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2014年式

Dallara SF14 Super Formula

車両の細かな状態は写真毎に説明があります

上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください

SF14は「ドライバーの意思に従順で恐ろしく速いマシン・・・」としてデビュー

至高の1/1スケール・カーにするか・・・
それともビッグ・バイクのエンジン搭載で、
プライベート・サンデーレーシングマシンに仕立てるか・・・!?
エンジン・レスのスーパー・フォーミュラマシン、
ダラーラSF14がそのまま購入できる
驚愕事実に脳内アドレナリン全開になる・・・!

目の前にある2018年シーズンまで実戦で戦っていた、ダラーラ社製のSF14スーパー・フォーミュラを前に思わず息を呑む筆者・・・。

スーパー・フォーミュラといえば、かつてのF3000、そしてフォーミュラ・ニッポン・・・と名称こそ変われど、日本最高峰のレース・カテゴリーとして、F1への登竜門と言われた国内最高峰レース・カテゴリー・・・。

世界に通じる「日本最速」を決めるカテゴリーとして、トヨタ、ホンダという世界のジャイアント・ワークスが、最高機密クラスのレース・テクノロジーをNRE規格(Nippon Race Engine)2L直4ターボエンジンに投入するという、まさに最高峰のガチンコ対決・・・!が炸裂するシリーズとして、国内レースファンの最も熱い視線を集めるカテゴリーです。

まさにここは、ジャイアント・ワークスの最高機密の結晶・・・。この目の前のダラーラ・SF14からは、そこにあったであろう、2L直4ターボエンジンとミッションギア・・・そしてECUは取り外された状態・・・。一度覗いて見たかった・・・!このダラーラ・SF14独特の外観状の特徴である、エンジン・ターボ過給機を冷却する目的と言われた“左右チムニー”内も当然の事ながら、最高機密は取り外された後でした・・・。

後継車のダラーラ・SF19へバトンが渡され、最終シーズンとなった2018年まで実戦で戦ったNo.8、ブルーのカラーリング・・・。沙羅双樹の花の色・・・の如く、最高機密事項の全てが取り外された車体を持ってして尚、その全てが生々しく・・・まさにスーパーなオーラを周囲に振りまいています・・・。

想像するには、クルーの方達の懸命なメンテナンスで、実戦を終えてから今日も非常に綺麗な状態でこのSF14は現存するも、車体を高速で撫でた無数の風が作り上げたデカールのパティーナ・・・。強固なカーボンにさえ、高速バトルの名残を残す小さな飛び石の痕跡・・・。そして一番印象に残ったのが、タイトなコクピットの中・・・、ハイノーズの為、足を大きく持ち上げるポジションのフットスペースはまさに戦いの場・・・荒々しい雰囲気が容赦無く残り、実戦車ならではの思わず息を呑む美しさを秘めているのです・・・。

全長 5,268mm全幅 1,900 mm全高 960 mmホイールベース 3,165mm

レーシングシャーシ・メーカー・ダラーラ(イタリア)
により産み出されたSF14・・・

SF14は、2019年シーズンから現在のSF19に受け継がれる以前、2014年からスーパー・フォーミュラで使用されたイタリア・ダラーラ・アウトモビリ社製のシャーシです・・・。ハイノーズにつり下げ型ウイング、大きく絞り込まれたサイドポンツーンなど、モダン・フォーミュラ1デザインを彷彿とさせる空力デザインが目を引きます・・・。

「ダラーラ・アウトモビリ」はフェラーリ、マセラティ、ランボルギーニ、デ・トマソにて自動車設計を歴任した、ジャンパオロ・ダラーラが1972年に設立したF3シャーシコンストラクターです。カーボン成型や風洞実験などの設備投資を、他コンストラクターに先駆け早期から行い、世界各地のF3シリーズへシェアを拡大し、古参のシャーシ・メーカーが撤退する中、日本のスーパー・フォーミュラは勿論、アメリカのインディカー・シリーズを含み、世界のF3の殆どが、ダラーラ社のワン・メイクという市場形成を実践した、強力なノウハウを持つメーカーです。

オーバー・テイクが随所で見られる、レースを大いに盛り上げる演出を求めて、日本レースプロモーションがダラーラ社に求めたSF14の開発コンセプトは「クイック&ライト」でした・・・。

事実、SF14は「ドライバーの意思に従順で恐ろしく速いマシン・・・」としてデビューします・・・。

その速さと言えば・・・、1990年にアイルトン・セナが鈴鹿サーキットで「夢の36秒代・・・」と言われ記録した1分36秒996を、トヨタエンジンを積んだチーム・ルマンのドライバー・ロイック・デュバルが、2013年初のテスト・ランで、いきなり1分36秒475をマークした程・・・。少し前のF1並のとてつもなく速いスピードでコーナーリング・バトルするマシンが、このSF14だったのです・・・!

この原稿を、ここまで興味を持って読み進めて頂けた方の為に、貴方のガレージに入るサイズかどうか・・・シャーシスペック含めてご紹介します・・・。

シャシー ダラーラ社製サンドウィッチカーボン/アルミニウムハニカム構造

サスペンション(前) トーションバー付きプッシュロッド式

サスペンション(リア) プッシュロッド

全長 5,268mm

全幅 1,900 mm

全高 960 mm

ホイールベース 3,165mm

車両重量 660kg

ブレーキ ブレンボ製6ポット、カーボンキャリパー&カーボンディスク

タイヤ ホイール フロント:250/620R13、リア:360/620R13

となっています・・・。

担当ご責任者様によれば、SF14は後継のSF19に共通パーツが多く、その多くが「部品取り車」として使われた為、今日原型を残す状態の良いSF14は殆ど無いとの事・・・。

そうです、すでにお気付きのように、これは実に貴重な個体なのです・・・!

まさにこれは実に貴重な個体です

楽しみ方は無尽蔵・・・
貴方のアイデア次第で、とんでも無く貴重な個体を
生き返らせる事ができる貴重なシャーシ・・・!

冒頭でご説明した様に、現在はエンジン・ミッションギア・ECUなど最高機密のブラックボックスは「大人の事情・・・」で全て取り除かれた状態です・・・。勿論そのような個体がもしあったとしても、マクラーレンのMP4如く、絶対市場には出ない車両・・・、万が一出たとしても、想像を遥かに超えるとんでもない価格になる事は明らかです・・・。

また写真のタイヤは「安全上の観点」から、お客様に新品タイヤを準備していただく事が前提で、付属出来ませんのでご承知置き下さい・・・。こちらに関しては、英国エイボンタイヤなどから、F3タイヤは購入可能です、写真のホイールは付属致しますので、マッチングさせて別途ご購入ください。また陸送時は運送用タイヤを装着して移動いたします。

また現在は、2018年シーズンそのままのロゴが貼ってありますが、お渡し時に「大人の事情・・・」で剥がさなければならないロゴもあります事ご了承ください。

・・・などと様々な事情はあるものの、タイヤをセットすれば即展示可能なシャーシです・・・、ミニカーならず1/1スケールモデルとして大迫力でガレージに飾るのは、何ともダイナミックで男心をグサグサ刺激します・・・。

また、国産ビッグバイクのエンジンをそのまま載せてみる・・・。アリエル・アトムやロータス・エキシージで話題になったスズキ・隼のエンジンを、2機V8でアレンジした400PS、エンジン単体重量91kg、(NREは85kgだったとか)耐久性のある市販カスタムV8エンジンを載せてみる・・・など、夢はどんどん膨らみます・・・!

その先は、プライベートで週末サーキットへ持ち込んだり・・・、クローズドされた公道ヒルクライムにエントリーするなど・・・楽しみ方は無尽蔵と思う次第です・・・。

Cosworth logo on the steering wheel... or is this just another adult thing?

取材後記

プライベートでレーシングマシンを楽しむ・・・

究極の大人の楽しみ提案・・・。欧州などでは、ヒストリック・レーシングカー文化を、老若男女がこよなく愛するのは、観るもよし、参加するもよし、モータースポーツが、スリリングで至高の楽しみと言われる所以にあります・・・。

「エステート・セール®︎」としてこの様な素晴らしい車両を、「新たに蘇らせてくれる、まだ見ぬ新オーナーの元へ・・・」と出品ご依頼頂く昨今、その様な自動車文化の本髄の部分が、モータリゼーションが市場経済主義の塊となった日本においても、是非プライベート・レベルから根付いて欲しいと願うばかりなのです・・・。

ガレージの中にあるのは、一生終わらない夢・・・。

傍にスーパー・フォーミュラがある生活は、脳内アドレナリン発生を程よく分泌し、創造力豊に新オーナー様の人生を大変豊なものにしてくれる事でしょう・・・!

是非、至高の見学に・・・富士山の麓までお越しください。

 

▲このとても素晴らしい「2014年式 DALLARA SF-14 Super Formula」は現在、静岡県にあります。

本車両は、法人様からの出品依頼ですので、表示価格は消費税込み価格となっています。

現地にて、現状渡し条件である事ご了解下さい。 

前提として陸送等は、購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、専門輸送車がありますので

ご希望がありましたら是非ご相談ください。また、移動用タイヤが付属しますので、積載など十分に可能です。お気軽にお問い合わせください。

 

【お問い合わせに際して・・・】

このページの車両は、車の越境ECサイト、「エステートセール®︎スプレマシー」に掲載されたものです。

至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは、

エステートセール®︎スプレマシーは、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿作成でご紹介し、物・心を整理する、北米文化エステートセールの日本版です。

文化も、次の世代への引き継ぎも、何も残らない、二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は、心にしっかり残しながらも、確実に次の世代に引き継ぐ、ご案内・仲介をいたします。

本記事内容は、2021年8月24日午前10時より、約4時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと、頂いた資料、接触体験したものを元に、執筆作成したものです。

非常に限られた時間内での確認につき、状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります事ご承知おき下さい。

また執筆内容に関しては、念入りな海外・国内リサーチを含めて、オリジナルの原稿を執筆しておりますが、現地に赴くなど、裏づけを全て取ってはおりません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候、状況及び、筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や、現車確認のお申込は、このページの一番下よりご連絡下さい。

尚、法人内ご担当者様との取引となりますので、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

スペック

備考

ECU エンジン・トランスミッション・レス車両

長さ

5268mm

1960mm

高さ

960mm