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1980年式
MG MGB
↑↑↑上記アーカイブ動画、是非音声ありでご覧ください・・・。
ブルックランズグリーンを纏い、理想的な車高バランスを持った
Mk-IIオマージュの最終1980年式メッキコンバージョンMGBが
美しい・・・!
ベリーベーシックが楽しい英国ライトウエイトの
原点は、やはり「人生上りのクルマ」だった・・・!
第一章
オリジナルがしっかり残りながらも、魅力的なMk-IIオマージュの
メッキコンバージョンとブルックランズグリーンへ全塗装された
最終後期型のMGB・・・!
重量のある前後ウレタンバンパーが外され、前後ともプロフェッショナルの手で、顎下が丁寧に整形され、60年代後半のMG Mk-IIの面影をオマージュし、特徴的なグリルと流麗な形状を持ったメッキバンパーを再度装着・・・。その際に顎下整形が必要なため、当時を彷彿とさせるブルックランズ・グリーンで丁寧に全塗装して仕上げる・・・。
重いウレタンバンパーを外すだけで車高はかなり上がってしまい、そのままだとMGBの流麗なスタイルと雰囲気を出すことは不可能・・・。メッキコンバージョンの際にフロントはアーム式ダンパーの中に内包されるコイル・スプリングを適切なサイズに交換、リアのリジットアクスル+リーフスプリング式サスペンションに至っては、スペーサーを特注しバランスを出す必要がある・・・。
筆者も経験済みのメッキコンバージョン作業は、バンパーに隠れた細部の形状を綺麗に出す作業に加えて、車高調整によってプロポーションを決めるという多種多様な作業が必要な為、Mk-IIのオリジナル形状をよく理解したプロフェッショナルによる作業があって初めて1960年代後半のクラシック・ロードスターの雰囲気を見事に表現できるものです・・・。
冬特有の斜めからのオレンジ色の太陽光線の元、数年前にこのメッキコンバージョン〜全塗装が実施され、真新しい雰囲気が経年と共に浄化され色合いも雰囲気良く馴染み、外観上はMk-IIそのものと見受けられる最終80年式のMGBは、実にしっとりと筆者も目前に佇みます・・・。
ベースとなった個体は、国内新規登録が1982年ながら、車体ナンバーから調べても1980年式・・・、すなわちアビンドン工場から送り出された最終世代のMGB・・・。
長年の改良と熟成を重ねた18V型Bシリーズ1790ccエンジン、熟成されたシャシー、そして信頼性の高い後期メカニズムを備えたこの世代は、機械的完成度という意味ではむしろMGBの最終到達点と言える存在で、軸受ベアリング数が変わり、スムーズにアイドリングをする機械音を聞いていても非常に安心感を覚えるものです・・・。
そこにMk-IIオマージュの外観を纏わせた個体・・・!
“最も信頼性の高い最終型のメカニズム”と、“最も美しいと評されるクロームバンパー時代のデザイン”を融合させた、発売から半世紀を超えた現在、やはり安心して雰囲気そのものを楽しみ、気兼ねなくアクセルを踏み、元気に走らせその本来の元祖ロードスターの醍醐味を感じることのできる貴重な一台へと完全昇華しているのです・・・!
この個体は、数年前にドンガラ状態から元色同色のブルックランズ・グリーンで丁寧に全塗装されており、サビや凹みのない美しいボディコンディションを保っているのも嬉しいところ・・・。
光の当たり方によって深い緑から黒にも見えるこの色合いは、まさに英国の名門サーキット“ブルックランズ”の名を冠したクラシックカラーで、MGBというクルマの持つ英国的気品と軽快なスポーツ性を見事に引き立てています・・・。
オーナー様がこの個体を見つけられたのは今から4年前のこと・・・。
「雰囲気がよくクラシックな英国車を安心して楽しみたい・・・。」との長年の想いでようやく巡り合った一台と、お話ししていただきました・・・。
乗るからには常に最良の状態で楽しみたい・・・、日頃のメンテナンスはご自身で行いながら、要所はプロに任せるスタンスで向き合って来られ、この様にセンスよく仕上げられた、60年代後半の雰囲気を見事に醸し出すMGBを心から楽しんで来られました・・・。
オーナー様の手元の整備記録を辿っていくと・・・。
まず目につくのはフロント・サスペンション周辺の整備履歴・・・。Aアームのトップブッシュ交換、ドラッグリンクブッシュ交換、ロアアーム関連部品の交換、さらにフロントコイルスプリングの交換など、MGBの足回りの要とも言える部分に対して着実に手が入れられてきたことが分かります・・・。
英国ライトウェイトスポーツカーの楽しさは、軽い車体と素直なハンドリングにありますが、そのフィーリングを支えるのはまさにこうした地道なメンテナンスの積み重ねに他なりません・・・。
以下はその時系列別整備記録の概要です・・・。
2022年12月22日
スロットルケーブル交換(MGB 75–80 RHD)
2023年1月5日
モトリタ レザーステアリングホイール(15インチ)装着
2023年3月2日
フロントアーム トップブッシュ交換(4個)
2023年3月5日
フロントアームトップブッシュ交換
ドラッグリンクブッシュ交換
2023年3月6日
ブレーキドラムスクリュー交換(4個)
2023年3月31日
ロアアームキット交換
フロントバンプラバー交換
ドロップリンク交換
ナット交換
2023年5月29日
フロントコイルスプリング交換(2本)
2025年2月27日 82,900km
法定24ヶ月点検整備
エンジンオイル交換
アイドリング調整
CO・HC測定
冷却水点検
バッテリー液補充
前後ブレーキ点検
リアブレーキ清掃給油
ステアリング点検
足回り点検
タイヤ空気圧調整
マフラー中間パイプ修理
2025年5月7日
ロッキングベンテッド燃料キャップ交換(US spec)
2025年5月22日
オイルフィルター交換
2025年12月3日
サーモスタット交換(82℃)
サーモスタットハウジングガスケット交換
2026年1月10日 88,449km
エンジンオイル交換
ボルト増し締め
各部点検
以上の様に・・・。
燃料キャップの交換などは愛情かけてもちろんのこと、さらに冷却系ではサーモスタットの交換、消耗品であるオイルフィルターの交換など、日常的な整備も丁寧に行われており、定期的な点検整備の履歴もしっかりと残されています・・・。
クラシックカーにおいて“整備記録が残っている”という事実は、それだけで一台の個体の価値を大きく高める要素ですが、このMGBにはそうした履歴がきちんと残されていました・・・。
インタビューの中でオーナー様は、「故障は一度もなかった」と笑顔満面にクルマの方に優しい目線を向けて語られていました・・・。
200km程度の距離であれば特に不安もなく走ることができ、4速MTに加えて電磁式オーバードライブを使えば高速巡航も実に快適・・・。
何よりも「マインドスポーツがもっとも楽しく60kmほどの速度で走るのが実に楽しいクルマです・・・!」とおっしゃった一言から、このクルマを日常の延長として自然に楽しんできた様子が伝わってきました・・・。
オーナー様の「ガレージの中の終わらない夢・・・」は、さらに果てしなく続き・・・。
夜な夜なガレージの中で向き合ってはあれこれ楽しみ・・・。完全なガレージ保管のもと雨天走行は避けられ、夏場はオープンのまま風を感じながら走り、冬が近づくと車庫内でさらに毛布を置いた上でボディカバーを掛けて大切に保管される・・・。
そうした扱い方からも、オーナー様のMGBへの向き合い方が非常によく伝わってきます・・・。
こうしたオーナー様によるご自身での向き合い方と、プロフェッショナルによる整備の積み重ねが、この個体の現在の落ち着いた雰囲気を形作っているのでしょう・・・。
ベーシックなスタイルがやはり心を掴む、ブルックランズグリーンが素敵な1960年代をオマージュし、確かな手入れによって少しずつ熟成されてきたクラシックMGBロードスター・・・。
こうして改めてこのクルマを眺めていると、MGBという存在がなぜ半世紀を経てもなお世界中の人々を惹きつけ続けているのか、その理由が自然と見えてくるような気がします・・・。
シンプルで、軽くて、扱いやすく、そして何より走らせることそのものが楽しい・・・。
それこそが英国ライトウェイト・スポーツカーの原点であり、MGBというクルマが今なお“人生を彩るロードスター”として語り継がれている理由なのでしょう・・・!
それゆえ「人生上りの一台」と思えてならないのです・・・。
第二章
英国ライトウエイトの原点MGBの魅力を、
そのヒストリーからさらに深掘りする・・・!
世界中の人々から最も愛されたスポーツカーの原点・・・。
最終型でも既に半世紀経過・・・。それでも尚さら潔い・・・!1980年式ベーシックで美しい立ち姿のメッキコンバージョンMGBは常に感激に値します・・・。
1962年に誕生してから実に18年間・・・。
1980年にアビンドンの工場から最終モデルが送り出されるまでに、実に世界で52万台ものMGBが生産されました・・・。
そのうち約8割が輸出され、メインマーケットであったアメリカの厳しい安全規制に対応するため、苦肉の策として無理やり車高を上げ、ウレタン製バンパーを装着する変更を余儀なくされましたのが最終型のMGB・・・。
しかしそれでも販売は好調を維持し、この小さなロードスターは最後の最後まで世界中のエンスージアストに愛され続けたのです・・・。
まさにMGBこそが“世界で最も愛されたスポーツカー”の名を欲しいがままにしていた歴史がありました・・・。
大西洋を挟んだ両岸で老若男女を魅了し続け、売れに売れたのがMGBの素質・・・。
どこも変えようのないベーシックな美しさ・・・、素直さという魅力・・・、機械的なシンプルさ、そして手頃な価格・・・。
世界中の人々がこのクルマに求めたのは「風を切ってドライブする純粋な楽しさ・・・」だったのです・・・。
その楽しさは生産終了から半世紀近く経た今も全く色褪せることなく、“ベーシックなクラシックカーエントリーモデル”として、あるいはそのシンプルさゆえに“人生を共に締めくくる一台”として、今も脈々と受け継がれています・・・。
さて、それほどまでに愛された18年間アビンドン工場をフル稼働させたMGBの魅力の根本とは何か・・・。
振り返れば、その理由を理解するのは難しくありません・・・。
1962年、戦後の緊縮財政から脱却しつつあった世界は、手頃な価格で実用性を備えたライトウェイト・コンバーチブル・スポーツカーを求めていました・・・。
MGBの前身であるMGAは大成功を収めていましたが、戦前の古典的スタイルを引きずり、ドアハンドルもなくサイドウインドウすら存在せず、雨が降れば濡れるしかない・・・という実用性の低さが課題でした・・・。
MGBはそうした制約を打ち破ります・・・。
モノコックシャーシを採用し、広いキャビンとラゲッジスペースを提供・・・。
シャーシ剛性を大幅に高めることでハンドリング性能を向上させ、運転そのものの楽しさを格段に引き上げました・・・。
ロールアップ式サイドウインドウを備え、幌骨を抜かずとも簡単にオープントップへ変身できる・・・、今となっては当たり前の装備ですが、当時は革新的だったのです・・・。
晴れた日には幌を開けて風を感じ、雨の日には閉じて快適に過ごす・・・。
そんな誰もが気軽に楽しめる“日常的なオープンエア・モータリング”を実現したことこそ、MGB最大の革新でした・・・。
こうした改良が世界中の顧客の心を掴み、アビンドン工場をフル稼働させるほどの人気を呼び込み、最終的に52万台という驚異的な累計生産を達成・・・。
世界中のエンスージアスト・・・、MGBのステアリングを握るあらゆる層の人々を笑顔にしてきたのです・・・。
第三章
1980年式MG MGB Mk-IIオマージュ・メッキコンバーション・・・
筆者の取材後記・・・
筆者もかつて長らくMGBに乗り続けていた時期があり、そのフィーリングや親しみやすさ、そして奥深さは、今でも忘れられない深い味わい感があります・・・。
そしてクラシック〜ビンテージカーどっぷりの今のライフスタイルを築くきっかけとなったのも、まさにかつてのMGBの存在でした・・・。
その魅力はなんといっても・・・、軽い・・・、素直・・・、そして何より気楽・・・。
MGBというクルマの魅力は、こうしたベーシックな楽しさに尽きるのかもしれません・・・。
現代のクルマはどれも高性能で安全で快適・・・。
しかしそれらは同時に、あまりにも完成され過ぎてしまい、ドライバーがクルマと向き合う時間を少しずつ奪ってしまったようにも感じます・・・。
つまりは「深い味わい・・・」という部分・・・。
アクセルを踏めばエンジンが応え、ステアリングを切れば素直に向きを変える・・・。
そして風を感じながら走るという、ロードスターの原点とも言える楽しさを、今でも何の気負いもなく味わわせてくれる貴重な存在・・・。
今回取材させていただいたこの1980年式MGBは、最終型の信頼性の高いメカニズムをベースに、1960年代後半のMk-IIスタイルをオマージュしたメッキコンバージョンが施された一台・・・。
そこにブルックランズグリーンという英国らしい深い色合いが加わり、クラシックMGBらしい落ち着いた雰囲気を実に自然に醸し出しているのが本当に素敵でした・・・。
静かに佇むその姿を眺めていると、ふとハンドルを握って走り出したくなる・・・。
それこそが、MGBというクルマが半世紀以上にわたって世界中の人々を魅了し続けてきた理由なのでしょう・・・。
「軽くて、素直で、そして気楽・・・。」
英国ライトウェイトスポーツの原点とも言えるこのロードスターは、きっと次のオーナーの人生にも、ささやかながら豊かな彩りを添えてくれる存在になるに違いありません・・・。
ブルックランズグリーンを纏い、理想的な車高バランスを持った
Mk-IIオマージュの最終1980年式メッキコンバージョンMGBが
美しい・・・!ベリーベーシックが楽しい英国ライトウエイトの原点は、
やはり「人生上りのクルマ」だった・・・!
是非魅惑のMGB見学に群馬県までお越しください・・・。
この大変素晴らしい「1980年式 MG MGB」は現在、群馬県にあります。
個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。
本車両購入に際しては自動車税の月割り精算(年額¥45,400)並びにリサイクル預託金精算(¥12,180)は、ご購入者様にてご負担いただきます。
また陸送等は購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の法人業務でも、自社所有積載車でのクラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありましたら是非ご相談ください。
【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両はクラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト「エステートセール・スプレマシー®︎」に掲載されたものです。
至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。
エステートセール・スプレマシー®︎は、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿と動画でご紹介する北米文化エステートセールの日本版です。
現オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも、確実に次の世代に引き継ぐご案内から販売仲介対応をいたします。
本記事内容は、2026年1月15日13時より、晴天下約4時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューしたものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。
掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。
何卒宜しくご検討下さい。

















































