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1958年式

トライアンフ TR-3A

飾らないシンプルさと、前輪を持ち上げ大迫力で疾走する、
ストイックなイメージが堪らない魅力のトラサン登場・・・!
BRGに輝く58年式の個体は外装リフレッシュ済みの一台・・・!
中古並行輸入後36年間ワンオーナーのトラサンは、
まさに人生上がりの一台だった・・・!

フロント・ホイールの山から大きく下がりこみ・・・、肘の位置でボトムラインを描き・・・、リア・ホイールからテールエンドまで、もう一度隆起し流れるようなラインを描くTR-3(トラサン)の唯一無二なボディ・デザイン・・・。

戦前オープン・ホイーラーから受け継ぐ、デザインの名残が大きく影響した、この流麗・豊満なボディラインも、その後60年代に入ると、「生産効率の良い工業製品はこうでなくちゃ・・・」と言わんばかりに・・・、軒並みストレートでスレンダーなラインを描く様に変更を余儀なくされる・・・。

TR-3は当時の工業製品としてのデザイン変遷を読み解く上で、非常に貴重なボディ・ラインを呈し、今尚、全世界のエンスージアストの心を掴んで離さない一台です・・・。

戦勝国アメリカでの膨大なスポーツカー需要に恩恵を受け、生産台数58286台の内、実に90%が北米大陸に渡ったと言われるTR-3Aも、信頼できる英国の情報筋の話では、60年以上経過した今日、現存するのは全世界で9500台程・・・。状態の良い個体などはとっくに「収まる所に収まった・・・」という感満載で、昨今、状態の良い個体など滅多に出てこない・・・まさに「絶滅危惧種」と思われる種です・・・!

英国ライトウエイト・スポーツカー好きの中でも、あえてトラサンはやはり特別な存在・・・。

本場英国のヒルクライムレースなどで今尚疾走するトラサンは、もともとホイール・トラベルの上下幅が限られた為、非常にハードなコーナーリング時において、ダイナミックにイン側のホイールを持ち上げ、外側リア・タイヤへの荷重負担から、急激なオーバーステアが発生するのを、まさに“力でねじ伏せて・・・!”ダイナミックにコーナリングする姿など迫力満点で、堪らない魅力があります・・・!

レーシング・スクリーン仕様でイタリアンバルケッタ如く、クラシック・スポーツな雰囲気に仕立て上げ・・・、ウイークエンドの早朝にワクワクしながらガレージから引っ張り出し・・・、走り慣れた近所の峠道を気軽に散歩するなど、エンスージアストにとって最高で堪らない(!)イメージですが、トラサンのシンプルな魅力は、それだけにはとまらないのが実に良い所・・・!

60年以上前の実にシンプルなライトウエイト・クラシックならでは、スペック云々全く関係なく・・・、堅牢な4気筒OHVエンジンを毎日掛け、普段の買い物や通勤、そして帰りのコンビニ立ち寄りまで気軽に使ってしまう・・・、使えてしまう懐の深さ・・・。何気ないライフスタイルをシンプルに飾る魅力・・・が実に絵になる一台でもあります・・・。

トライアンフの伝説を全世界に広めたクルマ・・・
英国製スポーツカーの聖地、コベントリーで生まれた
トライアンフ TR3とは・・・

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トライアンフTR-3は、1955年〜1962年の僅か7年間に生産された、非常にスパルタンなドライビング・エクスペリエンスを乗り手に与える、数ある1950年代の英国スポーツカーの中でも、とびっきりの魅力に溢れた1台です・・・!

トライアンフの伝説を全世界に広めたヒット作、「トラサン」を語る上で、先代トライアンフTR-2抜きには語れません・・・。

当時モーガンの買収に失敗したトライアンフは、既存の部品を使いトライアンフ独自のスポーツカーを開発しようと試みます・・・。BRMのテスト・ドライバー、ケン・リチャードソン氏の協力を得て、1952年に先代TR-2が発売になると、小さなロードスターは早速北米で支持を受けます・・・。そして1955年、シンプルなラダーシャシー、スタンダードバンガード由来の堅牢なエンジン、トライアンフ・メイフラワーの改良型サスペンションを搭載し、まだスモール・マウスながらも新しいグリル、そしてパワーアップを経て、大きく進化を遂げたモデルとしてTR-3は誕生します・・・。

1956年、トライアンフTR-3は、ガーリング社製の11インチ・フロント・ディスク・ブレーキを標準装備した初の英国製市販車となり、アマチュアやプロのレース界で大きな人気を得ます・・・。そして1957年には大掛かりなモデルチェンジが行われ、フルワイドのフロントグリルが特徴的なTR-3Aが登場・・・。それまでの「スモールマウス」グリルは、パーキング・ランプとバンパーオーバーライダーの補強を組み込んだ「ワイドマウス」バージョンに変更され、ヘッドランプは低くなり、ノーズパネルからわずかに引っ込んでいる意匠に変更・・・。リアウインカーはセパレートタイプに・・・、ドアとトランクのハンドルはロック式が装備・・・、サイドカーテンは取り外し可能なプレキシガラス製に変更されました・・・。

さらにインテリアでは、背もたれの厚いシート、ダッシュパネルやドアパネルの意匠変などが行われ、この機能的モデルチェンジを経て、その人気は確固たるものへ変化・・・。1961年まで販売されました・・・。

TR3は全シリーズにおいて74,800台が製造された人気のあるモデルであり、その今尚変わらぬ普遍性は、全世界のエンスージアストの心を掴んで離さないモデルなのです・・・。

36年前に海を渡り、日本へ入ってきた個体・・・
その後36年間ずっとワンオーナーで大切に乗られ、オリジナルが
色濃く残るも、外装リフレッシュ含めて各部のブラッシュアップが
施された大変美しい一台・・・!

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数年前に外装リフレッシュが行われ、出来立ての状態から少し落ち着いたBRG(ブリティッシュ・レーシング・グリーン)が実に目に優しいTR-3Aです・・・!

聞けば、中古平行で昭和62年に海を渡り、日本に来た直後から36年間・・・ずっとワンオーナーの元で、大切に可愛がられて来た一台との事・・・。確かに随所に愛情と手を掛け、オリジナルを周到しつつもツイン・ウエーバーに換装するなど、走りを意識し、アップグレードが施された一台となっています・・・。

当時オプションであった15インチX4.5インチ・48本スポークのセンターロック式ワイヤーホイールを履き、オリジナルのフロント・ウインドウ・シールドの内側にはブルックランズ製の古典的レーシング・スクリーンが装着されており、ボルトオンで簡単に脱着可能なフロント・ウインドウ・シールドを取り外せば魅惑の古典的スタイルへと簡単にトランスフォームできる嬉しさがあります・・・!

58年式の特徴の黒・赤のエンブレム・・・特徴的なワイドフロントグリル〜オーバーライダー付きメッキバンパーまで・・・、65年の歴史を感じない程、見事な状態は素晴らしいの一言・・・。勿論外装には傷・凹み、またドレイン詰まりが原因で引き起こすサビなど見られず、大変素晴らしいコンデイションを呈して、筆者の目前に優雅に佇みます・・・。

シックなBRGに見事なコーディネートを見せる、タンカラーのインテリアも上々の状態・・・!オリジナルとお見受けしましたが、ヤレ感を感じない非常にフレッシュな印象が、この個体の65年間のストーリーを物語っている様です・・・。

局面ガラスを纏ったイエーガー製のクラシックな計器類は眺めているだけでも嬉しくなる美しさ・・・、一番左にスミス製の手巻き時計がありますが、この時計のみ不動との事・・・パネルから取り外してオーバーホールし、また取り付ける楽しみが、次のオーナー様に残っている所です・・・!

ウインカーとハザード・・・、そしてクーリング・ファンスイッチがそれぞれ後付けで追加されている様子・・・。その他の古典的プッシュ・スイッチなどは、文字の消え方などからもオリジナルとして残っており、各部しっかり稼働するのがとても嬉しい所です・・・。シートもオリジナルと思われますが、しっかりとした座り心地の座面など、流石になんだかの手は入れられている様子・・・、またリアの蓋付収納BOXは手作りとの事です・・・。

オーナー様のドライブで、北アルプスの絶景を背景に・・・、
しばしトラサンの魅惑のドライブに連れて行って
頂きました・・・!

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肘の部分が低く下がった独特のドアに手を掛け軽いドアを開け、魅惑のトラサンに乗り込みます・・・。足をまっすぐ伸ばしステアリングを抱える、古典的ブリティッシュスポーツのドライビングポジションや、手を伸ばすと地面に触れそうなほど、スポーティなポジションは、スーパーセブンと同様なほど・・・。手を伸ばせば反対側のドアまで簡単に手が届くプリミティブなサイズは、ライトウエイトスポーツカーそのもの・・・!やはりワクワクする楽しさがあります・・・!

イグニッションオン〜電磁ポンプオンと共に、クラシカルなプッシュスターターをアクセルパーシャルで押すと、ツイン・ウエーバーでマネージメントされた1991ccのOHVエンジンは、荒々しいサウンドを立てて目覚めます・・・!ばらつきのあったエンジンは、少しの暖気と共に粒の揃った安定したサウンドにスムーズに移行・・・とても良く整備された個体であることがよく分かります・・・。

スタートしてみると・・・これがまたダイナミックでクラシカル・・・!なるほどトラサンの魅惑の走りはここから生まれるのかと思うほど・・・!ダイナミックなサウンドを楽しみながら、小気味よく、実にカチッと決まるショート・ストロークのシフトレバーを操作・・・!3速で豪快にひっぱり・・・!4速に入れ、通常の公道での速度域の流れに乗ると・・・!まさに目から鱗的・・・実に豊かな味わいのある・・・なんともスムーズな走りを披露してくれるのです・・・!

現代のタイヤ(ヨコハマ・GTスペシャル・クラシック、155/80R15)では轍にとられることも多少ある・・・とはオーナー様の談ですが、そこはステアリングが暴れることもなく、そこには全世界のスポーツカー乗りが愛した、あのトラサン・ライドがあると感じました・・・。

牧歌的に乗ってもこれは楽しいだろう・・・、峠に持ち込みジムクラーク気取りでダウンヒルを少々無理して攻めれば・・・これはまたとっても楽しいだろう・・・!とニンマリ心から思った次第です・・・。

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1958年式トライアンフTR-3A 取材後記・・・

取材では、皆様大変な車歴の強者・・・!でおられますが、数年前より我が家の教育相談含めて、大変お世話になっている、このオーナー様のご武勇伝も錚々たるもの・・・!

国産車では当時物のギャランGTOに始まり、ハンドメイド117クーペ、そしてベレットGTまで・・・!時間軸を同じくしてフラット4の魅力にどっぷり浸透され、生涯乗られたビートルだけでも15台・・・!その後、フラット6に昇華されたのは言うまでもなく、80年代の911SからカレラCS・・・そして911ターボへと・・・クルマの魅力の真髄を、酸いも甘いも知り尽くされた、その生き方からとても人間力溢れる大変魅力的なオーナー様です・・・!

「いつか乗ってみたい・・・」ずっと憧れてきた50年代古典的スタイルの結集が、トラサンであったとの事・・・、前述のこの個体を36年間ワンオーナーで大切にされてこられた前オーナー様が、ご高齢の為、手放されると聞かれるや否や、是非にと引き継がれたとの事でした・・・。

引き継ぎに際して65年のトラサンの歴史と共に受け取られたのは、巻末写真にある36年間ワンオーナーの歴史そのものとも言える膨大なパーツの山・・・。取り外し交換した部品も含まれますが、これらも全て次のオーナー様に引き継がれます・・・。

ダイナミックで古典的なトラサンライドを、北アルプスの麓で楽しんで来られましたが、人生ライフステージの変化は誰にも、予告なしに訪れるもの・・・。

憧れのトラサン・・・長年の想いが叶い、手に入れたものの諸般のご事情でやむなく、まだ一年にも満たない僅かな期間でおられるのですが・・・、まさに断腸の思いで手放すことを決意されたとの事でした・・・。

飾らないシンプルさと、前輪を持ち上げ大迫力で疾走する、ストイックな
イメージが堪らない魅力のトラサン登場・・・!BRGに輝く58年式の個体は
外装リフレッシュ済みの一台・・・!中古並行輸入後36年間ワンオーナーの
トラサンは、まさに人生上がりの一台だった・・・!

36年間・・・手懐けてこられ、仕上がったトラサン・・・これからどんな魅力的人生をどんなオーナーと過ごしていくのだろう・・・。

是非、目から鱗の50年代古典クラシックカー体験に・・・長野県・北アルプスの麓までお越しください・・・。

この大変素晴らしい「1958年式 トライアンフ TR3」は
現在、長野県にあります。

個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。

本車両購入の為の諸費用、リサイクル預託金は(未預託)の為かかりませんが、自動車税の月割り精算(年額¥45,400)のみのご負担をお願いいたします。また陸送等は購入者様の方でご手配をお願いいたします。

【お問い合わせに際して・・・】

このページの車両は、クラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト、「エステートセール®︎スプレマシー」に掲載されたものです。

至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。

 エステートセール®︎スプレマシーは、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿作成でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。

文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。

本記事内容は、2023年5月18日13時より、晴天の元、約3時間の取材時間の中で、試乗体験〜オーナー様へのインタビューしたものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

車両の細かな状態は写真毎に説明があります

上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
写真をクリックして説明と共にご覧ください
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スペック

車検

令和5年10月

走行

18315 miles取材時表示 (不明とします)

備考

左ハンドル 4MT

国内初年度登録 昭和62年2月

中古並行輸入車 国内36年間ワンオーナー車

型式 不明

車体番号 東[41]745東

車体#TS39422L0

原動機形式 TS

外装数年前レストア済み美車

内装オリジナル

長さ

3820mm

1420mm

高さ

1280mm

重量

740kg

排気量

1991cc

出品地

長野県