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1982年式
イノセンティ・ミニ・デ・トマソ
↑↑↑上記アーカイブ動画、是非音声ありでご覧ください・・・。
ミニ・クーパーの栄光をもう一度・・・!デ・トマソが70年代後半に本気で作った小型ラテン・スポーツの名車が日本国内にワンオーナーで現存した・・・! 希少82年式イノセンティ・ミニ・デ・トマソは、機関レストア済みで乗る者を魅了する・・・!
第一章
43年間所有、一人のオーナー様の人生を豊に彩った一台・・・。
82年式イノセンティ・ミニ・デ・トマソ、直近レストアの
詳細について・・・。
第二章
英国Miniの心臓と、イタリアBertoneのボディ、そしてDe Tomasoの
情熱・・・。類い稀なる時代の交差点で誕生した、
イノセンティ・ミニ・デ・トマソの軌跡・・・
サー・アレック・イシゴニス氏が生み出した史上最も影響力のある自動車ミニ・・・。
タイヤが四隅に張り出した小さなボディに大人4人が余裕で乗れるという独特のパッケージングは、BMCが1959年に発表した途端世界中から大絶賛で迎え入れられます・・・。
大胆にフロント・ホイール軸上真上にトランスミッション一体型エンジンを横置きするレイアウトは、ルーミーな空間を与え、まさにアレック・イシゴニス氏が時代のトレンドセッターとなった瞬間でもありました・・・。
通常のサスペンション・スプリングを開発時偶発的に発見したラバーコーンに変更したダイレクトな走行感こそミニの醍醐味・・・!
四隅にタイヤを配してまさにレーシング・カートの如く走行し、車体最前方のエンジンがもたらすアンダーステアを、4速トランスミッションを駆使したスロットルワークで、ワインディングなどタイトなコーナーを斧でぶった斬る様にクリアする時のワクワク感など他のクルマでは絶対味わえないものがあります・・・!
その乗り手の血を沸騰させるスポーティーな本質は、本場英国よりもラテンブラッドが熱いイタリアでこそ適していたのかもしれませんね・・・!
事実、1959年発売後世界的に大ヒットとなったADO15ミニMK1のコンセプトは、1965年にはイタリア・ミラノにおいてもイノセンティがミニ850としてノックダウン生産を開始した程人気でした・・・。
1947年創業、第二次大戦前は鋼管で知られた機械メーカーであったイノセンティは、戦後スクーターの製造を経て1961年より本格的な自動車の生産始めたメーカーでした・・・。
優れた技術力が評価され当時の英国国営企業BMCは、イノセンティにミニ・・・、アレグロ・・・、オースチン・ヒーリーのイタリア版を生産するライセンスを供与・・・。
ミニに限ってもその後ミニ1000・・・、ミニ・クーパー・・・、ミニ・クーパー1300・・・などをイタリア現地調達のボディ・シェルとパーツ類を使って本国のものとは異なるモデルを生産し続けました・・・。
その後オイルショック背景に大排気量車が軒並み冬の時代を迎える中、小型車製造というビジネスモデルは順調に成長を続け、イノセンティは1970年代初頭にはフィアットに次ぐ第二位のイタリア国内販売台数を誇るまでに成長した程です・・・。
世界的脅威であった第一次オイルショックは英国経済に大打撃を与え、英国国営企業であったBMCは、社内競合を起こす程まで増えたブランドの過剰並立に加えて、過激なまでに膨らんだ労使紛争の長期慢性化と、それに伴う製品の品質悪化もが引き起こした業績低下に実質的倒産を果たし、ブリティッシュ・レイランド(BLMC)へと民営化していたタイミングでした・・・。
このイタリアでの小型車販売実績の好調ぶりをブリティッシュ・レイランドが放って置く訳はありません・・・!
この小型車製造を次なるビジネスチャンスと捉えたブリティッシュ・レイランドは、1972年にはイノセンティを完全買収するのですが、この歴史的背景が半世紀経過した今日じっくり観察してみると、この事実こそが、英伊のハイブリッドとも言える独特のカラーを持つイノセンティのアイデンティティを生み出した元となるのです・・・。
当時の英国産の低迷を背景にイノセンティが手がけたイタリア製モデルの数々は、構造的にも内装面でも明らかに品質を上回っていた程・・・。
このタイミングで既に1959年の衝撃的であったミニのデビューから10余年を経過していたデザインは、(最終的になされなかったものの・・・)モデルチェンジのタイミングと考えられ、その新型ミニ・デザイン刷新プロジェクトは、イタリアのベルトーネ工房・マルチェロ・ガンディーニの元へ託されます・・・。
そうして生まれたのが・・・、1974年に登場した3ドアハッチバックの最新型、998ccエンジン搭載の「ミニ90L」と1275ccエンジン搭載の「ミニ120L」という70年代を象徴するハッチバックを持ち、直線基調の非常にボクシーなデザインを纏ったスーパー・ミニの2台・・・。
外観やインテリアなどはラテン・ブラッドそのままながらも、エンジンルームには英国製の見慣れたOHVエンジンが鎮座するラバーコーンの足回りを持つスーパー・ハイブリッドな一台が誕生・・・。フランスをはじめとしたヨーロッパの小型車市場において大いに受け入れられ、より高い販売台数を記録したのです・・・!
その後も英国の国家的経済危機が上向ことは無く、ブリティッシュ・レイランドは1975年に倒産へと追い込まれ、皮肉にも今日レアなビンテージカーを生み出すドラマを再び生み出します・・・。
当時のウイルソン首相と英国議会は小型車市場において好調だったイノセンティをも手放すことを決議・・・、そこに買収の手を挙げたのがイタリア・モデナに本拠地を置く、アウトモービリ・デ・トマソの経営者、アルゼンチン出身のイタリア人・アレッサンドロ・デ・トマソでした・・・。
アレッサンドロ・デ・トマソ氏は技術者でも、新事業を積極的に立ち上げることに野心を燃やす実業家でもなく、レーサーとして腕を鳴らしたスポーツカーが大好きな実業家で知られ、1959年のデ・トマソ創業後もひたむきフォーミュラ・マシンの自社製作に熱意を傾けた人でした・・・。
そのアレッサンドロ・デ・トマソ氏は、1963年から400台生産したデ・トマソ・ヴァレルンガ・・・、1971年から6128台生産したデ・トマソ・パンテーラ・・・、など記憶に残る名車の数々を生み出しますが、大排気量のスポーツカーが逆風を受け、製造元が軒並み倒産した70年代オイルショックを背景に、小型車生産に活路を見出し、イノセンティを再び英国から買い戻し、1970年代から1980年代にかけて事業拡大という経営方針を打ち出したのです・・・!
その時、時代が求めたのはまさに小型車・・・。
しかしスポーツカーが大好きだったアレッサンドロ・デ・トマソ氏が作りたかったのは、小さくても魂を揺さぶるスポーツカーでした・・・。
その熱意が1975年までブリティッシュ・レイランドのライセンス下で生産していたベルトーネ・デザインのミニ・クーパーの完全復活だったのです・・・!
その心臓部には、FIAホモロゲーションモデルとして世界中のエンスージアストを熱狂させた、ブリティッシュ・レイランド製1275cc Cooper S A型エンジンが搭載され、小さなボディからは想像も出来ない俊敏なレスポンスと、高回転まで一気に吹け上がるスポーティなキャラクターを実現・・・!
このホットなパワーユニットこそ、ミニ・デ・トマソ最大の魅力であり、世界中のMiniエンスージアストを今なお惹き付け続ける理由なのです・・・!
外装にはまさにエアダムとも言えるダイナミックな造形のフロント・バンパーを備え、さらにオーバーフェンダーで武装し、燃費や排ガス規制をものともしない軽量で速いクルマ・・・、エンスージアストが心底ホットな走りを楽しめるイノセンティ・ミニ・デ・トマソを76年に発表・・・、翌1977年から売り出したのです・・・!
1982年末にはそれまでのBL製1275ccクーパーS A型エンジンから、ダイハツ製3気筒エンジンへ・・・、特徴的ラバーコーンも一般的なサスペンション形状へと変更されネーミングも変化・・・。よってこのラテン・ブラッド純血種であるイノセンティ・ミニ・デ・トマソは実質的には1982年式が最終年度となります・・・。
それから既に40余年経過し、類い稀なる誕生背景を持ったイノセンティ・ミニ・デ・トマソが貴重なビンテージ〜ネオ・クラシックへと完全昇華を果たした今日、ベルトーネ・デザインのボディ・・・、デ・ドマソのスポーティな思想・・・、そして英国Mini由来のホットなA型エンジン・・・。
この三つが奇跡的に重なって生まれた純血ラテン・ミニだからこそ、世界中のエンスージアストが探し続ける一台となったのです・・・。
第三章
機関良好で実にドライブが楽しいクルマ・・・!
82年式イノセンティ・ミニ・デ・トマソ取材後記・・・。
個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。
本車両購入に際して自動車税(年額¥39,600)の月割精算並びにリサイクル預託金精算(¥0未預託)はご購入者様にてご負担いただきます。
また陸送等は同様に購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の法人業務でも自社所有積載車でのクラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありましたら是非ご相談ください。
【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両はクラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト「エステートセール・スプレマシー®︎」に掲載されたものです。
至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは。
エステートセール・スプレマシー®︎は、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿と動画でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。
文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。
過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。
本記事内容は、2026年5月2日晴天下13時より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様インタビューしたものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものでは無く状態等のコメントも、あくまで取材時の天候状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。
掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。
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