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2008年式

スマート フォーツー クーペ パッション

↑↑↑上記アーカイブ動画、是非音声ありでご覧ください・・・。

多様化の時代が、都市走行の概念に
高級小型車の姿を求めた・・・。 AT限定免許でも毎日を楽しく
キビキビ走れる、今なお一切色褪せない極低走行2008年式
スマート・フォーツーは、やはり日々を華やかに彩る
小さな名車だった・・・!

第一章
淀みないシンプルなブラック外装ながら、ややオレンジ寄りのデザイン
レッドが実にモダンな印象として映える・・・! 低走行2008年式
パッション仕様の一台はこんなクルマだった・・・!

時折都会の雑踏を縫うようにスマートに走り抜けるSmart・Fortwoを見かけると、ハッとさせられることがあります・・・。

あのサイズ感・・・、アート的な佇まい・・・、そしてコンパクトなボディから湧き出る不思議な存在感・・・。

それは単なる小さなクルマではなく、都市で使うために、すべてを最適化した“高品質な小型車”として、クルマという存在そのものを問い直した結果なのだと、改めて思い知らされる瞬間です・・・。

「都市で使うために、すべてを最適化した“高品質な小型車”を・・・、」クルマのあり方そのものの問題解決の一策・・・、つまりは“思想の塊”として、スイスの時計メーカーSwatch創業者ニコラス・G・ハイエック氏が「腕時計のように小さく、シンプルで、品質が高く、それでいて感性に訴えるクルマは作れないか」とダイムラー・ベンツ社に開発を持ちかけ、「Swatch・Mercedes・Art・Re・Think」の頭文字から「SMART」と名付けたブランドです・・・。

自由でモダン・・・、まさにアート的なデザインを前面に押し出し、メルセデス・ベンツ製として売り出したSmartが、世界中の都市を彩ったのは2019年まで・・・。

その後中国企業主体となり100%EV化したものの、そのサイズ感や、コンセプトから伝わるアート的要素、そして存在意義などは一変しており、メルセデス・ベンツ製としてのSmartは、やはりダイムラー・ベンツ社とスイスの時計ブランドSwatchの思想が交差して生まれた、工業製品として極めて異色な小型高級車だったと改めて感慨深く思う次第です・・・。

本日ここにご紹介するのは、2008年式ながらも走行わずか33,884kmと低走行、その特徴である軽量樹脂ボディパーツにも大きな線傷さえ見当たらない前期451型・・・、フェイスリフト前の初期基本デザインが見事に鑑賞できる、三菱自動車工業製3B21型エンジンを搭載した“パッション仕様”の一台です・・・。

淀みのないシンプルなブラック外装をまとったこの2008年式スマート・フォーツー クーペ・パッションは、ブラックの外装と美しいコントラストを作る、ややオレンジ寄りの内装色“デザインレッド”が素晴らしくマッチしており、立ち姿からして印象が非常に鮮やかです・・・。

夕方の淡い光を受けたボディパネルには、均一な艶がしっかり残されており、外装コンディションは明らかに良好で美車と呼べる存在・・・、今までのオーナー氏の日常を彩り、ガレージの中で丁寧に扱われてきた事実が自然と伝わってきます・・・。

フロントマスクに近づいて確認してみても、ストーンチップは極めて少なく、ヘッドライトレンズの透明感もしっかりと保たれているのも素晴らしいところ・・・。

都市部での毎日の使用を前提としたクルマでありながら、細かなダメージがほとんど感じられない点は、この個体の素性の良さを物語っています・・・。

明らかに低走行ですが、単に距離が少ないというよりも、扱われ方が穏やかだったことが、外観全体とそしてこの後ご紹介する内装の状態からも静かに読み取れる一台です・・・。

大きなフロント・ウインドウシールドとサイドシールドから覗く、内装色デザインレッドが、ブラックという強いボディカラーに重たさを与えず、実にモダンでポップな印象さえ与えているのはまさにスマート・マジック・・・!

軽く開く大きなドアを開けると、ややオレンジ寄りのこのデザインレッドが室内を彩る空間が現れますが、これも決して目敏い存在ではなくシックにさえ感じるカラートーンで、固定式ではあるものの大口径グラスルーフのシェードを手で開ければ、穏やかな太陽光を自然と取り入れて、さらに室内を明るく演出するのも見事な部分と感じます・・・。

このアート的カラーコーディネートが、スマートを楽しむ真骨頂・・・!内外装の色彩コーディネートから生まれるスマートならではのトーンは、単なる装飾ではなく、フォーツーというクルマが持つ明るさや前向きな性格を、そのまま視覚化したものだと感じさせてくれるのが楽しいところです・・・!

また低走行距離に比例するように、格子状のデザインが描かれたシートの表皮には大きな擦れやヨレは見られず、クッションの張りも十分なもの・・・。

毎日の乗り降りを想像しても、雑に扱われてきた気配は全くなく、実に素直な状態を保っています・・・。

足元に目を移すと、フロント145/65R15・リア175/55R15とデザインを主体にした前後異径タイヤによるこの車のプロポーションが、この小さなボディに確かな安定感を与えていることがわかります・・・。

オリジナル451型スマート・フォーツー パッション純正のアルミホイールのリムには目立つガリ傷はなく非常に綺麗な印象・・・。

スポークの奥まで清潔感が保たれており、足回り全体に雑な印象は全くありません・・・。

軽快さだけでなく、しっかりとした接地感を意識して設計されたフォーツーの足元が、今も素直な状態で残されており、独特の軽快な走行感を生み出しています・・・。

さらに下回りを確認してみると、三菱自動車工業製3B21エンジンは安心の耐久性・・・。

オイルパン周辺や、エンジンブロック外側もシミの無い完全に乾いた状態を保っており、油脂類の漏れや滲みは皆無・・・。

ブッシュやブーツ類といったゴムパーツ類にも大きな劣化や欠損はなく、機関部がきちんと健康な状態で維持されてきたことがしっかりと伺えます・・・。

またこのスマートの独特の乗り味を生み出す、リアのド・ディオンチューブも素晴らしい状態を保っており、安心して乗れる要素をしっかりと語っていました・・・。

都市の中で、必要以上に酷使されることなく、日々の移動を静かに支えながら丁寧に時間を重ねてきた・・・。

この2008年式のスマート・フォーツー・パッションは、まさにそんなクルマだったのです。

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第二章
  もうこんなクルマ二度と出ないぞ・・・!知っていれば毎日の街乗りが
もっと楽しくなるスマート・フォーツー誕生秘話・・・!

スマートという存在を語るとき、なんといっても面白く、ユニークなポイントとして大切なのが、これが「自動車会社の企画会議から生まれた商品」ではなく、「工業製品としての価値観をまるごと持ち込んだ異端のプロジェクトだった・・・!」という点です・・・。

その起点にいたのは、スイスの時計メーカーSwatch(スウォッチ)を立ち上げ、時計という小さな工業製品を“文化”にまで押し上げた人物、ニコラス・G・ハイエック氏でした・・・。

1980年代後半・・・。

人口増加とモータリゼーションの進化で、世界中の都市は俄かに混み始め、駐車スペースは細り、移動の時間は短くなる一方で、自動車メーカーはどこも相変わらず安全規準確保の為“大きさ”と“装備”を誇る方向へ向かっていました・・・。

この矛盾に対して、ハイエック氏が投げかけた問いは、実にシンプルで、しかし鋭いもの・・・。

「腕時計のように、小さく、シンプルで、品質が高く、それでいて感性に訴えるクルマは作れないか・・・」

ここで重要なのは、この発想が「小さいクルマを安く作ろう」という流れではなく、むしろ逆で、“小さいからこそ、作り込みで価値を出す”という時計作り的な思想に根ざしていた点です・・・。

アート的感性で顧客を魅了するスイスの時計メーカーSwatchが、時計作りで実践してきたことは、ご存知の通り単に安いだけの時計では全くありませんでした・・・。

大量生産と品質管理・・・、デザイン力・・・、モジュール的な構造・・・、そして何より「毎日使う道具でありながら、気分を上げる存在」に仕立てること・・・。

この“気分を上げる工業製品”という考え方こそ、後のスマートにそのまま流れ込んでいきます・・・。

そして、ハイエック氏が協業相手としてプランを持ち込んだのが、ダイムラー・ベンツ社でした・・・。

ハイエック氏が協業相手としてダイムラー・ベンツ社に手を伸ばした理由は、単なるブランド志向や個人的嗜好では全くなく、小さく、軽く、都市で日常的に使われるクルマだからこそ、安全性と信頼性だけは絶対に妥協できない観点から、その思想を、工業製品として真正面から受け止め、

クラスを問わず“命を守る設計”を文化として持っていたメーカーが、当時のヨーロッパではダイムラー・ベンツ社だったのです・・・。

時計メーカーがクルマを作るなど、当時の常識では無謀にも思えます・・・。

しかし彼が実現したかったのは、単なる生産能力ではなく、安全性と信頼性を工業規格として成立させる“重み”でした・・・。

小ささを美学に変えるなら、安全性だけは絶対に落とせない・・・。

この一線を引ける相手は、当時の欧州でもダイムラー・ベンツ以外に考えにくかったのです・・・。

こうして始まった“異端の共同開発”は、やがて「都市のためのクルマとは何か」という問いを、真正面から設計に落とし込んでいきます。

小さいのに、ただのミニカーではない・・・。軽いのに、薄い鉄板で成立させない・・・。そして、コンパクトであること自体を“妥協”ではなく、“価値”として成立させる・・・。

そのために採られた方向性の象徴が、のちにスマートの代名詞となる「トリディオン・セーフティセル」の考え方です・・・。

外板は、まさにSwatch(スウォッチ)の様に、交換や着せ替えを想像させるような軽快なパネルで包む・・・。

しかし骨格は、都市の流れの中で日常的に使う道具として、きちんと命を守る剛性体として持つ・・・。

この「外は軽やか、内は頑強」という二重構造の思想は、まるで時計のケースとムーブメントの関係にも似ていて、私はここに“Swatch発の美意識”と“ベンツ発の工学”が真正面から噛み合った瞬間を見るのです・・・。

名称の「smart」という言葉自体も、そこに象徴性が宿ります・・・。

SwatchとMercedesが交差し、そこへArtと“再考=Re-think”の概念が重なり、クルマを再定義するプロジェクトとして立ち上がった・・・。

ここで“Smart=賢い”という日常語の意味と、ブランドとしてのスマートが示す方向性が、実に気持ちよく一致しているのも面白いところです・・・。

つまりスマートとは、パワーやサイズではなく、都市の現実に対して最も賢く回答する乗り物であるとしたのです・・・。

そして1990年代を経て、プロジェクトは具体の形を得ていきます。

小さなボディに、ふたり分の空間を成立させる・・・。短い全長で、必要な荷物の“置き場”を用意する・・・。そしてなにより、都市を走るときの気分を軽くする・・・。

クルマが“緊張”を生む道具ではなく、“解放”を生む道具になれるのか・・・。

この思想は、のちに初代スマートとして世に現れ、街角で「ただ小さいだけではない何か」を感じさせる存在になったのでしょう・・・。

今日時折街中で見かけてもハッとさせられる要素こそまさにこれです・・・!

そこからさらに時代が進み、スマートは第2世代へ・・・。

この2008年式フォーツー(451型)は、まさにその“成熟の入口”に立つ世代です・・・。

奇抜さだけで押し切った実験車から、毎日使える道具としての完成度へ・・・。それでもなお、スマートはスマートであり続ける・・・。

この絶妙なバランス感覚は、Swatch的な軽やかさと、ダイムラー的な厳格さが、互いを否定せず共存したからこそ生まれたものだと感じます・・・。

2019年まで、世界中の都市を彩った“メルセデスのスマート”が終わったとき、失われたのはサイズだけではありません・・・。

思想の起点が“時計的工業製品”であり、そこへ“ベンツの安全哲学”が重なっていたという、この奇跡的な交差点そのものが、ひとつの時代とともに閉じられた・・・。

私はそう思うのです・・・。

だからこそ、この451型のような美しく現存する一台を前にすると、これこそエンスージアストが意味を再確認して毎日乗って楽しむクルマと思えてならないのです・・・。

これは“都市と工業製品の幸福な関係”を、真正面から設計に落とし込もうとした時代の、非常に稀有な回答のひとつだと・・・。

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第三章
低走行〜状態良しの美車・・・、
2008年式 スマート フォーツー クーペ パッション取材後記・・・

もう二度と・・・、アクセルを踏んでエンジンを回して独特の乗り味を楽しむアート的スマート・・・、こんな感性に響くクルマ出てこないことでしょう・・・。

この後登場するブラバス仕様など、ハイパワーに振られ6速AMTをパドルシフトで操り、リッターバイクの様な乗り味を示すモデルも何台か乗った経験がある筆者ですが、スマートの本来の乗り味似合うのはベーシックな、パドルシフト不要なバージョンと改めて思う次第です・・・。

ボディシェルとシート自体の構造そのものが、ドライバーとパッセンジャーを守るトリディオン・セーフティセルに不思議な安心感を覚え、コンパクトな車体を街の流れに身を委ねるように走らせていると、発売から20年近く経過しているにも関わらず、このスマート・フォーツーが、どこか「あと数年でネオクラシック的なクルマ」というよりも、「近未来」の乗り物感に溢れる感覚になる瞬間が未だにあるのも、やはり斬新なコンセプトが表れていると感じるところ・・・。

もちろん不具合〜修復歴なしのオリジナルの姿を保った上個体に限られることですが、実際に改めて乗ってみても、全ての操作は軽く・・・、反応は至って素直・・・、過剰な主張は一切無し・・・。それでいて、走っているあいだずっと、きちんと“気分”がそこにある・・・。

この感覚が味わえるクルマもそうそうないと思うのです・・・。

この2008年式スマート・フォーツー・パッションは、ひとつの時代の考え方そのものとして、今後もその価値を保ち続けていくことでしょう・・・。そして都市の雑踏を縫うように走り抜けるその姿に、

人はこれからも、理由もなく目を奪われるのでしょう・・・。

それはきっと、このクルマが“合理”ではなく、“思想”で作られていた数少ないクルマである証なのだと思うのです・・・。

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多様化の時代が、都市走行の概念に高級小型車の姿を求めた・・・。
AT限定免許でも毎日を楽しくキビキビ走れる、今なお一切色褪せない
極低走行2008年式スマート・フォーツーは、
やはり日々を華やかに彩る小さな名車だった・・・!

ここでこの原稿の表題を、もう一度筆者自身で確かめて・・・ご提案いたします。

是非納得の一台の見学に群馬県までお越しください・・・。

個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。

本車両購入に際して自動車税の月割精算(年額¥33,900)並びにリサイクル預託金精算(¥13,130)はご購入者様にてご負担いただきます。

また陸送等は同様に購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、ご希望がありましたら是非ご相談ください・・・。

【お問い合わせに際して・・・】

このページの車両はクラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト「エステートセール・スプレマシー®︎」に掲載されたものです。

至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。

エステートセール・スプレマシー®︎は、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿と動画でご紹介する北米文化エステートセールの日本版です。

現オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも、確実に次の世代に引き継ぐご案内から販売仲介対応をいたします。

過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。

本記事内容は、2025年12月11日晴天下15時より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様インタビューしたものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものでは無く状態等のコメントも、あくまで取材時の天候状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。

 

何卒宜しくご検討下さい。

車両の細かな状態は写真毎に説明があります

上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください
※画像外をクリックすればページが戻ります

スペック

車検

令和9年7月まで

走行

33,884km取材時表示

備考

ヤナセ正規輸入車

前期451型

車体番号 WME4513312K116393

型式 CBA-451331

原動機の型式 3B21

右ハンドル

6速シングルクラッチ式AMT(AT限定免許対応)

三菱自動車工業製3B21型 1.0L 直列3気筒 自然吸気エンジン

リアエンジン/リアドライブ(RR)

ド・ディオン式リアサスペンション

固定式パノラミックガラスルーフ

前後異径タイヤ(F145/65R15・R175/55R15)

低走行フルノーマル車

パドルシフト非装着

オリジナル・ディーラーブック類付属

整備記録一部付属

長さ

272cm

156cm

高さ

154cm

重量

810kg

排気量

999cc

55万円