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2000年式
ローバー ミニ メイフェア
↑↑↑上記アーカイブ動画、是非音声ありでご覧ください・・・。
40年の歴史を経て熟成を極めたクラシック・ミニを
オートマチック・トランスミッションで楽しむ・・・!AT限定免許
の方でも深いミニの世界を存分に官能できるザ・ラスト・ミニは、
英国の香りがプンプン漂う一台だった・・・!
雰囲気の良いオールド・イングリッシュ・ホワイトの外装に、タン&チェックのインテリア・・・。
英国車の流儀に倣い、クリアなウインドウから覗く質感の良いウッドパネルはミニマムな車格ながら、品格さえも溢れ出ている・・・。
1959年に始まったミニの歴史から40年を数え、ザ・ラスト・クラシック・ミニとして熟成を極めた2000年式最終型ローバー・ミニ・メイフェアは、次世代の一般化以降、およそネオクラシックと呼ばれる昨今やはりとても魅力的な存在です・・・。
またベーシックの極みとしての存在は、「人生上がりの一台・・・」としてエンスーライフ集大成の一台に選ばれるベテラン・エンスージアスト様も数多くいらっしゃいます・・・。
その40年変わらない魅惑の古典スタイルに、日常使いで壊れる心配なく・・・、夏場は窓を閉め切りエアコン効かせて涼しい顔して・・・、たとえAT限定免許の方でも“あの”独特のミニ・ライドが楽しめたなら・・・!
「これを知らずして人生を楽しむ方法が他にあったのか・・・!」きっとそう思っていただけることでしょう・・・。
自動車文化が深く根ざす、英国製の個性的な乗り物を大切にされるエンスージアスト様が、AT限定免許ながら、やはり味わいあるクルマ好きの奥様のために、状態の良いクラシック・ミニを方々探して購入されたのがこの2000年式の最終ローバー・ミニ・メイフェアだったとのこと・・・。
奥様はもともと小さくて丸い車がお好きでおられ、特にイギリスの街並みに似合う、クラシックなデザインに惹かれておられたそうです・・・。またご夫婦で個性的な英国車に乗って北海道旅行をされるなど、英国車には特別な親しみをお持ちの方でした・・・。
コンパクトなミニのフロントに搭載された、ギアボックスと2段構成という独特な形状のOHV4気筒A型エンジンは、1959年のミニ誕生以降40年という時間をかけて改良を重ね、最終型においてはシリンダーごとにインジェクションを備えたマルチポート・インジェクションを装着し、熟成を極めた12A2E型へと昇華・・・。
英国車特有の気難しさが残っていた電装系や、エアコンシステムにおいても日本製が使われる仕様になり、さらには安全性を最大限に考慮し、エアバッグまで装着されるという豪華な内容に完全熟成を果たします・・・。
最終型のミニ・メイフェアには2種類のホワイト系が存在しましたが、この個体は最も英国的で落ち着いたトーンを持つ、オールド・イングリッシュホワイト・・・。
英国伝統のアイボリー調オリジナル・カラーは、生産から四半世紀経過した今日もツヤも十分にあり、自然経年した味わいがなんとも優しい雰囲気を醸し出しています・・・。
ドア下部の水抜き穴など、雨水が溜まる現象の対策が施されたモデルということ・・・、また今まで僅か2名オーナー氏が大切に乗ってこられた低走行37183kmの個体ということもあり、ミニに定番とされるドア下部やフェンダーリップ、フロア下などにも錆や腐食も見られず、レインガーターの一部に小さな塗装剥げこそ見られるものの、錆の進行は見られない非常に良い外装状態を見せてくれている個体なのです・・・。
「オイル漏れやにじみはオイルが入っている証拠・・・」などとは英国車乗りのお客様から頻繁に聞くお言葉ですが、その言葉もこの個体には全く当てはまらず、写真でご覧いただける様に、ドレインプラグでさえ乾いたクリーンな状態・・・、もちろんエンジン下部も乾いた状態で、オイル漏れは確認されません・・・。
そのことも起因してか、シャーシやサスペンション下回りも非常にクリーンで、愛情こもったメンテナンスと今までの保管環境の良さを物語っています・・・。
また排気系においても、優しい響きが特徴のノーマル・スチール製マフラーを装着していますが、同様に錆などは見られませんでした・・・。
この辺りは巻末の写真・筆者編集の動画でも是非ご確認ください・・・。
次に英国車らしいカラーコーディネートが魅力のインテリアを見ていきましょう・・・。
英国車の流儀、クリアなガラス越しに見えるのはフルノーマルのタン&チェックとウッドパネルの共演・・・。
運転席シートは座面もきれいな状態で、型崩れや破れはありません・・・。
リアシートは一度外して洗剤を用いて綺麗にしたくなる薄いシミが見られる程度で、全体として上質な雰囲気を維持しています・・・。
そしてこの個体で一番ご説明しなくてはいけないのがルーフ内張・・・。
全体的には車両の状態と比例して綺麗なのですが、左クオーターウインドウ上に剥がれが見られます・・・。
ここはまず直してあげたいところ・・・、とお見受けしています・・・。
トランスミッションは P–R–N–1–2–3–Dの4速オートマチック仕様・・・。
変速もスムーズで、マルチポートインジェクションの12A2Eエンジンの特性とも相まって、トルクフルで低速から押し出される元気な走行感覚はまさにミニ・・・!
オートマチックであることを忘れるような軽快でダイレクトな味わいがやはり楽しく、街乗りでもとても軽快な印象です・・・。
「真夏でも快適に乗れて、今まで大きな不具合は全く無かった一台です・・・。」とはオーナー氏のコメント・・・。
それもそのはず装備されているエアコンは信頼の日本製・ユニクラ工業のもので、コンプレッサー、エバポレーター、コンデンサーとすべてが日本ユニット構成されているのですが、これは輸入後に日本ローバーが国内で架装したもので、真夏の渋滞でもしっかり効く、信頼の日本製ユニットです・・・。
さらに英国車の繊細さを補うように、他の電装系もホンダ系国産のものが使われるなど、完全熟成したミニの完成形と呼ぶにふさわしい、「日常で安心して乗れる一台・・・」と言えるものでしょう・・・。
オリジナル状態を丁寧に保ちながら、安全に快適に日常使用に多用できるコンディションを維持した2000,年式ローバー・ミニ・メイフェア・・・。
それはまさに、40周年という節目にふさわしい「乗り手に誠実な終章のメイフェア」だったのです・・・。
1959年のミニ生誕から40年経過・・・、最終型ローバー・ミニ・
クーパー1300 メイフェアはこんなクルマだった・・・!
これを読まれる皆様には周知のように、天才エンジニア、サー・アレック・イシゴニスが第一次オイルショックで英国内経済が喘ぐ苦しい時代に、ありったけのアイデアを振り絞って生み出した“ミニ”は、20世紀を代表するコンパクトカーとして自動車史に名を刻む存在です・・・。
1959年にイギリスのBMC(British Motor Corporation)によって誕生し、以降40年にわたって基本設計をほとんど変えずに生産され続けたミニは、イシゴニスが描いたコンパクトな車体に、大人4人が乗れるという独創的なパッケージングと、走らせるだけで思わず笑顔になる軽快な乗り味で、半世紀を経た今なお世界中の人々に愛され続けています・・・。
そして2000年・・・。
クラシック・ミニの歴史は、ここでひとつの区切りを迎えました・・・。
外観は一切変わらず中身だけ最新化したクラシック・ミニ・・・。
時代の要請に応えるべく、MPI(マルチポイント・インジェクション)方式を採用し、電子制御によって燃料噴射と点火を管理・・・。
また世界的に高まった安全基準への対応としてエアバッグを装備し、最後のAシリーズエンジン「12A2E」は、40年かけて熟成を極めた“クラシックとモダンの融合体”として完成を迎えましたのです・・・。
このメイフェアは、まさにその終章を飾るにふさわしい一台でしょう・・・。
英国らしい上質なインテリアに、タンチェックのシートと艶やかなウッドパネル・・・、右ハンドル・オートマチック仕様という日本正規輸入モデルならではの構成は、伝統を崩さずに日常で使える、穏やかで理知的な最終型の姿を映し出しているのです・・・。
クラシック・ミニの最後の年に生まれたこの個体は、単なる最終モデルではなく、40年という時間の積み重ねと、そのすべてを優しく包み込む“終わりの美学”を纏った一台・・・。
その存在が傍にいつもあり、気の向いた時にどんなシチュエーションでも乗り出せる・・・。
人生アゲアゲにしてくれる存在であることは間違い無いことでしょう・・・。
2000年式 ローバー ミニ メイフェア・・・取材後書き・・・
ルーフまで統一されたオールド・イングリッシュ・ホワイトのコントラストがとても素敵な、ザ・ラスト・クラシック・ミニでした・・・。
「低走行だし、ルーフを仕上げて、エンジンルームクリーニングすれば、相当いい一台になるだろうな・・・」そう帰り道に独り言のように呟いていた筆者がおりました・・・。
「本当は手放したないんですよね・・・。」と、大切なミニの方を目を細めて向き合い、一言呟かれた
オーナー氏・・・。
ガレージの中で、時には奥様と一緒にこのクルマに向き合い、作ってこられた思い出も沢山・・・。
思い出に残る河口湖までのドライブの際には、エアコンの効きも良く、走りも快調で「オートマのミニも悪くないな」と改めて実感されたそうです・・・。
「最後のミニで、エアバッグ付きのAT」という安心感が気に入っておられましたが、最近家族構成の変化があり、あまり乗れなくなってしまったとか・・・。
「決して飽きたわけでも、興味がなくなったわけでもないんです・・・。ただ、環境の変化で一度区切りをつけようと思いました」とはオーナー様のコメント・・・。
慎重に、丁寧に選ばれ、そして大切に扱われてきたミニ。
次のオーナー様にも、きっとその思いが伝わる一台になることでしょう・・・。
40年の歴史を経て熟成を極めたクラシック・ミニをオートマチック・
トランスミッションで楽しむ・・・!AT限定免許の方でも深いミニの世界を存分に官能できるザ・ラスト・ミニは、英国の香りがプンプン漂う一
台だった・・・!
是非英国の香りが漂う素敵な最終型ローバーミニ・メイフェアの見学にお越しください。
個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。
本車両購入に際しての自動車税の月割り精算(年額¥39,600)並びにリサイクル預託金精算(¥10,380)は購入者様にご負担お願いしております。
また陸送等は同様に購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の法人業務でも、自社所有積載車でのクラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありましたら是非ご相談ください。
【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両はクラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト「エステートセール・スプレマシー®︎」に掲載されたものです。
至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。
エステートセール・スプレマシー®︎は、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿と動画でご紹介する北米文化エステートセールの日本版です。
現オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも、確実に次の世代に引き継ぐご案内から販売仲介対応をいたします。
過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。
本記事内容は、2025年9月6日(土)晴天下午前9時00分より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様インタビューしたものを元に執筆作成したものです。
かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものでは無く状態等のコメントも、あくまで取材時の天候状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。
掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。
なお個人間での取引となりますので冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提として検討頂けるお客様のみ」とさせて頂きます。
何卒宜しくご検討下さい。

















































