自己主張を行う最後のクラシック・ミニ・・・、「2000年式ローバー・ミニ・クーパー1300 40thアニバーサリー LTD」だったのです・・・!

「一度きりの人生・・・。学生時代から憧れ乗りたかったあのクルマを今こそ乗りたい・・・!」今から数年前にそんな気持ちでクラシック・ミニを探された日々・・・。

「やはり車に対する目が肥えた今から乗るならば多少高額でもエアコンが普通に使えて状態が最高の一台を探そう・・・。」とインターネットで方々探しに探して、都内有名ミニ専門店IR:イール様に出会い、偶然入庫してまだ値がついていない状態であった本個体の状態の良さに一目惚れ・・・。価格がわからないまでもその場で「このミニに決めた・・・!」と購入を決めて来られた逸話があるそうです・・・。

納車まで半年待って・・・ようやくメンテナンスがバッチリ行き届き、新車のように光り輝くザ・ラスト・ミニ・クーパーとの蜜月が始まったオーナー様・・・。

それから約4年間・・・。手厚いメンテナンスを施しながら毎日のようにこのミニ・クーパーを駆り、ご自身とご家族様が経営する会社まで・・・、時にはお孫様の送迎になどと毎日乗りこのミニを溺愛してこられたオーナー様・・・。

トラブルご経験などお伺いしても・・・「ガス欠は一回経験したけれど(笑)今までトラブルは皆無だよ・・・。」と一言・・・。

車検毎に入念に予防メンテナンスを施して来られた個体は、取材時も大変良いコンディションで、クラシック・ミニの中では新しいながらも・・・、それでも25年経過した“その時間経緯”を全く感じない程、実にフレッシュな内外装〜そして走行感で乗る者を魅了する一台だったのです・・・。

その車検毎に予防整備的に手が入れられた詳細を記録簿から書き出してみると・・・。

  • 2009年7月

エンジンオイル交換〜オイルフィルター交換〜クーラント交換〜ブレーキ&クラッチフルード交換〜ロッカーカバーガスケット交換〜バキュームホース交換〜スパークプラグ交換〜クラッチレリーズASSY交換〜グリスアップ〜バルブクリアランスチェックなど

  • 2011年7月

エンジンオイル交換〜オイルフィルター交換〜クーラント交換〜ブレーキ&クラッチフルード交換〜クラッチマスターシリンダーキャップ交換〜クレビスピン交換〜ラックブーツセットにて交換〜バキュームホース交換〜グリスアップ〜バルブクリアランスチェックなど

  • 2013年7月

エンジンオイル交換〜オイルフィルター交換〜クーラント交換〜ブレーキ&クラッチフルード交換〜ヒーターホースジョイント交換〜ホースバンド交換〜ラジエーターキャップ交換〜グリスアップ〜下回り錆止め実施

  • 2015年7月

エンジンオイル交換〜オイルフィルター交換〜クーラント交換〜ブレーキ&クラッチフルード交換〜ファンベルト交換〜アッパーホース交換〜ブレーキパッド交換〜ブレーキディスクセット交換〜ナンバーステー装着〜グリスアップ〜バルブクリアランスチェック〜フロアマットセット取り付け〜左ドアインナーハンドルリンケージ交換

  • 2017年7月

エンジンオイル交換〜オイルフィルター交換〜クーラント交換〜ブレーキ&クラッチフルード交換〜ホイールシリンダーASSY交換〜ウオーターポンプ交換〜フィンブレード交換〜スパークプラグ交換〜ステアリングラックブッシュ交換

  • 2019年7月

エンジンオイル交換〜オイルフィルター交換〜クーラント交換〜ブレーキ&クラッチフルード交換〜バキュームパイプ〜サーモスタッド交換〜サーモハウジングボルト交換〜アッパーグロメット交換〜ガソリンタンクキャップシール交換

  • 2022年2月

エンジンオイル交換〜オイルフィルター交換〜クーラント交換〜ブレーキ&クラッチフルード交換〜スパークプラグ交換〜プラグコードセット交換〜エアクリーナー交換〜トルクロッドブッシュ交換〜クラッチスレーブインナーキット交換〜アッパーアームローリング交換〜テンション&ロアアームブッシュ交換〜フロントガラス交換〜スピードメーターケーブル交換〜ETC取り付け〜ガラスコーティング実施

などなど・・・となっております。

「本当は手放したくないんだよね・・・増えすぎたクルマとガレージの整理が必要で・・・、実は最近孫娘が免許を取ったんだけど、マニュアルで免許をとらせてね・・・このミニを引き継がせようとしたんだけど・・・。何度か乗ってみたんだけどね・・・やっぱり現代的な小さいなクルマがいいとのことでもう予約してきたんだ・・・(笑)。だから本当に残念なんだけどこのミニを手放すことに決めました・・・。」

とはオーナー様の「手放さなくてはならないご事情」・・・。

1999年に英国ロングブリッジ工場から1000台のみワールドリリースされ、それから25年がすでに経過し、状態の良い個体など大変貴重になった最後のハイエンド限定車・・・。

目の肥えたオーナー様の元、細部まで予防的メンテナンスが行き届き、立ち姿も素晴らしく、実にフレッシュな最後のクラシック・ミニ・・・「2000年式ローバー ミニ クーパー 1300 40thアニバーサリー LTD」を目前とし、「クラシック・ミニは沢山見るけども、ここまで状態の良い個体はそうそうないぞ・・・。」と内心つぶやく筆者・・・。

優しい目を常時愛車に向けて心から愛車自慢いただくオーナー様の心に触れ、「これは・・・!手放したくない気持ちが頷ける・・・。」

そう心底感じた、実に記憶に残る取材だったのです・・・。

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1959年のミニ生誕40周年を記念して、1999年に1000台ワールド
リリースされたローバー・ミニ・クーパー1300 40th
アニバーサリーLTDはこんなクルマだった・・・!

これを読まれる皆様には周知の様に、天才エンジニア、サーアレック・イシゴニスが苦肉の時代にアイデアを振り絞って生み出した“ミニ”は、20世紀を代表するコンパクトカーとして自動車史に名を刻む存在です・・・。

1959年にイギリスのBMC(British Motor Corporation)によって誕生し、以降40年近くにわたって基本設計をほとんど変えずに生産され続けたミニは、サー・アレック・イシゴニスが生み出した独特なデザインが半世紀経過した今日においても唯一無二・・・、そして・・・この間違いない最高の事実「いつ乗っても思わず笑顔になる・・・!」と、タイヤを四隅に配したダイレクト感が、ゴーカートライクなミニ特有の走りにより、最後のミニから四半世紀経過した今でさえ、世界中で愛される存在です・・・。

1959年のミニの誕生40周年を記念して、1999年にワールドリリース1000台のみ販売された特別仕様車が「ローバーミニクーパー1300 40thアニバーサリーLTD」。

このモデルは、ミニの歴史と魂を受け継ぎ、伝説的な名車の最後のモデルを飾るにふさわしい、特別なこだわりが随所に詰まった1台でした・・・。

このモデルは、レースシーンで大活躍したミニクーパーのスポーティなイメージをさらに強調しつつ、クラシックなディテールを内外装に取り入れることで、伝統とモダニズムが融合した記念碑的存在となっています・・・。

当時のボディカラーは2色展開・・・。

本個体でもある古典英国車らしい落ち着きのあるブルックランズ・グリーンとソーラーレッド・・・。

いずれもホワイトのルーフとドアミラーが組み合わされ、ミニクーパーらしいツートンのコントラストがレースシーンで活躍した当時を彷彿とさせるものです・・・。

エンジンフードにはエンスージアストにはお馴染みのボンネット・ストライプ・・・、ボディサイドにはダブルピン・ストライプとクーパーロゴがホワイトでデコレート・・・。リアには「MINI COOPER」のロゴデカールを配し、クラシッククーパーの風格をしっかりと継承しているもの嬉しい特徴です・・・。

また特製のエナメル製40周年記念バッジがエンブレムとして採用・・・。グリルはMk-IIスタイルな8本スラットで、2灯フォグランプを標準装備し、迫力あるイメージを周到しています・・・。

ミニクーパーのスポーツスピリットを体現した足回りには、13インチの8スポークアルミホイールに、175/50R13サイズのワイド&ロープロファイルタイヤを組み合わせ、見るからに非常にワイドで特徴的な専用オーバーフェンダーが最後の限定クーパーモデルに実にアグレッシブな印象を与えています・・・!

もちろん走りも実に洗練されており、サスペンションにはKONI(コニ)製のダンパー付きスポーツサスペンションを採用・・・。実にしなやかなコーナリング性能とモダンな快適性を両立し、街乗りからそのままお気に入りのワインディングへとまさに両刀使い・・・!実に心地よい走りが楽しめるものです・・・!

内装など・・・それはまさに英国の品格と特別感を詰め込んだ空間に仕上がっているのが特徴・・・!シートにはブラックレザーに縦溝が入った「バーティカル・フルーティング」を採用・・・。

実にクラシカルかつワンランク上の上質感あふれる雰囲気を演出・・・。

そして・・・最後の限定クーパーモデル最大の特徴とも言えるのが、なんと言ってもダッシュボードデザインにあります・・・!

これは「ポリッシュドアロイ・フェイシアパネル」と呼ばれる金属表面を研磨した雰囲気溢れるもので、かつて英国文化でもある「カフェ・レーサー」達が好んだスタイルをモダンに再現し、クラシックとモダニズムの完全融合体を見事に表現しています・・・!

オーディオには純正CDデッキを標準装備し、リアバルクヘッドには英国の名門Goodmans製ツインスピーカーを搭載・・・!メーターはホワイトフェイスの3連丸型メーターで、センターには誇らしげに「MINI40」の専用ロゴがあしらわれています。

本個体の詳細スペックは以下の通りです・・・

 

型式                E-XN12A

全長×全幅×全高   307cm × 153cm × 133cm

ミッション          4MT

排気量             1275cc

馬力                62ps/5700rpm

トルク               9.6kgm/3900rpm

 

クラシック・ミニの魅力が凝縮されたこの「40thアニバーサリーLTD」は、発売から四半世紀経った今も良質の個体を探すエンスージアストには高い人気を保ち、良好なコンディションや低走行車は、すでにプレミア価格となっているもの特徴的・・・。

そして・・・最も重要な、愛情あふれるオーナー氏の元で大切に手が入れられ続けた健康優良個体などは次世代に残していきたい一台、そして長年の経験値から目の肥えたエンスージアストの「人生上がりの一台・・・」となるにふさわしいクルマ・・・。

まさにその様な健康優良個体など「探しても出ない・・・出会いを待つしか無い一台・・・。」と言えることでしょう・・・。

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2000年式ローバー・ミニ・クーパー1300 40thアニバーサリーLTD・・・
取材後書き・・・

「一回だけガレージに入れるときに左リアフェンダーを擦っちゃったんだよね・・・」とお話し頂くオーナー様・・・。見ると浅いコンパウンド〜磨き作業で取れてしまいそうな擦り傷が一箇所・・・。

頻繁に手が当たるドア・アウターハンドル廻りも確かに乗って来られた風格がありますが、一度磨いてあげれば問題なしのレベル・・・。

そんな味わい以上に全てが美しい一台・・・、ルーフのレインガーターなど雨水が通る場所に至っても大変美しく、凛とした立ち姿も素晴らしい素敵なザ・ラスト・ミニ・クーパーでした・・・。

オーナー様のご厚意で動画撮影時に筆者がドライブさせて頂きましたが、その印象は乗ってみて尚の事フレッシュ・・・!

クラシック・ミニ・クーパーらしからぬ実にモダンな印象で取材時すでに25年経過した事実など脳内ですっ飛んでしまうほど・・・。「これ本当に良いな〜!」と思わず・・・やはり笑顔になる一台だったのです・・・。

「本当は手放したく無い・・・」それがオーナー様の心の内側・・・

鮮烈なこの個体との出会いから今までのこのクラシック・ミニ・クーパーとの蜜月を振り返って、本当に大切にしてくださる新オーナー様との「出会い」があって初めて「この人ならば・・・」と心底手放すことを決意されることでしょう・・・。

価値ある最後のクラシック・ミニ・クーパーは現オーナー様の「クルマは人生を豊かにしてくれるパートナー・・・」という思い”と“懸けてきた時間”が相乗されて、次のオーナー様の或いは「人生上がりのクラシック・ミニ・クーパー」として人生を大きく彩ることと思います・・・。

これぞ人生上がりの一台・・・!フルオリジナル内外装〜走りも含めて
実にフレッシュな2000年式ザ・ラスト・ミニ・クーパー1300・
40thアニバーサリーLTDは、後世に残していきたい最後のミニ・クーパー
だった・・・!

是非オーナー様の真摯な思いに触れる素敵な見学に・・・群馬県までお越しください・・・。

この「2000年式ローバー ミニ クーパー1300 40thアニバーサリーLTD」は現在群馬県にあります。

個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。

本車両購入に際しての自動車税の月割り精算(年額¥39,600)並びにリサイクル預託金精算(¥10,380)は購入者様にご負担お願いしております。

また陸送等は同様に購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の法人業務でも、自社所有積載車でのクラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありましたら是非ご相談ください。

【お問い合わせに際して・・・】

このページの車両はクラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト「エステートセール・スプレマシー®︎」に掲載されたものです。

至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。

エステートセール・スプレマシー®︎は、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿と動画でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。

文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。

 

過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。

本記事内容は、2025年4月8日(火)晴天下午前11時00分より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様インタビューしたものを元に執筆作成したものです。

かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものでは無く状態等のコメントも、あくまで取材時の天候状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。

なお個人間での取引となりますので冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提として検討頂けるお客様のみ」とさせて頂きます。

車両の細かな状態は写真毎に説明があります

上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください
※画像外をクリックすればページが戻ります

スペック

車検

令和8年2月

走行

46462km取材時表示

備考

最終後期型クーパー40周年記念限定車

国内正規輸入〜著名ミニ専門店取扱2オーナー車

ブルックランズグリーン&ブラックレザー

5MT/RHD

車名 ローバー

原動機の形式 12A

車体番号 SAXXN-NAYCYD179475

型式 E-XN12A

フルオリジナル個体〜補修歴無し

全ての記録簿〜オリジナルブック〜専用バインダー〜スペアキー有り

長さ

フルオリジナル個体〜補修歴無し

3070mm

高さ

1530mm

重量

740kg

排気量

1275cc

340万円