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2006年式
BMW ミニ クーパーS Park Lane
↑↑↑上記アーカイブ動画、是非音声ありでご覧ください・・・。
W11B16A型インタークーラー付きスーパーチャージャーエンジン
は、エンスージアストを唸らせる逸品・・・!毎日気兼ねなく最高
のパフォーマンスを味わえる第一世代最終型BMWミニ・クーパーS
は普段乗りに最適な一台だった・・・!
スーパーチャージャーの発する高周波機械音が耳に心地よく響き、知らず知らずのうちにドライバーのレボリューションを上げて行き、高まる回転音とともにコンパクトな車体はマッシブに・・・!車体重量の二乗に比例してスピードに乗り加速して行く・・・!
乗り慣れたクラシック・ミニを一回り大きくしたものの、四本のタイヤがボディ四隅に配されたディメンジョンはBMWミニにも共通で、現代版ゴーカート・ライクなドライビングがハイレベルで楽しめるのはなかなかの快感でした・・・!
クーパーSにのみ与えられたスタビライザー付き足回りは硬めとは良く言われるものの、それは一般的消費者を対象に評価された表現・・・。
ここに関心を寄せられる「スポーツカーとはなんたるか」を知り尽くし、古今東西の良い車を知り尽くしたエンスージアストの皆様にとっては、実にナチュラルな感覚を覚える“よく動く足”と捉えられるもので、W11B16A型インタークーラー付きスーパーチャージャーエンジンが絞り出す170PS/6000rpmは、なかなか軽い乾燥重量1180kgと相まって実に素晴らしいバランス感覚を生み出し、サー・アレック・イシゴニスの未来を見据えた独創的発想が半世紀を経過し、見事に進化したのがこの「BMWミニ」であることに気が付かれることと思います・・・。
今回お伺いしたのは、オーナー様の拘り満載の素敵なガレージ・・・。
その内部の立体的な構造から1950年代〜70年代の最高峰とも言える素晴らしいコレクションの全てが一望できる素晴らしいガレージ環境で、大切な車両達ととても関係性の深いエンスージアスト・ライフを積極的に楽しんでおられるオーナー様です・・・。
詳しくお聞きすると今までご経験なさった自動車遍歴も錚々たるもの・・・。
その国の文化さえも反映したクラシック・カーの魅力を心底楽しまれるオーナー様が、「普段の移動用に・・・」と国産を含めて様々な選択肢を検討した結果、近隣ディーラー様から購入されたのがこの第一世代最終型のBMWミニ・クーパーSでした・・・。
購入後にまずなさったのが、ゴルフバッグ数セットを楽に詰めるようにと2シーター化・・・。
リア・シートは折りたたんで使うことも可能なのがBMWミニの特徴ですが、ずっと折りたたんでの使用はリアシートを傷める可能性があると、取り外してガレージ内で保管されておられます・・・。
広く確保できたカーゴルームには、フロアの形状に合わせてボードをカット・・・、そのボードに起毛ファブリックを貼り、プロさながらの質感でオーナー様自ら製作なさったフロアボードが置かれています・・・。
この2シーター化はBMWミニ・クーパーSのイメージをさらにスポーティにする軽量化へと効果を発揮・・・!
オーナー様の好みでマフラーこそ車検対応のアーキュレー製に交換されている他は全くオリジナルのミニ・クーパーSですが、俊敏なハンドリングを存分に楽しみながらクロスした6速マニュアル・トランスミッションを操り、アーキュレー製マフラーが奏でるミッドレンジがブーストされた甲高いエキゾーストを楽しむべく右足に力を入れると・・・、タイムラグ全く無しにゼロから過給するスーパーチャージャーならではの加速感に陶酔する間に・・・、いつの間にかその日の目的地へ辿り着く・・・。
そんな心から楽しめる移動時間を満喫してこられたのです・・・!
トライテック社製W11B16A型インタークーラー付きスーパー
チャージャーエンジンは下から上までストレスなく回る・・・!
横置きフロント・ドライブ・エンジン専用として開発された隠れた
名機・・・!
1997年、クライスラー社とローバーグループ(当時BMWの子会社)は、新しい直列4気筒エンジンの設計を目的として、トライテック・モータースという合弁会社を設立しました。この新会社は、横置きフロント・ドライブ用の新しいエンジン製造を目的として、ブラジルのカンポ・ラルゴに工場を建設しました・・・。このトライテックという名称は、ドイツ、イギリス、ブラジルの3か国の頭文字を取ったものでした・・・。
そこで開発されたSOHC 16バルブ、電子スロットル制御を備えた最新エンジンは、ユーロ4排出ガス規制を満たした新設計のもので 1.4 L、1.6 L、そしてスーパーチャージャー付き1.6 L と3種類のバージョンで生み出されます・・・。
当時横置きできるFF用エンジンを持っていなかったBMWでしたが、BMWミニの新しい心臓部として開発されたこれらのエンジンの中でもW11B16A型スーパーチャージャー付き1.6 Lエンジンは、2003年のインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを1.4 L から 1.8 L部門で受賞・・・、また同年のウォーズ・ベスト・エンジン賞も受賞した名機だったのです・・・。
その特性は、高い耐久性がありながらも下から上まで澱みなく回る特性・・・、まさにスーパーチャージャーとの相性がとても良いエンジンです・・・!
低回転から湧き起こるスーパーチャージャーの高周波回転音に合わせて、高回転域まで一気に吹け上がるエンジン特性・・・!
このエンジン特性こそ、クラシックなクーパーSをオマージュする雰囲気をこのBMWミニに与えており、それに加えてBMWが新たに作った「ミニの進化系」という特徴こそ、クラシックミニを良く知る世界中のエンスージアスト・・・、そしてその時代を知らない新しいユーザーにまで、乗って楽しいドライブを心底楽しめるクルマの存在をもう一度明らかにしたことでしょう・・・。
2006年式 BMWミニクーパーS パークレーン取材後書・・・
パークレーンは2006年後半、第一世代最終期に特別仕様車として販売された豪華バージョンです・・・。
クロームを多用したエクステリア・・・、リアスポイラー・・・、16インチアルミホイール・・・、そしてなんと言っても大きな特徴が、パイピング加工が施されたフル・レザーシートというところにあります・・・。
クラシックカーの魅力を存分に味合われるオーナー様・・・普段の移動で選ばれたのはやはり信頼性の高いドイツ車だったとのこと・・・、エアコンも勿論良く効き、冬場はシートヒーターさえ備えている万能車・・・、お手元に置かれてから前述のマフラー交換以外全く不具合なく、日々楽しまれてこられました・・・。勿論現在も不具合は全くありません・・・。
外観も大変綺麗で、オーナー様にお伝えいただいたものの一眼レフで撮りきれなかった極浅いエクボが左リアフェンダー前方に一箇所あるのみ・・・。とても綺麗な個体です・・・。
またディーラー車であることから、写真後半のオリジナルブックとスペアキー一式がしっかり付属いたします・・・。また小さい時からのお父様の影響で、おクルマ好きになられたお嬢様が同じBMWミニのコンバーチブルに乗っておられ、親子2台でドライブに行かれる夢もこの車で叶えられたとか・・・。
車を通じて夢が広がったオーナー様のストーリーに、実に素晴らしいと感じた取材だったのです・・・。
「W11B16A型インタークーラー付きスーパーチャージャーエンジンは、エンスージアストを唸らせる逸品・・・!毎日気兼ねなく最高のパフォーマンスを味わえる、第一世代最終型BMWミニ・クーパーSは普段乗りに最適な一台だった・・・!」
是非この素敵なBMWミニパークレーンの見学に・・・長野県松本市までお越しください・・・。
このおクルマは現在長野県にあります。個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。
本車両購入に際して自動車税(年額¥39,500)の月割精算並びにリサイクル預託金精算(¥16,040)はご購入者様にてご負担いただきます。
また陸送等は同様に購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の法人業務でも自社所有積載車でのクラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありましたら是非ご相談ください。
【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両はクラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト「エステートセール・スプレマシー®︎」に掲載されたものです。
至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。
エステートセール・スプレマシー®︎は、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿と動画でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。
文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。
過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。
本記事内容は、2024年9月9日晴天下13時より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様インタビューしたものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものでは無く状態等のコメントも、あくまで取材時の天候状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。
掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。
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