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1991年式

カジバ・モーク

↑↑↑上記アーカイブ動画、是非音声ありでご覧ください・・・。

現オーナー氏27年間所有の2オーナー・93年式カジバ・モークは、
再生への夢をみながらガレージで眠りつづけていた・・・。
「人とクルマの物語・・・」を生み出して来た右ハンドルの
希少個体は、情熱あふれる新オーナー氏の登場を
待つばかり・・・。

第一章
希少未再生フルオリジナルで眠る91年式カジバ・モーク・・・
あと必要なのは再生のための情熱のみ・・・。

今回の取材で訪れたのはオーナー様手作りの素敵なガレージ・・・。

そのガレージで眠っていたのは、ラスト・モークとして英国生まれのヒストリーを持ちながら、イタリア・ヴァレーゼのバイクメーカーとして著名なカジバが生産した、最終進化型ミニ・モークとして僅か3年の間に約1500台しか生産されなかった1991年式カジバ・モーク・・・。

オーナー様お手元の一時抹消登録証から伺えるのは、平成3年に国内新規登録されたE-XKE22の型式を持つ一台で、車体ナンバーTX5XKFP31E8S190083の冒頭TX5XKFPからも、イタリア製・最終ロット・Aシリーズ998ccを載せた、カジバ製最終ロットのモークということがフレームコードからも確認できる・・・、当時はローバー、ミニ、ロータスなどの正規取扱店でもあった、チェッカーモータースが、ミニ派生車のモークも“数十台のみ”という極小規模で、正式に輸入した中の一台です・・・。

 

この大変希少な1991年3月に国内新規登録された最終カジバ・モークは、ファースト・オーナーを経たのち、セカンドオーナーとして現在のオーナー様が1998年3月に購入・・・。今日までの27年間という非常に長い時間、たった一人のオーナー様のもとで大切にされてきた・・・、家族との物語を多数作りながら、フルオリジナルの状態を大切に守られてきたモークだったのです・・・。

 

大変熱心なアウトドア愛好家であり、本格的な登山を楽しまれるオーナー様の格好のパートナーとして、オールシーズン通してのキャンピングだけに終わらず、冬場でも幾多の峠道を超えて目的地へと果敢に向かい、そして無事に帰って来られるという、モーク開発主旨であった本来の英国版万能型ジープとも言える本質を楽しみ、そして随所に刻まれたこのモークとともに越えてきた人生の記憶を共有して来られました・・・。

それは時には冬場のトラブルであったことも・・・。

極寒の峠道でバッテリーがダウンした際、チョークを引き軽い車体を押しながら飛び乗ってエンジン・スタートさせた思い出などなど・・・。実に楽しそうに笑いながらご披露していただき、長く付き合って来られたモークと、このオーナー様ならではできることとして、お話しを楽しく聴かせて頂いたのです・・・。

 

その後ご結婚〜ご家族が増えるなどのライフステージ変化から、2007年に一時抹消され、「いつかまた元気に走らせてやりたい・・・」と願いながらの長期ガレージ保管が始まります・・・。

当初は時折エンジンをかけておられましたが、独立開業なさるなど、お仕事も大変忙しくなり、ここ数年は不動状態に・・・。

つまり・・・、このモークは抹消登録から数えて18年間、ガレージで眠り続けている希少個体なのです・・・。

 

キャブレターがウエーバー・サイドドラフトになっていることが確認できる以外は、内外装ともオリジナルで残るという、改造されることが多いモークの中では大変貴重な一台・・・。

しばらくクランクも回っていないことから、プラグホールからエンジンオイルを差し込み、手で回してみてオイルを汲み上げ、電装系〜燃料タンク〜燃料ポンプのオーバーホールを行い、火を入れてみるのが大前提ですが、そのボディ〜シャーシには大きな錆〜腐食は見られず、オイルパン〜ドレイン部分も乾いた状態で保存されています・・・。

取材時押してみましたが、ブレーキが一部のみ固着している為、前後に動くものの固着のポイントで止まります・・・。

 

幌はかろうじて残っているものの、外して保管してある巻き上げ式のドアは劣化しており、幌が必要とお考えであればこれも交換が必要な部分・・・。

汚れてはいるものの、シートは全席とも破れなどは無く、またフロアも腐食はない状態・・・。

まさに、「いつかは、再び走らせてやりたい・・・」と願い続けられたオーナー氏のモークに対する思いやりが感じられる・・・そんな一台だったのです・・・。

 

複雑な電装制御のない大変シンプルでアナログなネオ・クラシックゆえ、復活までの道筋がはっきりと見える個体なのは、再生プロジェクトとして最適・・・!と思う次第です・・・。

必要なのは、まずキャブレターのオーバーホール、そして燃料系のチェックから燃料ポンプ〜ストレーナ交換・・・、フューエルライン〜点火系の基本整備・・・。

そしてフロントキャリパー・リヤドラムの再生などから始めてみると、再び起こしてあげることは比較的容易と思えます・・・。

 

さらに朗報なのは、カジバ・モークはエンジン・ミッション・サスペンション・ブレーキなど主要機構が クラシック・ミニ998ccであること・・・。国内でも勿論のことながら、イギリスを中心とした豊富なモーク系パーツ供給網が今な多数存在しているということでしょう・・・!

そして・・・!

ワイルドに走行するならパーフェクトなトップレス・スタイルも魅力ですが、必要であればなんと新品の幌(巻き上げドア付きソフトトップ)すらフランスから入手が可能なのです・・・!

“Soft top with doors for Mini Moke Cagiva convertible in black vinyl with black finishes”

※以下安全な外部リンクです

https://www.comptoirducabriolet.com/en/convertible-mini-moke-cagiva-convertible-tops/soft-top-mini-moke-cagiva-convertible-black-vinyl-black-finishes.html

 

車体の素性・・・、錆の少なさ・・・、そしてオリジナルの息遣いがしっかり残る希少最終ロットのカジバ・モーク・・・!

ガレージの中にある「終わらない夢の実現プロジェクト・・・」としてそれはまさに、“再生することそのものを楽しむエンスージアストの理想形” といえるでしょう・・・!

 

インタビューでお聞きしたオーナー様の言葉はどれも、この車に深い愛情を感じさせるものでした。

「シンプルなのでどこに行っても安心・・・、エンジンスタートしなくても押せばなんとかなるといつも思っていた・・・。」

この一言に、自然と共に生き、モークと共に過ごしてきた“人とクルマの物語・・・”が美しく凝縮されていたのです・・・。

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第二章
  ミニ・クーパーを生んだ、鬼才サー・アレック・イシゴニスの
忘れ形見・・・、マーケッティング・マジックが存在価値を変えた
名車カジバ・モークの誕生ストーリーとは・・・

商品がどんなに品質の良いものでも、発表されるタイミングは勿論、ターゲットが定まっていない・・・、ネーミングのキャチーさがない・・・など不運にも全く売れないこともよくあることです・・・。

ミニ・モークはまさに、場所を変え・イメージを変えて大成功した、まさにマーケティング・マジックが生み出した名車です・・・。

それ故に、三十余年前に生産が終わった、このユニークで唯一無二の希少、一度見たら忘れられないクルマは、世界中で愛嬌を振り撒き、今日でも世界中の有名リゾート地において、モークはなくてはならない存在になっているのです・・・。

 

ミニ・モークの最終型となったイタリア製カジバ・モークは、1964年からイギリス・・・、次にオーストラリア・・・、そしてポルトガルで生産が進み、合計5万台以上が生産されたクルマであり、今回ご紹介する最終型は、1991年~1993年のわずかな期間に1500台のみが生産された希少なモデルです・・・。

 

第一次オイルショックに喘ぐ、英国国内環境を乗り越えるために大人4人が乗れるミニマムサイズのミニを生み出した開発した開発者サー・アレック・イシゴニスは、実はミニを開発する以前、主に第二次世界大戦中に数種類の軍用車両をデザインすることに従事していました・・・。

その流れから、戦後においても英国国家防衛の為、政府の要請を受けてBMC(英国自動車公社)が、当時アレック・イシゴニスに依頼したのは、ヘリコプター輸送による軍用展開に適した超軽量車両だったのです・・・。

この特殊車両はエンジン、トランスミッション、サスペンション、ブレーキ、などは、すでに誕生していたミニに搭載されていたものが流用され、その軍用目的から開発コストの削減を図ったのでした・・・。

 

しかしながらこのクルマを軍事目的で使用するには、いくつかの明白な欠点がありました・・・。

ヘリコプター輸送による軍事戦略的には、小型で軽量であるミニの最大の特徴は大きなメリットでしたが、米国製ジープの4WDとはやはり異なり、最低地上高の確保と、フロント・ドライブという4WDでは無いミニの駆動方式からではジープほどの悪路走破性が得られず、数多くの試作と実験が行われたものの、残念ながらこの軍用プロジェクトは失敗に終わり、ミニのラナバウト仕様は軍用車として日の目を浴びることは無かったのです・・・。

 

しかし、BMC社は諦めずに、なんとかこのミニから派生したユニークなクルマを世に出そうと、現代流で言う所の「マーケティング・マジック」を実施します・・・。

軍用車から一転し、このミニのラナバウト仕様に、世界中の万人から愛される願いを込めて「ロバ=モーク」という名称を与え、カリブ海やカリフォルニア・・・、オーストラリア・スペインなどの欧州有名リゾート地に向けてPRを実施し、必ず人気者になると信じて製造を開始したのです・・・!

売る場所を変え・・・、ネーミングまで変えたこのマーケティング・マジックは大成功・・・!

このミニから派生した人類史上初のアウトドア・ラナバウト車、ミニ・モークは、「レジャーカー」として大人気を得ることに成功・・・!

 

1959年から1968年まではBMC(英国国営自動車製造会社)・・・、1968年から1980年代初頭は民営化されたブリティッシュ・レイランド社・・・、1980年から1990年までがBL系列のポルトガル工場Moke Portugalで製造・・・。そしてその後、1990年にイタリアのバイクメーカー・カジバが生産権利と設備を買収し、1993年までの最後の3年間はカジバの名前で生産された後からも、世界中の数え切れないほどのリゾート地や熱帯の島々で、レンタカーやホテル送迎車、そして観光用タクシーとして愛用され、人々をあの独特の“解放感あふれるスタイル”で魅了し続けているのです・・・。

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第三章
最終型91年式カジバ・モーク再生の夢・・・、こんなに楽しいクルマ
そうそうないぞ・・・!筆者の後書き・・・

ガレージで眠る今回の最終型91年式カジバ・モーク・・・

きっと再生への夢を描きながら、情熱溢れる新オーナー氏との出会いを待っていることでしょう・・・。

 

乗ってみると実に楽しいクルマ・・・目くじら立てて駆る必要など全くなく、どこをどう走っていても実にファッショナブルで本当に楽しいクルマです・・・!

ボディの四隅にタイヤを配置する、ミニと同様独特のシャーシレイアウトは、あのミニ独特のカートの様な走りを、存分に味わえるもの・・・!

それに加えて、あの米国軍用車ジープと同様に、不要な部分をとことん省かれた結果、ミニより更に軽量に仕上がったモークの車体は、手で押してもスッと前に進むほど軽く、走りは更に面白いものに・・・!

そしてなんといっても他に類を見ない愛嬌いっぱいのイメージは、見るからに格段の開放感と、ライトウエイトを極め、愉快軽快に走る雰囲気がプンプン伝わってくるのです・・・!

 

ボックス型の広めのサイドシルをまたいで乗り込むのがモークの儀式・・・。

まず気がつくのがミニより遥かにルーミーな広い空間です・・・。

998ccのA型エンジンは、この軽量な車重には十分ホット・・・!

幌なしがデフォルトで十分と思わせてくれるほど、独特の全方位オープンの開放感は抜群・・・!幌も、そして巻き上げ式ドアも、急な天候変化の時のみ使用するのが、最も似合っているモークの乗りこなし方でしょう・・・。

雨天時のみ閉めることはあっても、開けたままで開放感満点にずっと走りたい気持ちに間違いなくさせてくれるのです・・・!

 

過去に数台カジバモークを取材し、乗ってきた筆者の感想ですが、小気味よくスパッと入る、4速マニュアル・トランスミッションを操り、「開放感満点に走る・・・」この車は最高に楽しい乗物です・・・!

「車の運転ってこんなにも楽しい物だったのか!」と、まるで初めてマニュアル車を操った「10代後半のほんのり淡い気持ち」を思い出させてくれる・・・そんな感覚なのです!

四隅で踏ん張るタイヤの存在感を圧倒的に感じながら、シフトアップ〜ダウンをエンジンの回転数にマッチさせて小気味よく走るのは、現代のオートマチックに慣れ親しんだ感とは全く別物・・・。

実に格別の感が込み上げドライブしていて「うふふ・・・うふっ・・・これは楽しい・・・!」と全く意味不明な笑みが自然と込み上げてくるのがモークのドライブ・・・!(笑)

まさに右脳が、そしてクルマ好きの身体が自然とモークと調和し始め、この上ない楽しみを実感しているのを分からせてくれるのです・・・!

 

 

この車が世界の有名なリゾート地、フレンチ・リビエラ、オーストラリアコースト、カリブ海で爆発的な人気を博したのも、そしてかのジェームズ・ボンドやブリジット・バルドーもこの車の虜になったのも十分に頷けます・・・!

それが例え近所の生活道路であったとしても・・・、走り慣れたコンビニまでの僅かな道のりであったとしても・・・、まさにリゾート的開放感を瞬時に味合わせてくれる唯一無二の存在感である事を、乗った誰もが自然と気がつく・・・、それがモークの魅力なのです・・・。

現オーナー氏27年間所有の2オーナー・93年式カジバ・モークは、
再生への夢をみながらガレージで眠りつづけていた・・・。
「人とクルマの物語・・・」を生み出して来た右ハンドルの希少個体は、
情熱あふれる新オーナー氏の登場を待つばかり・・・。

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「モークとともに再生への夢を見る・・・」

情熱さえ心に灯しておけば、きっと唯一無二の最高のガレージライフ・パートナーへなってくれることでしょう・・・。

 

是非、新たな出会いに、オーナー様手作りのガレージまでお越しください・・・。

個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。

本車両購入に際しての、自動車税(抹消中の為¥0)の月割り精算並びにリサイクル預託金(¥9,970)は、ご購入者様にてご負担いただきます。

また陸送等は同様に購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の法人業務でも、自社所有積載車でのクラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありましたら是非ご相談ください。

 

【お問い合わせに際して・・・】

このページの車両はクラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト「エステートセール・スプレマシー®︎」に掲載されたものです。

至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。

エステートセール・スプレマシー®︎は、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿と動画でご紹介する北米文化エステートセールの日本版です。

現オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも、確実に次の世代に引き継ぐご案内から販売仲介対応をいたします。

 

過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。

本記事内容は、2025年9月17日午前10時より、晴天の元、約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと、助手席試乗体験したものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候、状況及び、筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

車両の細かな状態は写真毎に説明があります

上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください
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スペック

車検

一時抹消登録中

走行

74065 km

備考

イタリア製カジバ・モーク最終ロット

チェッカーモータース正規輸入車1991年国内初年度登録

フルノーマル未再生オリジナル・2オーナー車(現オーナー氏27年所有)

右ハンドル/4MT

車体番号 TX5XKFP318S190083

車名 モーク

型式  E-XK22

原動機の形式 A11

記録簿有り

※現在は不動状態

長さ

3370mm

1540mm

高さ

1500mm

重量

740kg

排気量

998cc

222万円