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1999年式

ランドローバー ディフェンダー 110 TD5

車両の細かな状態は写真毎に説明があります

上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
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英国王室御用達が裏付ける、ディフェンダーのみに許される明確な懐の深さあり・・・!世界中の冒険者の心を熱くする七十超年
変わらない魅力・・・生涯乗るために愛情たっぷり手塩にかけ、
気になるところは全て抑えた23年物のランドローバー・
ディフェンダーは、ネオ・クラシックとして都会的アウトドア
ライフを堪能するには最適なパートナーへ昇華した・・・!

1948年の誕生から基本的デザインを変えず、1984年の改良の際に“ディフェンダー”として名付けられた、今回ご紹介するモデルも、発売から既に23年経過し、既にネオ・クラシックの仲間入り・・・。その最も魅力的な部分たるや、最新の電子制御に溢れ“快適さ”に征服された「現代のクルマ達」が気がつかないままに失ってしまった、“操る喜び”・・・“疾走させる楽しさ”・・・そしてそれとは表裏一体の“動かなくなる怖さ”・・・(注・エンスージアストには“楽しさ”)という人間の感性に触れる、根源的な魅力に溢れた部分が明らかに残るクルマだと言う所です・・・。

1948年に登場したランドローバーの始祖・シリーズ1から、タフネスさが要求される軍用車としての使用のみならず、世界中の探検を生業とする冒険者の傍には必ず存在し、極寒の氷河から灼熱の砂漠・・・そしてアマゾン川全域走破までこなす存在であり、荒れた林道を疾走した後、そのままアーバンな品格の高い場所に乗り付けられると言う、ディフェンダーにのみ許される明確な懐の深さは、その本質から滲み出る品格を歴史で裏付けた唯一無二のクルマと思える所以です・・・。

ボディ外装がアルミ合金製なのは、第二次大戦後の英国では鉄よりも、航空機製造に使われていたアルミの方が容易に入手出来たから・・・というのはディフェンダーの特徴的個性を表す部分です・・・。

そのアルミ合金パネルの接合にも、航空機のスポット溶接やリベット留めが多用されているのは、ランドローバーの本拠である英国ソリハル工場は、元々航空機の製造工場であった為であり、この工場でシリーズ1からほとんど変わらない製造工程で産み出されたディフェンダーのボディは、その特徴的なリベット留め含み大半の部分が熟練職人のハンドメイドで製造され、頑強なラダーフレームの上に、アルミ合金製パネルのボディを載せるという基本構造を持ち続け、実に人間の感性に直接触れる製造方法で産み出されて来ました・・・。

長い歴史と英国王国御用達に裏付けられた質実剛健な品質は、もはや風格として滲み出ており、「本当に良い物は一切変わらない・・・」という普遍的魅力に溢れていたのです・・・。

こうして67年間継続されたランドローバーシリーズとディフェンダーは、最新の衝突安全基準や排気ガス規制に対応することが難しくなったという理由により、201万6933台を製造した後、2016年1月29日についに生産を終了しました・・・。

その性格は無骨なまでも実に質実剛健・・・。

アプローチアングル48.7度、ランプブレークオーバーアングル28.5度、ディパーチャーアングル30.3度、最低地上高250mm・・・、水深500mmの川を渡りきるという身体能力も、最新のSUVには到底敵わないまでも、それより重要な人間が感性と本能で感じる“大地を縦横無尽に疾走する喜び・・・”を深く味わうには十二分な身体能力を持ち、その品格を持ってしてこれを駆る者、所有する者に大きな満足感を与える大変貴重な元祖SUVモデルと言える事でしょう・・・。

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一生物のディフェンダーを探し続けたオーナー様・・・
有名専門店にて予防整備含め三桁を超える投資を経て昨今
仕上がった1999年式110(ワンテン)Td5は、これから長く
乗るにはベストチョイスな一台・・・!

標高の高い静かな林道にエプソン・グリーンメタリックが風情良く佇む・・・今回ご紹介するのは1999年式ランドローバー・ディフェンダー110 Td5です・・・。

車検証の初年度登録は2015年1月・・・マイル表示のメーターと初年度新規登録3年の記録から、英国本国にあった車両を国内の某専門店が輸入・・・、規制適合した上で3ナンバーとした「NOx・PM適合車両」として、都内含む対策地域内においても登録できる貴重な車両です・・・。

オーナー様は自然を相手に特殊なお仕事をされる稀有なお方です・・・。お仕事柄もあり限りなく群馬県に近い、世界的にも風光明媚な長野県にお住まいでおられ、そのお仕事柄や土地柄も含めて大変魅力的な「4WDがあるライフスタイル」を体現なさっておられるエンスージアスト様です・・・。

若き日より英国車に親しんで来られた事もあり、究極の4WDとして考慮されたのは、やはりこの年代のディフェンダー・・・。一生乗り続けることを前提として数年かけてじっくり探され、手にしてからも気になる箇所は全て洗い出し、ディフェンダーでは有名な、中部地方にある専門店まで愛車を預け、予防的に整備する箇所含めて三桁を超える投資と、たっぷりの愛情込めて仕上げて来られた一台となっています・・・。

クリアの剥げたエンジンフードやボディ側面のプレスライン・・・

ラスティーな味わいのあるホワイトのスチールホイール・・・

経年変化でヤレた外装がここまで“シャビーシック”でクールに映るのはこの年代のディフェンダーならではのこと・・・。このまさに“愛用しています・・・感”が溢れる「こだわりの空気感」こそオーナー様が最も大切にされておられる部分であり、懐の深いネオ・クラシックなディフェンダーとの実に濃厚な蜜月・・・と取材していて大きく感じたのでした・・・。

近年実施された予防整備含めての詳細を一部抜粋すると・・・

  • 燃料系の見直し・・・

・燃料タンク脱着とそれに伴うリア・クロスメンバーの新品交換と同色塗装

・燃料ポンプ〜給油口ホース・ブリーザーホース、関連ホース及びガスケット交換

・燃料フィルターブラケット交換

・ノックスドール施工

  • クーラー見直し

・コンデンサーを純正品にて交換

  • 外装見直し

・フロントドアヒンジ交換・塗装実施

・ドアロックノブ・ベース、エスカッション交換

・防水ビニール張り替え

・ワイパーアーム交換

・リアラダー取り外し(ラダーは保管してあります)

  • 電装系見直し

・ECU交換(状態の良い中古オリジナルECUにて交換)

・イモビライザー取り外し実施(故障の原因になるとの事で実施)

などなど、最も重要なオーナー様の車への姿勢・・・愛情たっぷりな接し方・・・その恩恵と専門メカニックの入念な調整もあり、実施前後ではその乗り心地・・・、エンジン含めた各部から伝わる音・・・、そして操作する感覚・・・それらの全てが劇的に変化したとオーナー様が興奮気味に仰る程、現在はとても良い状態に仕上がっており、当面安心してディフェンダーならではの味わいを存分に堪能できる110(ワンテン)になっています・・・。

地球の遥か彼方まで連れて行ってくれるかの様なタフネスさと、深い安心感を伴うTd5ディーゼルターボエンジンは、ランドローバーが開発し、BMW傘下にあった99年以降のBMWビルトエンジンです・・・。嬉しいことに、この個体のエンジン型式は2001年までの“10P”であり、ヨーロッパの排ガス規制対応のため2002年に15Pになる前の、122馬力/30.6kg・mを発揮し、パワーと湧き上がるトルクが体感できる内容となっておりました・・・。

このダイナミックな4WDを、マニュアルシフトを巧みに操り操作する感覚は「心底楽しい・・・」の一言ですとはオーナー様の談・・・。

あえて不便さを追求することが楽しさの根元であり、それを快諾し全て受け入れてくれるのがディフェンダーの大きな魅力であるとの事です・・・。事実撮影時に助手席でダイナミックな林道走行を体感させて頂きましたが、高いアイポイントの車窓から流れる景色は、ディフェンダーならではの物で、その空気感たるやなんとも贅沢・・・と感じた取材でした・・・。

取材後に同じ林道コースを筆者の取材車(ハイエース)で走行した際に、大きくはっきりと感じたディフェンダーのランニングパフォーマンスの素晴らしさ・・・。これは特筆すべきと感じた取材だったのです・・・。

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1999年式ランドローバー・ディフェンダー取材後書き・・・

こうして日々希少なクルマを取材〜執筆活動していますと、不思議に思うことが多々あります。

様々な事情から手放す事を決意された筈なのに・・・、インタビューしていると我が子の事の様に目をキラキラ輝かせて、手放す雰囲気など全く無く・・・、笑顔満面に愛車自慢頂くオーナー様達・・・。

長い年月理想のディフェンダーとの出会いを楽しみに探し続けてこられ・・・、中部地方と場所の離れた専門店に預けている間は、我慢で悶々とする日々・・・。愛情いっぱいに手塩にかけ、潤沢な費用を投じてやっと仕上がった理想的なディフェンダーを手放される・・・。

事実インタビュー途中でお気持ちを感じ、率直な気持ちとして筆者も「手放さない方が良いのではないですか・・・?」と聞いた程です・・・。

「こんなに素晴らしく仕上り、まさにこれからと言うディフェンダー110(ワンテン)をなぜ手放されるのですか・・・?」との更なる私の愚問に、「今が一番良い時・・・次の方が本来の乗り味を楽しめるベストなタイミングと思います・・・」とはオーナー様のお言葉でした・・・。

わかる気がします・・・

貴重なクルマを愛情いっぱいに本来の姿に戻す楽しみ・・・仕上がった姿を夢見て、ひたすら追求されプロセス其の物を楽しまれる・・・。まさに歴史に残る貴重なクルマの修理預かり人的振る舞い・・・。

エンスージアストの皆様には思い当たる方も大勢いらっしゃる事と思います・・・。

その苦労の歴史を次の大切にして頂ける新オーナー様に直接伝達し、貴重なクルマを紹介するのが個人間売買の最大のメリットだと特に意義に感じたのが今回の1999年式ランドローバー・ディフェンダー110 Td5の取材だったのです・・・!

「英国王室御用達が裏付ける、ディフェンダーのみに許される明確な懐の深さあり・・・!世界中の冒険者の心を熱くする七十超年変わらない魅力・・・生涯乗るために愛情たっぷり手塩にかけ、気になるところは全て抑えた23年物のランドローバー・ディフェンダーは、ネオ・クラシックとして都会的アウトドアライフを堪能するには最適なパートナーへ昇華した・・・!」

どれでも良いと言うわけでは無いネオクラシックとしての個体・・・。更に嬉しいのは、規制適合した上で3ナンバーとした「NOx・PM適合車両」と言うことです・・・。都内含む対策地域内においても登録可能な早々見つからない個体です・・・。一度手に入れたら(今度こそ・・・)きっと手放すことは無い一生モノのディフェンダー110は、これを読まれる新オーナー様エンスーライフを大きく豊かなものに変えてくれる事でしょう・・・!

是非、魅力的林道疾走体験に風光明媚な長野県までお越しください・・・。

このとても素晴らしい「ランドローバー ディフェンダー 110 TD5」は
現在、群馬県寄りの長野県にあります。

▲個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。

本車両は購入に際しては自動車税の月割り精算並びにリサイクル預託金の負担をお願いいたします。

【お問い合わせに際して・・・】

このページの車両は、クラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト、「エステートセール®︎スプレマシー」に掲載されたものです。

至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは?!

エステートセール®︎スプレマシーは、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿作成でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。

文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。

過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。

本記事内容は2022年6月19日13時より約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと頂いた資料、また試乗体験したものを元に執筆作成したものです。

限られた時間内での確認につき、状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります事ご承知おき下さい。

また執筆内容に関しては、念入りな海外・国内リサーチを含めてオリジナルの原稿を執筆しておりますが、現地に赴くなどの裏づけを全て取ってはおりません。状態等のコメントもあくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込は、このページの一番下よりご連絡下さい。

尚、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

スペック

車検

令和6年3月

走行

96153Mile 取材時表示

備考

NOx・PM適合車両 3ナンバーとして対策地域内登録可能車

車体番号 SALLDHM87XA150XXX

車体番号 GX71-3210XXX

型式 LD25

原動機の形式 10P

右ハンドル

マニュアルトランスミッション ・ディーゼルターボ

平成27年国内初登録

長さ

4520mm

1780mm

高さ

2030mm

重量

2010kg

排気量

2490cc

出品地

長野県