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1997年式

ローバー ミニ クーパー 1300

↑↑↑上記アーカイブ動画、是非音声ありでご覧ください・・・。

オートマ限定免許の方を
深きエンスージアスト道へ誘う一台・・・! 往年のクラシック
ミニをAT&インジェクションで気楽に楽しめるフルノーマル〜
オリジナルで残る97年式最終型は、クラシック・ミニの熟成を
極めたモデルだった・・・!

周知の様にローバーミニは、20世紀を代表するコンパクトカーとして自動車史に名を刻む存在です・・・。
1959年にイギリスのBMC(British Motor Corporation)によって誕生し、以降40年近くにわたって基本設計をほとんど変えずに生産され続けたミニは、サー・アレック・イシゴニスが生み出した独特なデザインと、いつ乗っても思わず笑顔になる・・・、実に楽しいミニ特有の走りにより、今なお世界中で愛される存在です・・・。
今回ご依頼いただいたのは、欧州の古城を思わせる、味わいある素敵な作りのガレージで、ブリティッシュ・グリーンの97年式最終型クラシック・ミニ・クーパー1300を大切に乗ってこられたオーナー様・・・。
40年以上ひたすら全力でビジネスに打ち込んでこられたオーナー様のガレージには、ミニの他にも英国のビンテージ・カーから非常に希少なコレクション・カーがずらり・・・。
それらが感性溢れるオーナー様の手法で見事に配置され、長年収集されてこられたビンテージ・グッズと共に見事に飾られている様子に心底感動するところから今回の取材は始まりました・・・。


20代の頃から英国車に触れられてこられたオーナー様・・・。
究極のブリティッシュ・クラシックに憧れながらも12気筒のジャガー数台をはじめとする様々な車種を乗り継がれたものの、最終的に辿り着かれたのがミニマムな世界観満載のクラシック・ミニ・・・。
10年前に県内のミニ専門店で手に入れられた、97年式最終型のローバー・ミニ クーパー1300に乗られてからは、ご自身最長とおっしゃる長期に渡り心から楽しんでこられました・・・。
「これだけ長く乗ったクルマは他には無いんだよね・・・、一言で表現して全く飽きがこないのがこのミニの最もすごいところ・・・」とお話し頂くオーナー様・・・。
聞けばこの10年間、購入した専門店で車検毎に必要箇所のメンテナンスを受け続け、ほぼノントラブルで、酷暑の夏〜極寒の冬も毎日のご自身のショップまでの通勤で乗ってこられたとのこと・・・。
そうお聞きして改めて思うのは1997年式ローバーミニ クーパー1300は、40年にわたるミニ生産ヒストリーのなかで最も安全性・快適性・信頼性が向上した熟成期の・・・そして最後のモデル・・・・。
この辺りは最終型として熟成し、それまでのキャブレターからインジェクションへと変化・・・、当時ローバーがホンダと提携があったことから日本製パーツが多様され、エアコンなどもユニクラ製の日本製が使われ、信頼性が大幅に向上したモデルならではと思う次第です・・・。

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クラシック・ミニとオートマチックトランスミッションは
相性抜群・・・! 発売から30年近く経過し、ネオクラシックへと
昇華した今日、オートマ・ミニはたとえオートマ限定免許所有者
にも、果てしなく深いエンスー道へ誘う一台・・・!

こうして10年という長期に渡り、大切にされてこられた97年最終型のクラシック・ミニ・・・。
購入当初、時折奥様もドライブされることからコンパクトなボディスタイルはもちろんのことながら、オートマチック・トランスミッション一択で購入されたオーナー様・・・。
どこに乗って行っても声をかけられ、周囲の人を笑顔にするミニの魅力はたとえオートマであっても寸分も変わることなく、マニュアルが苦手な方や、オートマ限定免許所有者の方であっても、ミニ誕生の深い歴史や乗ってこその魅力を存分に味わっていただけることでしょう・・・!


ローバーミニのルーツは、1950年代のイギリスに遡ります・・・。
当時、オイルショック〜燃料費の高騰を背景に、経済的かつ実用的な小型車の需要が高まっていた時代を背景に、BMCのエンジニア、サー・アレック・イシゴニスによって設計されたミニは、トランスミッション一体型エンジンを横置きにして前輪駆動する独特のレイアウト・・・、前後オーバーハング無しで四隅に配置されたタイヤなど画期的なデザインを採用し、大人4人が楽に乗れる優れた室内空間と俊敏な機動性を実現しました・・・。


1960年代には、ミニのスポーツモデルである「クーパー」が誕生・・・。
モンテカルロ・ラリーにおいては雪の降り積もった過酷なチェルニ峠で、小さなミニがポルシェなど大排気量スーパー・スポーツを背後から迫り、やがて抜き去るという「ジャイアント・キラー伝説」に人々は熱狂し、世界中のエンスージアストが、「崇拝の対象」とするなど、ミニは単なる小型車ではなく、スポーツ性能にも優れたクルマとしてその地位を王道にしたのでした・・・。


その後、BMCは度重なる企業合併を経てローバーの傘下となり、1990年代にはBMWの影響も受けながら最終型モデルの開発が進められました・・・。そして40年近くオリジナルはその都度熟成を重ね、最終型として1997年に登場したローバーミニ クーパー1300は、今日オリジナル・ミニとしての誕生した最も安全性・快適性・信頼性に優れたモデルとなったのです・・・。


1997年式 最終型 ローバーミニ クーパー1300 の特徴としては・・・
往年のミニに積まれた1,275cc 直列4気筒OHVエンジン(12Aエンジン)は、1959年のオリジナルミニから基本設計は変わらないOHV独特の味わいがありながらも、長年改良が重ねられ最終型では電子制御インジェクション(SPI)を採用し、始動性を含め信頼性と安定性が大きく向上しています・・・。
また1997年式の最終型クーパーは、クラシックなミニのデザインを継承しながらも、特にインテリアにモダンな改良が施されており、手前に倒すことができる機能を加えた厚みのあるレザーシートや、高級感のあるダッシュボードにはクラシカルなウッドパネルが採用され、レトロかつ高級感ある雰囲気さえも醸し出しています・・・。
また、安全性の面ではSRSエアバッグやサイドインパクトバーがミニ史上初めて追加され、大いなる安心感を提供したのでした・・・。


今回ご紹介する一台は97年当時最終型が国内へ正規輸入され、その後28年どこも変わらずフルオリジナルで残る一台・・・。
オーナー様の手元で残る過去10年間の車検毎に専門店が行ったメンテナンス記録を見ても、ブレーキ関連〜エンジン関連〜足回りブッシュ類に関しても、こまめにメンテナンスされてこられ、10年間エアコンもよく効き、ノントラブルで楽しんでこられた一台です・・・。


もちろんオリジナルならではの塗装のクリア剥げ〜内装シートの皺やウッドパネルの表面割れなど未再生ならではのヤレ感はありますが、これは「深い味わい・・・」と捉えてあげたい部分・・・。
それぞれ直す気になればいつでも再生し、ピカピカな状態にすることは出来ることでしょう・・・。
そうして仕上げて行く事が楽しみになる・・・。
それこそが深いエンスージアスト道の最も楽しみな部分なのです・・・。

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「1997年式ローバー ミニ クーパー1300 AT車・・・取材後記・・・」

こうして日々希少なクルマを取材〜執筆活動していますと、不思議に思うことが多々あります・・・。
様々な事情から手放す事を決意された筈なのに・・・、インタビューしていると慈しみの眼差しを愛車の方に向け、我が子を見つめる様に目をキラキラ輝かせて、手放す雰囲気など全く無く・・・、そして笑顔満面に愛車自慢頂くオーナー様達・・・。
長年大切に傍に置き、毎日乗ることで良い部分が日増しに増え、決して飽きることのないエンスージアスト道を楽しんでおられるオーナー様の想いは実に深いものです・・・。


「とても大切にされ10年乗ってこられた97年最終型ローバーミニクーパー1300、なぜ手放されるのですか・・・?」との私の愚問に、笑いながら一言、「本当は売りたくないんだよね・・・家族の思惑とガレージの事情で本当にやむなく・・・。」とは今回のオーナー様の心からのお言葉でした・・・。


誰にでも起こるライフステージの変化でやむなく・・・、まさに断腸の思いで手放すことを決意したオーナー様・・・、フルオリジナルで残る、これからが楽しみな97年最終型のオートマ車を、これから心底楽しんでいただける新オーナー様との出会いで、「この人ならば・・・」と、手放すことを真意で決意されると思います・・・。

オートマ限定免許の方を深きエンスージアスト道へ誘う一台・・・!
往年のクラシックミニをAT&インジェクションで気楽に楽しめる
フルノーマル〜オリジナルで残る97年式最終型は、クラシック・ミニの
熟成を極めたモデルだった・・・!

手元に歴史を感じる、味わいあるオリジナル・ミニ・クーパーをオートマで乗るシンプルなライフスタイル・・・、たとえAT限定免許であっても・・・、新たなエンスージアスト様の人生を豊かにしてくれる存在は、大変魅力的に思えて仕方ありません・・・。
是非オーナー様の想いに触れる至高の実車見学に群馬県までお越しください・・・。

この「1997年式ローバー ミニ 1300」は現在群馬県にあります。
個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。
本車両購入に際しての自動車税の月割り精算(年額¥34,500)並びにリサイクル預託金精算(¥10,480)は購入者様にご負担お願いしております。
また陸送等は同様に購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の法人業務でも、自社所有積載車でのクラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありましたら是非ご相談ください。

【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両はクラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト「エステートセール・スプレマシー®︎」に掲載されたものです。
 
至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。
エステートセール・スプレマシー®︎は、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿と動画でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。
文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。

過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。

本記事内容は、2025年2月5日(水)晴天下午後1時00分より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様インタビューしたものを元に執筆作成したものです。
かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものでは無く状態等のコメントも、あくまで取材時の天候状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。
なお個人間での取引となりますので冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提として検討頂けるお客様のみ」とさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

車両の細かな状態は写真毎に説明があります

上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください
※画像外をクリックすればページが戻ります

スペック

車検

令和8年10月

走行

83805km取材時表示

備考

国内正規輸入〜最終後期型インジェクションモデル

4AT/RHD

車名 ローバー ・原動機の形式 12A

車体番号 SAXXN-NAXKBD143005

型式 E-XN12A

事故〜修復歴無しのフルオリジナル個体

所有歴10年間の記録簿有り

長さ

3070mm

1440mm

高さ

1290mm

重量

740kg

排気量

1275cc

170万円