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1991年式
スズキ ジムニー JA11C バンカット
車両の細かな状態は写真毎に説明があります
上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
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シンプルにクルマを楽しむならこれ以上のモノはない・・・!
大地を自由に駆け抜ける喜びに満ちた“漢な4WD”・・・!
ジムニーの完成形と謳われる2代目第3期JA11は、
エンスージアストの傍らに必ず置いておきたいFUNな一台・・・!
突然ですが・・・JA11ジムニーに乗ったことはありますか・・・?
ハイスペックなオンロードとは比較にならない程簡素な構造・・・。今日これ程までにサスペンション技術が発達したモノコックボディ全盛の時代に、あえて今尚“板バネ”を固定軸に使うリジット・アクスル式サスペンションをラダーフレームに搭載・・・、800kgの軽量ボディに僅か2030mmというショートホイールベースと大径タイヤ・・・低速でも粘り強い、非常にタフな657ccロングストロークエンジンにより、驚異的な悪路走破性能を誇り、モデルチェンジが2世代先に進んだ現代でも、クロスカントリー車として使うならば、あえて古いこのモデルに乗り換えるエンスージアストも多数・・・という、これほど面白いクルマがあったのかと“目から鱗”的感動を味わえるのが“2代目第3期JA11ジムニー”です・・・。
軽自動車の規格が改正され、大型化したのに合わせてモデルチェンジが実施された、一つ後期がJB23型・・・。“クロスカントリー車のタウンユース化”というマーケット・トレンドに合わせて近年発表された現行JB64型の時も、横滑り防止機能が法律上義務化された上でモデルチェンジが実施されましたが、本来のこの車の目的である「どんな場所に行っても操縦者を必ず連れ戻す悪路走破性」にポイントを置くと、「ライトウエイト4WDの完成形」として謳われるのがこのJA11型ジムニーです・・・。
圧倒的に電子デバイスの使用が少なく、走行に関わるほとんどの操作がドライバーの手足に託されたJA11型は、4WDトランスファー切り替えも古来のジープ同様“機械式”であり、ホイールハブをフリーにする切り替えでさえダイヤルを手動で回す作業を要する程・・・。この機械に頼らない人力で行うアナログ感は、大きな安心感を操るものに与え、脅威的身体能力は、シンプルかつ軽量という最大の武器を持って、肥大化した後年モデルを尻目に究極のクライム性能を発揮・・・!その独自的稀有な存在は世界中のジムニストの心を掴んで離さない・・・まさにアナログ的究極のライトウエイト4WDなのです・・・。
現代のクルマでは味わえない“自ら操る楽しさ・・・”が理屈抜きに面白い・・・!シンプルにクルマを楽しむ・・・
孤高のアナログ的存在がJA11型・・・
世界的に見ても“ライトウエイト4WD”の存在はジムニーのみ・・・。強度と耐久性を重視したラダーフレームに、低速でもタフで粘り強く、扱いやすいシングルカム・ロングストロークのF6A型657 cc 水冷4サイクル直列3気筒SOHC IC付きターボエンジンを搭載・・・。切り立った岩場や45度近い坂でも軽さゆえに制覇するという、通常の4WDでもあり得ない身体能力を誇ります・・・。
この高い身体能力に加えて、国産ならではの信頼性、低ランニングコスト、購入価格の安さ、部品の入手性の良さ、改造の可能性の高さ、「使えるモデル」の中では孤高のアナログ的存在であることから、クロス・カントリー、ダート・トライアル・・・ゲリラ・トライアルならずとも、全国各地に存在する“地図に無い道”を走破する“林道走行愛好家”にはJA11の選択は常識となっている程・・・。この唯一無二の存在はジムニー誕生50年経過した今日、世界的に愛好家を育み25年ルールを経過した車輌などは、海外から積極的に買い注文が入る程の存在となっています・・・。
「行けるのか・・・?行っても帰れるか・・・?いや行ける・・・!」真のサバイバリストのための4WDがジムニーJA11型なのです・・・!最高の性能を最低のランニングコストで自由に楽しみ、自分自身と挑戦する4WDとして最近では女性の愛好家も多く、エンスーライフの幅を大きく広げてくれる一台はエンスージアストなら傍に必ず一台置いておきたいとっても楽しい一台でしょう・・・。
ガレージには極上のアメリカン・クラシックカーを
コレクション・・・!自由な発想でクルマと共に
人生楽しまれるオーナー様と
1991年式JA11Cバンカットジムニー・・・!
車検用に外したドアはあるものの、潔く取り外したドアにバンカットのリアセクション・・・。如何にも剛性が出ていそうなポイントに取り付けられたロールバーと数インチリフトアップされた車体・・・。メッキ処理された個性的なフロントグリルに熱を逃すために持ち上げられたエンジンフード・・・社外マフラーから響くミッドレンジが効いたサウンドと、実にワイルドな出立ちがグッと男心に響く・・・JA11C(ホロ車)の形式を持つ、このまま“地図に無い林道”に挑戦したくなるジムニーです・・・。
以前にもジムニーを普段使いで乗られていたオーナー様・・・とあることをきっかけに一度手放してしまったものの、やはりジムニー特有の「楽しさ・・・」が忘れられず、数年前に「もう一度JA11型にチャレンジ・・・!」と購入されたのがこの個体でした・・・。
地元の自動車屋の店頭で並んでいた、ほぼこの仕様であったジムニーを見て「これだっ・・・!」と悩まず即購入されたとの事・・・。手元に来てからすぐにドアを外し、天気の良い日などは通勤も含め、普段乗りの一台として積極的に“ジムニーがある生活”を楽しんで来られました・・・。
ここ群馬県は関東平野の最北端・・・周囲を上毛三山に囲まれ、全国的も有名な“地図に無い林道”が多数存在し、全国からジムニストが集まる事で有名な場所ですが、オーナー様はもっぱらメインは普段使いとの事、事実動画でも確認〜紹介しておりますが、下回りなどとても綺麗で錆もなく、カーゴルームからの水抜きの経路と思われるリアエンド下に錆浮と、左側に一部割れが見られる程度で全体的には綺麗な状態で愛用されておられます・・・。
走行動画でもご覧頂けるように、タイミングベルト交換まで終えた車輌は現在機関絶好調・・・!始動性もよく、一切ムズカることもなく、実にオープンエアな走行を楽しめる仕様になっています・・・。
不具合箇所としては、積算計は大丈夫なもののトリップメーターがロッドをプッシュしてもゼロに戻らない事がある事・・・。燃料ゲージに少々“クセ”があるとの事、満タン時は問題なく作動するのですが、燃料残量80〜60%付近でゲージがゼロを表示、そこを越えると60%から以下は表示するとの事です・・・。
またドライバー・シートには社外バケットシートが入っているものの、ナビシートはオリジナルが装着・・・、このオリジナル・シートに全天候型ジムニーとしてはお決まりの“破れ”が見られます。また聞かないもののラジオは動かない・・・との事でした・・・。
いかにも自分でクルマを操っているという感覚が素晴らしく、例えるなら初めて遊園地のゴーカートに乗った感覚がいつでもフラッシュバックする“あの楽しさ”・・・!この感覚は、電子デバイスで制御される現代のクルマでは絶対味わえない感覚・・・!と、「ジムニーがある生活」を楽しんでこられたオーナー様でしたが、今回断腸の想いで、増えすぎたガレージのクルマを減らす決意をされ、掲載するに至りました・・・。
普通ではつまらない・・・というエンスージアストの皆様にはぴったりのワイルドな個体です・・・。気になるところはDIYで直し、技術さえ身につければ、このまますぐにでも“地図に無い林道”にチャレンジできそうな個体というのが嬉しいところ・・・。
是非オープンエア感満載の貴重なJA11Cで「ジムニーのある生活」を楽しんで頂ければと思います・・・。
1991年式 JA11Cジムニー取材後記・・・
ミッドレンジの効いたサウンドが刺激的・・・アクセルレスポンスよく、きびきびと走破する姿がとっても好印象なジムニーでした・・・。
同じオープンエアでドアさえないモデル・・・として、スーパー7を長らく経験した筆者ですが、オンロードとオフロードの根本的な違いや、アイポイントの高さの違いは去る事ながら、ライトウエイトを駆使し“自由に大地を駆け抜ける喜び感”は全く同じ・・・なのです・・・!
あの素晴らしい感覚が手軽に味わえて、セブンではあれだけ気にしていたコンビニ段差どころか、切り立った岩場も気にすることなく走破できれば、なんと楽しいことだろう・・・!と、取材後気が付けば、林道走行のメッカ地元群馬県溝呂木の動画を数本確認し、JA11ジムニーの魅力を改めて確認した筆者がおりました・・・。
世の中の流れで、自動ブレーキシステムなど様々な安全装置や、EV化が進む昨今にあり、人が自由に操る内燃機を積んだ乗り物としては、まさに最後の傑作かもしれません・・・。
この「最高の道具」に、これからもう二度と造られることは無い・・・という大きな価値観と魅力を感じざるを得ない取材でした・・・。
「シンプルにクルマを楽しむならこれ以上のモノはない・・・!大地を自由に駆け抜ける喜びに満ちた“漢な4WD”・・・!ジムニーの完成形と謳われる2代目第3期JA11は、エンスージアストの傍らに必ず置いておきたいFUNな一台・・・!」
是非ワイルドで疾走感溢れる見学に、群馬県までお越しください・・・。
このとても貴重で素晴らしい
「1991年式 スズキ ジムニー JA11Cバンカット」は
現在群馬県にあります。
▲個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。
本車両は購入に際しては、自動車税の月割り精算並びに、リサイクル預託金のご負担をお願いいたします。
【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両は、クラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト、「エステートセール®︎スプレマシー」に掲載されたものです。
至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは?!
エステートセール®︎スプレマシーは、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿作成でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。
文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。
本記事内容は2022年4月26日15時より約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと頂いた資料、また試乗体験したものを元に執筆作成したものです。
限られた時間内での確認につき、状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります事ご承知おき下さい。
また執筆内容に関しては、念入りな海外・国内リサーチを含めてオリジナルの原稿を執筆しておりますが、現地に赴くなどの裏づけを全て取ってはおりません。状態等のコメントもあくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。
掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込は、このページの一番下よりご連絡下さい。
尚、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。
何卒宜しくご検討下さい。