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1988年式
ローバー ミニ 1000 Mk-III仕様
オリジナルMk-I所有歴のあるオーナー様によってセンス良く仕上げられたMk-IIIオマージュ・カスタム車・・・!本物志向の雰囲気抜群ミニを、日常で気楽に楽しめるのが最高の一台・・・!
◆クラシック・ミニのヒストリーについて
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1959年から2000年にかけて生産されたクラシック・ミニは世界各地に愛好家が多い車です。クラシック・ミニは40年以上の歴史があるため、排気量やグレードが多いのも知られているところです。今回は1984年以降のミニについてご案内いたします。
1984年以降のミニは、タイヤサイズを10インチから12インチへ変更します。これは乗り心地をよくする他に現代のブレーキ性能へと進化させるためです。このときからフロントブレーキにディスクブレーキが採用されます。
同時期に輸入元ディーラーが日英自動車からオースチン・ローバー・ジャパンとなり、ミニは単に「MINI」と呼ばれるようになりました(BLMCとかの名前が無い)。また、1989年には、ブレーキサーボが導入され、ブレーキ性能は飛躍的にアップします。
1991年には創業以来手を加えられていなかった伝統のAタイプユニットの燃料供給がキャブレターからインジェクションへ進化します。キャブレターでは1993年よりECの定める厳しい環境基準をクリアすることができませんでした。このことにより故アレック・イシゴニスが残した小さくも大きな遺産を存続させることができました。
しかし、2000年に伝統を継承してきた「MINI」は生産を終了します。今は「MINI」といえばBMW製とそれ以外(オースチン、モーリス、BLMC、ローバー)という区分けされますが、クラシック・ミニが自動車界に与えた影響は計り知れないものがあります。
◆ご紹介する車両Mk-IIIオマージュでカスタムされた1988年式ローバーミニ1000
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今回ご紹介する車両は1988年モデルのローバー・ミニ1000です。
現オーナーさんは趣味の車として約7年前に購入します。
オーナーさんは、クラシック・ミニが大好きな方、他にも1966年モデルのミニクーパーMk-1を持っていらっしゃいましたが、数年前に手放されます。そのとき、このミニはナンバー無しの状態でしたが手放されたことにより手を入れていきます。
もともとマーク3仕様だったそうですが、ボディ、足回りは気になっていため、新規車検を取得すると共にボディのサビの補修や再塗装、足回りをリフレッシュしていきます。
内容についてはメンテナンスの項を見て頂ければと思います。
きれいに仕上がったミニを一生所有していこうと思っていたそうですが、たまたま乗ったミニがインジェクションモデルのエアコン付きミニ、楽なミニにもありということになり、乗り換えられそうです。
因みにオーナーさんはミニ仲間と一緒にキャンプに出掛けることがあるそうです。
取材時にもキャンプ用具がたくさん載っていました。家族で行くわけではなく、はやりの一人キャンプ(?)、お仲間も一人キャップで参加、キャンプに行くというよりミニ仲間のツーリングかなと思いますが・・・すいません、話がずれました。
クラシック・ミニの中でも人気のあるマーク3は人気のあるモデルです。
ミニ・フリークの方にはお勧めのモデルですね。
◆外観
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ボディカラーは、ホワイトです。
昨年、サビの補修や再塗装を行っていますので大変きれいな状態です。
再塗装はウインドウガラスを全て外して塗装しています。進行状況の写真がありますのでお見せすることができます。
外観はマーク3仕様、フロントグリル、レイランドのエンブレム、10インチホイール(ダンロップの刻印あり)、レイヨットのフェンダーミラー、レイヨット製のフォグライトなど、クラシック・ミニの佇まいとなっています。
メッキバンパーはリプロだそうです。
丸いホイールキャップとレトロなホイールリング(未使用)がありますので付けて頂けます。
◆内装
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クラシック・ミニの車内です。
定番のセンターメーター、ステアリングコラムはマーク1仕様、イグニッションスイッチはインパネセンターに移設しています。
ルーカス製のタコメーターを増設しています。
フロントシートはローバックのバケットシートを装着、リヤシートはオリジナルです。
ステアリングホイールはエボナイト製ハンドル、シフトコントロールレバーは操作性の改善を図るため、少し伸ばしています。
USB対応オーディオを装備、その下にETCユニットと電源用ソケットがありました。
ヒーターは効きます。
◆機関
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ノーマルのエンジンですが、点火装置をフルトラに変更しています。
機関に不具合はないとお聞きしています。
◆エンジン仕様
・種類:水冷直列4気筒OHV
・総排気量:999cc
・最高出力:46ps/5250rpm
・最大トルク:6.8kg・m/2600rpm
◆トランスミッション仕様
・4速マニュアル
◆足回り
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ハイローキットのサスペンションになっています。
コイルスプリング、ショックアブソーバーは新品と交換しています。
その他はオリジナルです。
◆足回り仕様
・ステアリング形式:ラック&ピニオン
・サスペンション形式(前):ウィッシュボーン
・サスペンション形式(後):トレーリングアーム
・ブレーキ形式(前):ディスク
・ブレーキ形式(後):ドラム(リーディングトレーディング)
◆メンテナンスについて
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残っている整備の内容を以下に記します。
◆2022.3 車検 63,554km
◆2022.3 塗装/ボディ補修
・再塗装
・フード修正
・左右フロントフェンダー修正
・左右フロントドア修正
・左右ボディサイドシル
・左右リヤフェンダー修正
・バックドア修正
・バックパネル修正
・ナンバー灯カバー
・ルーフ修正
・ルーフキャリア
◆2022.4 一般整備
・コイルスプリング交換
・ナックルジョイント交換(4個)
・アブソーバー交換(KYB、4本)
・左右フロントブレーキホース交換
・タイロッドエンド交換
・シフトロッドオイルシール交換
・シフトロッドブーツ交換
・ラジアスアームインナーLH交換
・クラッチレリーズOH
・左右リヤブレーキダストブーツ交換
・シャフトグリスシール
以上となっています・・・オリジナルMk-I所有歴のあるオーナー様によってセンス良く仕上げられたMk-IIIオマージュ・カスタム車・・・!本物志向の雰囲気抜群ミニを、日常で気楽に楽しめるのが最高の一台・・・!
ぜひ日常テンションアップな雰囲気抜群ミニの見学に長野県松本市までお越しください。
この「1988年式 ローバー ミニ 1000 Mk-III仕様」は現在、長野県松本市にあります。
個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。
本車両購入に際しての、自動車税の月割り精算並びにリサイクル預託金はご購入者様にてご負 担いただきます。また陸送等は同様に購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の法 人業務でも、自社所有積載車でのクラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありま したら是非ご相談ください。
【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両はクラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト「エステートセール・スプレマシー®︎」に掲載されたものです。
至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。
エステートセール・スプレマシー®︎は、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿と動画でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。
文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。
過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。
本記事内容は、2024年2月18日曇天下14時より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビュー実施〜助手席試乗体験したものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。状態等のコメントも、あくまで取材時の天候、状況及び、筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。
掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。
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